会見で話す榊原CEO(左)。朝倉未来は弟・海(右)とRIZIN全体のサポートに回る
2020年7月9日(木)、RIZINが都内で会見。8月9日(日)と10日(月・祝)に横浜「ぴあアリーナMM」にて開催する『RIZIN.22』『RIZIN.23』の一部対戦カードを発表した。その会見後、榊原信行RIZIN CEOがカコミ取材に応じた。
前回大会となる2020年2月22日『RIZIN.21』浜松大会でメインイベントを務めた朝倉未来(トライフォース赤坂)は、「榊原社長ともいろいろ話をしました。このクラウドファンディングに自分なりに協力できればと思っています」とのコメントを出しており、改めて榊原CEOに聞くと「未来は今回は出ません。ちょっとヒジを怪我しているのも含めて。我々のミライが続いていくとするならば当然今回全力でカードを組むこともだし、さらにこの先の9月とか12月を見据えて怪我をしている選手に無理はさせられない。本人的には弟にとって大一番なので、弟のセコンドに就いてしっかりベルトを巻かせたいということも含めてあります。未来に関して言えば戦うこと以外のRIZIN全体をブームアップする、解説席に座るとか彼が選手ではないことに協力してもらおうと思っています」と、やはり今大会ではサポートに回ると説明。
那須川天心(TARGET/Cygames)に関しては「天心は可能性はあると思っています。7月12日のRISEさんの試合の結果いかんかなと。当然そこで怪我を負うようなことがあればだし。間隔が1カ月切ったタイミングにはなるので。いずれにしても可能性はあるかなと、RISEさんサイドとは話をしているところです」と、出場する可能性があるとした。
加えて「山本アーセンと大雅も参戦させたいと思っています。本人からも了解をもらっているので。来週中には追加カードとして、4試合ずつくらいのカードを対戦順も含めて出せるくらいのスピード感で決めたい。アーセンは入国できます。ただ2週間の自宅待機が求められます。山本美憂選手は国籍がカナダなので難しいと思います」と話した。
「試合数としては8試合から多くて9試合。トイレ休憩をするとトイレで密になってしまう。だから3試合ごとに休憩をとるのか、ノンストップで好きな時にトイレへ行っていただくのか、これからの検証で決めようと思っています」と両日とも8~9試合で行うとした。