MMAレフェリーのパイオニア、ビッグ・ジョン・マッカーシー氏による競技オフィシャル(招待者限定)向けのMMAルール講習会「Bellator MMA Presents COMMAND MMA TRAINING SEMINAR」が2019年12月27日(金)、都内にて行われる。
同講習会は「Bellator MMA」主催で、日本MMA審判機構(JMOC)が全面協力の上、日本で初めて開催されるもの。
マッカーシー氏は、米国でMMA審判養成機関であるCOMMAND(Certification of Officials for Mixed Martial Arts National Development)を主宰しており、JMOCのHPでは、マッカーシー氏がCOMMANDの冒頭にて、「私は選手たちに責任を負っています。選手たちがしていることを知らない人間をケージに入れることはできません」と語っていることを紹介。
さらに、「仕事は選手を守ることです。選手のために正しいことをしなさい。ファンをハッピーにするためではありません。選手への思いやりと彼らが経験していることへの思いやりをもつことが審判にとって重要です。彼らをケアすることが仕事です。誰もがMMAのすべて知ることはできません。見たことも聞いたこともないことが常にありえます。このスポーツは急速に進化しています。あなたは、それと共に進化するか、遅れていくか、どちらかです」と受講者に語っているリポートを掲載している。
今回の受講対象は、競技オフィシャル(招待者限定)のみとなっているが、12月29日の「Bellator JAPAN」&12月31日の「RIZIN.20」に向け、続々と選手・関係者が来日しており、ホイス・グレイシーらレジェンド選手によるセミナーなども開催が予定されている。
また、12月29日(日)10:30~17:00(予定)と12月31日(火) 13:00~19:00(予定)には、北岡悟と村田夏南子が参加する「BELLATOR JAPAN / RIZIN.20『緩急走』体験会」、オフィシャルファンクラブ用の2ショット撮影会なども決定しており、今後の公開行事にも注目だ。