2020年3月22日(日)、さいたまスーパーアリーナにて開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~」に出場予定だったアダム・ブアフフ(モロッコ ※vs武尊)、キム・フォーク(スウェーデン ※vs林健太)、ニコラス・ラーセン(デンマーク ※vs和島大海)が新型コロナウイルスの影響等で来日不可能となり、同大会の欠場が決定。対戦カードが以下に変更となった。
▼【株式会社フュディアルクリエーション Presents】スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R武尊(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)ペッダム・ペットギャットペット(タイ/ペットギャットペットジム)
オーソドックス構えのペッダムは、競り合いの試合が多いスタジアムマッチではなく激しい試合が好まれるムエタイのテレビマッチで活躍し、BBTVスタジアム認定フェザー級王座に就いた選手。その打撃で相手を斬って縫った針の数により、スポンサーから賞金が受け取れる試合にも出場するなど、攻撃的なファイトスタイルと負けを恐れず前に出る気持ちの強さが売りのファイターだ。勝負どころでラッシュをかける武尊に強気で応戦するのは必至。激しい打ち合いが予想される。
武尊は、今回の対戦相手変更について、「対戦相手が変わったことは残念で、何よりタイトルマッチがなくなったことが悲しいですが、こういう状況もプラスに変えていけるように、今回の相手に集中して必ず勝って次に繋げます。みんなにパワーを与えられる試合を見せるので応援よろしくお願いします」とのコメントを発表。
対するペッダムは、「初めてK-1に出場して、チャンピオンのタケルと試合することを嬉しく思っている。もともと3月に予定されていた試合が流れてしまったので、どこでも誰でもいいから、試合がしたかった。タケルの映像を少し見たけど、パンチと気持ちが強そうだから、打ち合ってみようと思っている」と、打ち合い上等のコメントを主催者を通して発表している。
◆ペッダム・ペットギャットペットPETCHDAM PETCHKIATPETCH(※動画では青グローブ着用)所属:ペットギャットペットジム95.8.16生/タイ・チョンブリー出身/24歳/168cm/オーソドックス/140戦92勝(15KO)46敗2分/タイトル歴:元タイ国BBTVスタジアム認定フェザー級王者
▼スーパーファイト K-1ライト級 3分3R・延長1R林 健太(日本/FLYSKY GYM)朝久泰央(日本/朝久道場)
朝久は福岡在住で、兄・朝久裕貴と共に兄弟で活躍するファイター。2018年12月のK-1大阪大会では元Krush王者の安保璃紅に勝利し、現在3連勝中だ。無尽蔵のスタミナから繰り出す攻撃と変幻自在のファイトスタイルでK-1王者・林健太にどう挑むかが注目の一戦となる。
◆林 健太「ファイターは戦うことが仕事」
「ファイターは戦うことが仕事やから、朝久選手、自分と戦ってくれてありがとう。対戦相手も何度か変更になったけど変わらず応援よろしくお願いいたします!」
◆朝久泰央「『いつでも、どこでも、誰とでも!』が朝久道場スタイル」
「急なオファーでしたが、試合が決まって嬉しいです。ウズウズしています。『いつでも、どこでも、誰とでも!』が朝久道場スタイルなので いつでもバッチリ練習しているし、仕上がっています。対戦相手の林選手は熱い気持ちのこもったパンチを打つチャンピオンで、いいパパという印象です。当日は朝久泰央の試合が一番面白かったと言われるように 暴れ回りたいです。会場へ来られる方も生中継で観戦される方も ドキドキわくわく、楽しみにして下さい」
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)3分3R・延長1R和島大海(日本/月心会チーム侍)アワターン・トー.モースィー(タイ/トー.モースィージム)
アワターンはムエタイの中量級トップファイターでWPMF世界スーパー・ウェルター級王座、WPMF世界ミドル級王座、TOP KING世界 -70kg王座と三つのタイトルを獲得している。強靭な肉体を誇り、全身で相手に突っ込むような突貫ファイトを信条としているだけに、強打者・和島大海との一戦はKO必至の激闘が予想される。
◆和島大海「相手が変わっても僕が勝ってベルトを巻く」
「ニコラス・ラーセン選手と試合が出来なくなったことは残念に思います。でもK-1では過去に急に変更になった外国人選手がめっちゃ強いことがあったので、気を引き締めたいと思います。直前で対戦相手が変わりましたが、このまま自分のコンディションをしっかり整えて試合するだけです。相手が変わっても僕が勝ってベルトを巻きます。応援よろしくお願いします」
◆アワターン・トー.モースィーAVATAR TOR.MOSRI所属:トー.モースィージム93.9.27生/タイ・サラブリー出身/26歳/170cm/オーソドックス/126戦81勝(14KO)42敗3分/タイトル歴:WPMF世界ミドル級王者/WPMF世界スーパー・ウェルター級王者/TOP KING世界 -70kg王者
「急に日本から試合の話が来てビックリした。ただ、そういうことは過去にもあったし、いつも外国人と試合しているので、すぐ試合に向けて気持ちを切り替えた。トーナメントの選手たちは、みんな私より大きいようだけど、ムエタイの“チャイスー”で優勝を狙う。日本のファンがみんな驚くような試合をしたい」