RIZINは4月2日(木)19時より、榊原信行CEOによる会見を公式YouTube LIVEで生配信。4月19日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催予定だった『RIZIN.22』の横浜大会の中止を発表した後、今夏に“格闘技のメガイベント”を開催したいとの希望をぶち上げた。
榊原CEOは「次の目標は夏。少なくとも4月、5月、6月は大会を開催しません。ひとつの提案として今日、皆さんにご提案したいのは今年の夏、残念ながら東京オリンピックが中止になりました。スポーツに限らずなかなか未来へ向けて明るい話題がない中で、できれば夏に格闘技界みんなが力を合わせて、ある意味で東京オリンピックの弔い合戦になるような、格闘技のメガイベント、真夏の格闘技の祭典になるようなイベントを。これは今年のスケジュールでは予定していなかったんですが、あえてコロナで戦う時間を充電期間にして、コロナが収束した時にスタートを切れるような、苦しい時間を夏にファンの皆さんの知恵やひょっとしたら皆さんの経済的支援をいただいてでも夏に大型のイベントを開催することを企画・提案したいと思います。メガイベントをファンの皆さんと我々主催者と選手で作る、その準備に入りたいと思います」と、格闘技界とファンが力を合わせてのメガイベントを開催したいと提案。
2002年8月28日にK-1とPRIDEが手を組んで開催したメガイベント『Dynamite!』は旧国立競技場に91,107人を集めた「東京オリンピックが2週間予定されていたわけですが、延期になった穴を埋めるような、非オリンピック競技として格闘技の力、格闘家たちの志ある選手たちの戦う姿を通じてスポーツの素晴らしさを世界に発信していくことが格闘技にはできると思っています。コロナが終息に向かって皆さんと選手の安全が確保できる中で準備を進めていきたいと思います」と、新型コロナウイルスの感染が終息に向かうことが大前提ながら、ファンからもクラウドファンディングなどで資金を募り、他団体にも協力を呼び掛けて夢の格闘技イベントを開催したいとした。