安本晴翔が国内トップ選手たちと拳を交えてきたウィサンレックと対戦
2020年9月12日(土)東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の追加対戦カードが発表された。REBELS-REDフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)が、ウィサンレック・MEIBUKAI(MEIBUKAI)と対戦する。
安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。2019年2月にシュートボクシングのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月のREBELSでは栗秋祥梧を破りREBELS-REDフェザー級王座を戴冠。
8月のKNOCK OUTでは古豪・駿太、10月のKNOCK OUTではWBCムエタイ日本統一フェザー級王者・新人を初回KO。11月のイノベーション岡山大会ではプレム・T.C.ムエタイも初回KOで下してWPMF世界フェザー級暫定王座を獲得し三冠王に。2月のKNOCK OUTでは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位ダウサイアム・ノーナクシンからも勝利を収めている。戦績は16勝(6KO)1敗2分で現在6連勝中。
国内の王者クラスはほぼ総なめにした感があり、かと言って今この状況ではタイからトップ選手を連れてくる事は難しい。そこで白羽の矢が立ったのが『最強先生』こと、ウィサンレックだ。
ウィサンレックはルンピニースタジアムでフライ級とバンタム級の2階級制覇を成し遂げ、ムエタイ時代のゲーオ・ウィラサクレックにも2度勝利した実績を持つ。ムエタイで300戦近いキャリアを持ち、トレーナーとして来日後も勝利を収めていたが、2017年8月の『KNOCK OUT』で那須川に3RでTKO負け(ヒジありルール)を喫した。
今年6月のRISEでは鈴木真彦の強打で3Rにマットに沈められているが、今回はヒジあり・首相撲ありの得意分野。本人もこのルールなら自信満々のようで、安本晴翔退治を実現し、名誉挽回するつもりだ。
フェザー級ヒジありルール国内最強の呼び声も高い安本が、その実力を証明するのか。それともウィサンレックが本領発揮で「ムエタイ強し」を改めて見せつけるのか。
<決定対戦カード>
▼57.5kg契約 3分3R・延長1R REDルール
安本晴翔(橋本道場/REBELS-RED フェザー級王者)
ウィサンレック・MEIBUKAI(MEIBUKAI)