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【REBELS】ぱんちゃん璃奈とMISAKIが“女の意地”で激しい対抗意識「絶対に勝つ」

2020/07/13 07:07
2020年8月30日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.65』の記者会見が、7月13日(月)都内にて行われた。  会見には今大会のダブルメインイベント第1試合で【創世のタイガ presents】REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争う、ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と元J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI(TEAM FOREST)が出席。  勝者にWINボーナス20万円を贈呈する『創世のタイガ』作者である森恒二氏も会見に出席し、「私も心待ちにしていました。いよいよ実現することで心が躍っています。キックボクシングの女子はレベルが高くて注目度も高い。その中で両選手は本当に華やかでレベルも高い。歴史あるREBELSの初代王者にはこの2人がふさわしい」と挨拶。  ぱんちゃんは「試合が延びてしまって最初は“うーん…”って感じでしたが、伸びたおかげでパワーアップして勝率は上がっているので自信しかないです。彼女を倒す練習だけしかしていないので、相手は気持ちが強いと思いますがテクニックが勝つところを見せたいです」と、2月に発表され当初は4月に行われるはずだったこの試合が決まってから、ずっと打倒MISAKIのために時間を費やしてきたという。  MISAKIも「4月から8月まで延びてしまって本当にやるのかなと思ったこともありましたが、やっと決まって嬉しく思います。延びた分、私もいい練習ができているので楽しみで仕方がないです。当日はもの凄い試合をお見せできると思うので楽しみに待っていてください」と、延期されたことでこの試合へ向けての練習が十分にできたとした。  ぱんちゃんは「今回は正直、KOにこだわってないです。彼女に勝つことです」、MISAKIも「もの凄く手強い相手だと思っています。過去たくさん試合をしてきたけれど、その中でもやりづらい相手だと思っています。勝つ練習をしているので、私もKOにこだわっているわけではないですが、必ず勝てる練習をしているので勝てると思います」と、両者とも“おんなの意地”でKOよりも絶対に勝つことを優先させたいと激しく火花を散らす。  REBELSでは初となる女子のメインイベント。ぱんちゃんは「最初の頃は試合をするたびに『私がしていいのかな』と思っていたんですが、今は自信をもってダブルメインでやらせていただきます。去年はファイターとしてのキャリアがなかったんですが、たくさん経験させていただき成長させてもらったので、キャリア関係なくメインをはらせていただきます」と胸をはる。  MISAKIは「私は逆にJ-GIRLSで王者にさせていただき防衛に失敗し、昨年のGirls S-cup(7月)では筋断裂して1年間試合から遠ざかっていて、必要とされているのか、忘れられちゃうのかって思っていたんですが、こんな華やかな選手が出てきてくれて私と対戦してくれるのはありがたいとの想いと、こんな注目カードでメインでマッチメイクしていただいて感謝しかないです。まだ格闘技業界で必要とされたい、目立ちたいと思っているので、このチャンスを逃さずにしっかりつかんでまた輝きたいと思います」と、時折声を震わせながら約1年ぶりの復帰戦への想いを語った。  どんな試合を見せたいかとの質問には「私っていつも2カ月ペースで試合していて、試合へ向けての練習が1カ月ちょっとしかできなかったんですが、今回は半年できました。MISAKI選手が猪突猛進なので私もパワーで勝ちたいと最初は思ったんですが、会長がテクニックで行けば勝てると言ってくれたので今はテクニックを重視しています。落ち着いて対応できる練習をしているので、パワーもスピードも上がっていますが、頭を回転させる練習を頑張っているので、頭を使えば負けないと思っています」と、テクニックと頭を使った戦い方でMISAKIを攻略するとした。  対するMISAKIは「1年前から森谷さん(SB統括本部長)から技術がなさすぎると心配してもらっていたので、技術をつける練習も少しずつしています。でも、やっぱり気持ちで勝つ、下がらずに勝つ。気持ちの部分を会長が教えてくれているので、見ていて気持ちがいい、応援したくなる試合を見せつつも、さすがに技術を少し付けた試合をしたいと思います」と、持ち前の気持ちの強さに技術をプラスしたスタイルで行くと宣言。  この日は両者ともノースリーブで、よくトレーニングしていることがうかがえる筋肉質の腕を伸ばしていた。そのことを聞かれるとぱんちゃんは「MISAKI選手はパワフルな選手だと思いますが、私もこの3年間フィジカルを鍛えているので、フィジカルでも負けない。私の方が勝っていると思います」、MISAKIも「なかなかいい腕をしていると思いますが、私も苦しい練習をしているのでその成果を試合で見てもらえたらいいなと思います」と、こちらでもバチバチの対抗意識を燃やしていた。
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