NJKF関西を背負う北野(左)が、中野椋太に勝ち健太と引き分けたチョ・ギョンジェと対戦
2020年3月22日(日)大阪市・旭区民センター大ホールで開催される『NJKF誠至会主催興行~NJKF2020 west 3rd~』の対戦カードと試合順が発表された。
メインイベントは、誠至会のエース北野克樹が、韓国のチョ・ギョンジェ(JUNG WOO GYM)を迎え撃つ。
北野の戦績は現在24戦16勝(8KO)8敗。昨年6月の『火の国格闘伝説 LEGEND 9』(熊本)ではマサ佐藤(名護ムエタイスクール)と対戦して得意の足技でマサ佐藤のパンチを封じ判定3-0で勝利、WBC日本統一スーパーライト級王座に加え、ICO認定インターコンチネンタルスーパーライト級王座を手にした。
対するチョ・ギョンジェは、韓国のMAX FCを主戦場とする韓国のトップファイター。昨年9月のNJKF大阪大会では、NJKFウェルター級王者の中野椋太(誠至会)からフルマークの判定勝利をおさめ、続く11月の後楽園ホール大会では、『ONE』でも活躍するWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)と対戦して引き分けており、日本のリングでも高い能力を示している。
北野は「NJKFには俺がいる。中野椋太の仇は俺が討つ。俺が必ず倒す!」と、打倒ギョンジェに燃えている。
ギョンジェは「格闘技ファンの皆様こんにちは。チョ・ギョンジェです。昨年9月を始め3度目のNJKFに挑みます。いつもチャンスを下さるNJKFの主催側に感謝の言葉をお伝えします。私はいつもチャンピオンとの対戦を楽しんでます。相手の北野克樹選手はムエタイスタイルで凄くいいキックと熟練した動きを持っています。それに備えて私も毎日練習に勤しんでいます。エキサイティングな試合を楽しみにしてください。今回の試合で勝ったら次はNJKFタイトルマッチに挑戦したいです」と、この試合に勝利し、NJKFのベルトを狙うと宣言。
セミファイナルでは、NJKFフェザー級王者・松本龍斗(京都野口ジム)が、交流戦として元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・伊仙町典久(BLA-FREY)と対戦する。
松本は、昨年12月8日のBOM(東京・ニューピアホール)で佐野貴信(創心會)の持つWMC日本フェザー級に挑んだが判定3-0で敗れた。
対する伊仙町は、昨年7月5日の『RISE 133』で宮崎就斗(TARGET)と対戦し、判定3-0で敗れている。
ともに復帰戦となる両者の交流戦、このカードも団体の意地のぶつかり合いになりそうだ。
その他、第9試合の洋輔YAMATO(大和ジム)と龍威地(ARENA)によるウェルター級次期挑戦者決定トーナメント1回戦、そして第8試合の泉丈成(誠至会)と甲斐元太郎(理心塾)によるスーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント1回戦などを含む、全11試合が発表された。
オープニングファイトでは、アマチュアキックボクシングNEXT☆LEVEL提供試合「関西タイトルマッチTOP☆RUN」が6階級で行われる。