4月12日(金)、フィリピン・マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで開催される「ONE:ROOTS OF HONOR」にて、ONE世界ストロー級王者・猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)の初防衛戦が決定。挑戦者は前王者ジョシュア・パシオとなり、猿田はパシオの地元フィリピンでダイレクトリマッチに臨む。
また、同大会のメインイベントとして、ONE世界フェザー級選手権試合も決定。王者マーチン・ヌグエンに、ジャダンバ・ナラントンガラグが挑戦する。
▼ONE世界フェザー級(※70.3kg)選手権試合 5分5Rマーチン・ヌグエン(王者/ベトナム)ジャダンバ・ナラントンガラグ(挑戦者/モンゴル)※元王者
▼ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合 5分5R猿田洋祐(王者/日本/和術慧舟會HEARTS)ジョシュア・パシオ(挑戦者/フィリピン)※前王者※猿田は初防衛戦
猿田とパシオは1月19日のインドネシア・ジャカルタ大会で対戦。王者パシオの大きな打撃に対し、再三のテイクダウンから攻撃の姿勢を見せた挑戦者・猿田が判定2-1で勝利し、ベルトを獲得した。しかし、ニアフィニッシュの点でONEのチャトリ・シットヨートンCEO&チェアマンは、猿田勝利に疑問符をつけるなど、評価が割れる内容となっていた。
今回の再戦はパシオの地元フィリピンで行われることもあり、パシオの攻撃に大きな声援が送られることになる。それに後押しされたパシオがどんな力を発揮するか。猿田はその環境のなかで、前回よりさらに明確なダメージをパシオに与える必要がある。
フィリピン最強軍団としてベルトを次々と獲得していた「チームラカイ」の王座陥落劇が続くなか背水の陣に臨むパシオと、鈴木隼人の欠場から、針の穴に糸を通すようなチャンスをものにしてきた猿田。ベルトを再び腰に巻くのはどちらか。