TETSU(左)と林が対戦、フェザー級戦線で頭角を現すのはどっちか
2020年4月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.113』の追加対戦カードが、3月12日(木)都内で行われた記者会見で発表された。フェザー級でTETSU(月心会チーム侍)vs林京平(湘南格闘クラブ)が決定。
TETSUは2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、佐野天馬、伊澤波人を破って頭角を現した。3連勝で2019年6月、江川優生の持つKrushフェザー級タイトルに挑戦したが、江川の剛腕の前に1Rでマットに沈んだ。続く11月のK-1では斗麗に敗れ、連敗中。戦績は7勝(2KO)3敗。
林はBigbangライト級王座を保持するが、K-1 JAPAN GROUPでの試合では林健太、小澤海斗、大岩龍矢といった強豪たちとの試合が多く6勝11敗1分と大きく負け越している。前戦は2月大会でスーパーアンジをKOした。これにより、林のここ7戦は勝っても負けての全てKO(2KO勝ち、5KO負け)という戦績に。
今回からフェザー級に階級を下げる林は「自分なんかとの試合を受けていただきありがとうございます。TETSU選手は自分の感覚ではフェザー級で江川選手の次に強いかなと思っているので、ここで勝てばKrushのベルトを獲ると決めていてそれが実現できるかなって思います」と、Krushとの二冠王を狙う。
TETSUは「強いって言っていただいてありがとうございます。試合が決まると毎日が格闘技でいっぱいで、ビタミンCが入った飲み物を飲んだりとか、毎日が楽しいんです。次、負けたら3連敗なのでそれだけは絶対に阻止します」と連敗脱出を誓う。
お互いの印象を聞かれると「気持ち強くて何でもできる選手」(林)、「とにかくめちゃめちゃカッコいいなと思っていて。でもファイターとしての印象は倒せるし、倒されてでめちゃめちゃ面白い選手だと思っています」(TETSU)とそれぞれ評する。
TETSUは「前回の試合も倒せる気満々でいたんですが、あまり上手く行けなくて。今回から新しいところを取り入れて新しいTETSUを見せたいと思います」と、新生TETSUを見せるとする。対する林は「TETSU選手は強いけれど勝てない相手じゃない。頭の中では勝っています。それを試合当日に動けるように1カ月半練習するだけです。勝って、Krushのベルトを巻けそうなのは林だと思われるようにします」と、イメージではすでに勝っているとした。
▼Krushフェザー級 3分3R・延長1R
TETSU(月心会チーム侍)
林 京平(湘南格闘クラブ)
▼Krushスーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
蒼士(昇龍會)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
▼Krushスーパー・ライト級 3分3R・延長1R
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
大泉 翔(昇龍會)
▼Krushライト級 3分3R・延長1R
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
▼Krushライト級 3分3R・延長1R
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
志村力輝(兼清流総本部)
▼Krushスーパー・フェザー級 3分3R
小久保裕気(AX GYM)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
▼Krushバンタム級 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)
▼Krushバンタム級 3分3R
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)
玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)