(C)ゴング格闘技
修斗の名物企画「インフィニティリーグ」がリスタートする。
2020年はバンタム級で開幕した同リーグだが、新型コロナウイルス感染拡大の波を受け、2試合を消化した時点で一旦中止に。188日ぶりに観客を入れて開催される8月1日(土)の後楽園ホール大会から再開される。
リスタートの口火を切るのが石井逸人(勝ち点2/TRIBE TOKYO M.M.A.)と、小野島恒太(勝ち点2/Combat Workout Diamonds)の一戦。早くも優勝候補の2人が激突する。
バンタム級転向以来、快進撃を続ける石井だが、同日にはフライ級からのライバル・田丸匠が安藤達也との環太平洋バンタム級王座決定戦が行われる為、ここで負ける訳にはいかない。まずはリーグ戦を全勝で制し、チャンピオンシップへのアピールに出来るか。
対する小野島は2012年に行われたインフィニティリーグ以来2度目の参戦となり、前回は本戦でドローとなるもエキストララウンドで僅差の判定で優勝を逃しており、今回は何がなんでも優勝したいところだろう。
共にグラウンドでのトップキープから相手をドミネートする展開を得意としており、勝敗のカギを握るのはどちらが先にテイクダウンを奪うか。非常に高いレベルの組みの展開が繰り広げられる事が予想される。
リーグ序盤で優勝候補筆頭の2人の激突となるが、両選手共に判定勝ちが多いのが気になるところだ。ここで2勝目を挙げることは後半戦に向けて大きなアドバンテージとなる事は間違いないが、インフィニティリーグは「より早く相手を倒す」のが醍醐味だ。1ラウンドでKOか一本をとれば勝ち点4ポイントが入る為、他の3選手にもまだまだチャンスはある。
1年を通して行う全選手総当たりの過酷なインフィニティリーグ。2020年はコロナの影響で通常は年末に行われる最終戦が来年3月に行われることとなった。コロナでの延期が吉と出るのは誰だ? そして、優勝に大きく近づくのは石井か、それとも小野島か。
【新たに決定した対戦カード】
▼インフィニティリーグ2020 バンタム級 5分2R
石井逸人(勝ち点2/TRIBE TOKYO M.M.A.)
小野島恒太(勝ち点2/CombatWorkoutDiamonds)
【既報カード】
▼THINKS INTERNATIONAL Presents
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦 5分3R
黒部三奈(マスタージャパン)
杉本 恵(AACC)※インフィニティリーグ2019王者
▼環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦 5分3R
田丸 匠(同級1位/NASCER DO SOL)
安藤達也(同級3位/フリー)
▼フライ級 5分3R
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(世界ストロー級7位/和術慧舟會GODS)
黒澤亮平(世界ストロー級8位/パラエストラ松戸)
▼ウェルター級 5分2R
宮路智之(パラエストラ松戸)
飯田建夫(フリー)