K-1K-1
K-1
ニュース

【KHAOS】デビュー戦で注目集める古宮晴に、目黒翔大は「相手への期待感を覆す」=K-1選抜vs格闘代理戦争

2020/04/03 16:04
2020年4月4日(土)東京・新宿FACEで開催される『KHAOS.10』の前日計量&記者会見が、4月3日(金)都内にて13:00より行われた。  毎回大会テーマが定められるK-1 JAPAN GROUP第3のブランドである『KHAOS』。今回は2019年9月の『KHAOS.9』に続いて、K-1選抜vs格闘代理戦争選抜の対抗戦が行われる。1月18日にゲーオーズの優勝で幕を閉じた『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』に出場した選手たちの中から7人が選ばれ、格闘代理戦争チームを結成。迎え撃つK-1選抜は、K-1アマチュア・K-1甲子園・K-1カレッジの優勝者から7人が選ばれた。なお、今大会は新型コロナウイルスの影響で無観客大会として行われる。  メインイベント(第7試合)の大将戦スーパー・フェザー級で対戦するK-1選抜・目黒翔大(優弥道場/第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス -60kg優勝)はリミットちょうどの60.0kg、格闘代理戦争選抜・古宮晴(昇龍會/SKR連合)は59.8kgで計量パス。  生まれつき耳が聞こえない聴力障害というハンデを持ちながら、1回戦で史上初の3人抜きに成功した古宮。準決勝でも2人抜き、決勝でも1勝をあげて合計6連勝を飾って(7戦目で判定負け)注目のプロデビュー戦を迎える。 「計量終えて今はホッとしています。明日は無観客ですがしっかりアツい試合をして、カメラの向こうに見せられるように頑張りたいと思います。相手の印象はやはり身体がデカいなって。筋肉もあるな、強そうだなと思いました。どれだけアツい試合をしてAbemaTVで見てもらえるかなので、しっかりいい試合にしたいと思っています」と意気込む古宮。  プロデビュー戦を迎えるにあたって「今までのアマチュアの試合とは違って1秒たりとも気が抜けない試合なので、目黒選手も強いですし、しっかり映像を見ながらどこに隙があるかを見つけて、対策をいっぱい考えて練習してきました」とこの日に備えてきたという。「明日はしっかり盛り上がってアツい試合をしてこれから期待される選手になりたい」と、この先につながるデビュー戦にしたいと話す。  対する目黒は『格闘代理戦争 4thシーズン』の卒業生で、『KHAOS.9』での対抗戦では代理戦争チームとして出場。第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス -60kg優勝者で、プロ戦績は1勝(1KO)1敗。格闘代理戦争の先輩として古宮を迎え撃つ。  目黒は「計量が終わってやっと明日試合する権利を得ました。明日は無観客試合になりましたが、AbemaTVの画面の奥で見ている皆さんに、世の中が大変な状況になっている中で試合をさせていただくのでパワーを与えられるような試合をして絶対に勝ちます。古宮選手は前回横に並んだ時に横幅があるなって印象があったんですが、今日見てだいぶ絞ってきたなと思いました。明日どう変わるかは分かりませんが、変わっても自分のやることは変わらないです」とコメント。  今回はテーマがあるといい「自分らしい戦いをするのはもちろんのこと、今まではまずは奇麗に戦うことが一番にあったんですが、そうではなくてガチャガチャにも戦えるし、前までの自分とは違うようなモデルチェンジした自分を見せたいです。画面の奥で見てくれている皆さんに、前回から変わったなと。こう変わったな、もっとこういうのがあるんじゃないかといろいろな期待をさせるような試合がしたい。今までは綺麗にというのを意識しすぎていたんですが、ガチャガチャでも戦える、綺麗にも戦えるようにしてきたので、今までとは違う自分を見せたいと思っています」と、様々な戦い方ができることを見せたいとした。  相手が『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』で番組MVP級の活躍を見せた古宮であることについては、「このカードが発表されて、SNSで凄い反響があって。古宮選手と自分がやるのかってコメントを見ていて、相手の方に期待感があるのは見ていて分かりました。それを覆すつもりで自分は思いっきり戦うだけです。むしろそういう反響があったことで逆に燃えていますね」と反骨心を燃やす。  対戦カード発表記者会見では、両者とも「大将戦まで対抗戦は3勝3敗になってくれたら盛り上がる」としていたが、古宮は「前は3勝3敗がいいと言ってましたが、今は自分の試合だけに集中しています。大将戦の意気込みは、この大会の最後を締めるのでこの大会をやってよかったという盛り上がりで終わらせたい」と、自分のことだけに集中したいとする。  一方、目黒は「自分は前回言ったように3勝3敗で来てくれた方が(笑)。緊張はそんなにしないですね。むしろ楽しめるんじゃないかって。3勝3敗で来ても自分の試合に集中するだけなので、3勝3敗できたら盛り上がるんじゃないかって楽しみですね」と、対抗戦の勝敗が大将戦に持ち込まれて欲しいとした。  また、目黒は「コロナの影響で大変なことになっていますが、自分はアツい試合をしてパワーを届けられるように精一杯頑張って勝ちたいと思います。この髪のように真っ赤に燃えて、凄いパワーを届けられるように頑張りたいと思います」とメッセージを送った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント