キックボクシング
インタビュー

【RISE】チャンヒョン・リー「KNOCKOUTから試合間隔は短いけど問題ない。RISEでファンでもある裕樹選手を倒します。梅野源治選手とはお互い勝ち上がって闘おうと誓い合いました」=3.10「RISE WORLD SERIES 2019」-61kgトーナメント

2019/02/24 11:02
キック史上初!? 同時期にふたつの団体で開催されるトーナメントに出場することになったチャンヒョン・リー。2月11日のKNOCK OUTライト級アジアトーナメントでは決勝進出(4月29日vsヨードレックペット)を決め、ホームであるRISEの-61㎏級世界トーナメント一回戦では裕樹との再戦も実現する。「前回同様、KOで倒す」と意気込むチャンヒョンは、梅野源治と互いに勝ち上がって(準決勝は7月21日大阪・エディオンアリーナ第1競技場。決勝は9月16日幕張メッセ・イベントホール)3度目の対戦も誓い合ったという。「1日も休まないつもり」──26歳のチャンヒョンは前人未踏の2大トーナメント制覇を狙う(聞き手=布施鋼治)。 ──2・11KNOCK OUTのライト級アジアトーナメント準決勝では森井洋介選手をKOに葬りました(後日、この試合で森井はアゴを骨折していることが判明)。続いてエントリーしている3月10日のRISE WORLD SERISE-61㎏級トーナメントまでインターバルは短いけどコンディション調整は問題ない? チャンヒョン(日本語で)大丈夫です。 ──過去こんなに短いインターバルで試合をした経験は? チャンヒョン もっと若かった新人の時、2週間間隔で試合をしたことがあります。 ──続いて4月29日にはヨードレックペットとのアジアトーナメント決勝戦も控えています。日本での試合続きで韓国で試合をする機会がなくなってしまうのでは? チャンヒョン 韓国には自分の実力に見合った相手がいません(キッパリ)。それにいま韓国でキックボクシングは低迷期なので、なかなかチャンスを掴むことはできません。──RISEの-61㎏級世界トーナメント一回戦は裕樹選手との再戦になりました。 チャンヒョン 私は裕樹選手のファイトスタイルのファンでもあるので、彼の癖や戦略もよく知っているつもり。再戦でも問題なく勝つでしょう。──前回(2017年7月17日、RISE118で実現。2R、チャンヒョンがアッパーと左フックで3ノックダウンを奪いKO勝ち)と同じような試合展開になる? それとも全く異なる試合展開になると予想する?チャンヒョン 初対決の時より自分はもっと成長している。今回もKOで勝ちます。──裕樹選手の得意技でもあるローキックの打ち合いになったら?チャンヒョン ローキックで蹴り合いになるかもしれないけど、そうなったらローキックだけではなく、自分が試合でよくできることをやろうと思っています。──一回戦を勝ち上がると想定したら、準決勝は誰と闘いたい? チャンヒョン さきほど控室で(同じBブロックにいる)梅野源治選手と「お互い勝ち上がって闘おう」と誓い合いました。──梅野選手とは過去1勝1敗。もし実現すれば、ラバーマッチということになります。現在の梅野選手ともし闘わば? チャンヒョン でも自分は若かった時よりもっともっと強くなっている。だから前回よりもっと面白い試合ができる自信があります。──トーナメントでほかにやりたい選手は? チャンヒョン 誰でもいいので、決勝に上がってくる選手とやりたい。自信あります(日本語で)。──トーナメントまでどんな調整を? チャンヒョン 海外修行するより韓国で自分が所属するジムで戦略的な準備をしてきます。──森井戦からどの程度休息をとってから練習を再開する予定? チャンヒョン 1日も休まないつもりです(取材は森井戦の直後)。責任を持って、RISEのトーナメントを盛り上げるようにしたいです。
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