ONE Championshipが3月1日、ヴィトー・ベウフォートと契約したことを発表した。
1996年10月「SuperBrawl 2」でプロデビューしたカーウソン・グレイシーの黒帯ベウフォートは、MMA26勝14敗1NC。1998年10月の「UFC Brazil」でヴァンダレイ・シウバを44秒TKOに降すと、2004年1月「UFC 46」でランディ・クートゥアーにTKO勝利し、UFC世界ライトヘビー級王座を獲得。また、1999年4月の「PRIDE.5」で桜庭和志と、2011年8月「 UFC 133」では秋山成勲とも対戦している。
2018年5月12日の「UFC 224」でリョート・マチダと対戦し、左前蹴りでKO負け。オクタゴンにMMAグローブを置き、引退を表明していた。
ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは、ベウフォート参戦について「ヴィトー・ベウフォートをONE Championshipファミリーに迎え入れることを非常に嬉しく思います。レジェンドであるヴィトーはMMAで最もビッグネームの一人です。そして、ONEが南米に拡大するとき、私たちはベウフォートという選手がいることに興奮しています。複数の階級で世界王者になったヴィトーは、成長を続けるONE Championshipエリートアスリートの一員となりました。彼の爆発的な力と彼のエキサイティングなノックアウトをONEのケージの中で見ることが待ちきれません」とのコメントをプレスリリースで発表。
また、ヴィトーは「私は19歳の時からこのスポーツに参加し、その成長と進化を直接目にすることが出来てとても幸運でした。この素晴らしいチャンスにとても感謝しています。ONEは格闘技の本拠地であり、私は世界で最高の格闘技ファンの前でONEの世界王者になることを計画しています」と意気込のみを発表している。