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【Krush】横山朋哉、井上尚弥の本に影響を受ける「また面白そうな本があれば買いたいです」

2020/02/25 15:02
【Krush】横山朋哉、井上尚弥の本に影響を受ける「また面白そうな本があれば買いたいです」

19歳にして読書に目覚めた横山。熱闘を制して今後に期待が高まる

2020年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.111』の一夜明け会見が、25日(火)都内にて行われた。

 第6試合のスーパー・フェザー級戦で中島千博(POWER OF DREAM)との熱闘を判定3-0で制した横山朋哉(リーブルロア)が会見に出席。この試合は大会ベストバウトとの声も高い。


「とにかく試合が楽しかったことしか覚えていません」と横山。「中島選手は蹴りが重たかった。打ち合いにも来てくれたので3Rはめちゃくちゃ楽しかったですね。強いのは分かっていたので練習でも気合いが入っていましたし、期待通りの強さでした」と中島の強さを称える。

 3Rは逆転を狙う中島に厳しい局面も迎えたが「最後は行くしかないと思って、中島選手も来てくれたからよかったですね。最後はダウンだと思ったけれど、とりあえず勝ててよかったです」との決断が勝利を呼び込んだ。


 中島とは「またやるんじゃないですかね。また上がってくると思うので。負けねえぞって。また面白い試合ができると思う」と、いつか再戦の機会が訪れる予感も。

 K-1 JAPAN GROUPでの初黒星となった前回8月の朝久泰央戦から「練習メニューはそんなに変えていませんが、練習中は笑顔を忘れずにやっていました。あとは気持ちを強く持っていたのでメンタル強化と笑顔を忘れずに」と、メンタル面での変化があったのだという。

「武尊選手が試合中に笑顔で楽しそうじゃないですか。それに、つらい時こそ笑顔っていうじゃないですか。つらい時こそ笑顔で楽しめればと思って、楽しめばつらくないので、楽しくやろうと意識していました」と、練習を楽しむようにした。


 前日の会見では、人生で初めて自分で購入した本だという井上尚弥の『勝ちスイッチ』を試合まで読むと話していた横山。

「まだ全部読んでないですが、最初のところを読んで、試合中冷静にを意識しているらしくて僕もそうだなと意識して、焦らないことを意識していました。それをクリアできたと思いました」とさっそく本から学べたと言い、「試合前からワクワクしていて緊張とか全くなくて、常に冷静にを意識してチャンスが来た時は行こうと思っていました。そういう意味では冷静にできたのでよかった」と実践もできた。


「実はまだ1/3も読んでなくて(笑)。寝る前に30分だけ読んでいるんですが、読むのが遅すぎて進まないんですよ。初めての本なのでゆっくり読もうと思って、何回も同じところを読んでしまいます。来週中には全部読み終えたいですね」と読書には苦戦していると笑い、「また面白そうな本があれば買いたいですね。『鬼滅の刃』とかマンガも視野に入れています。アスリート系の本が読みたいのでメンタルとか面白そう。イチロー選手の本とか読みたいです」と、今後も読書を続けたいという。

 今後については「特に戦いたい相手はいないですが、知名度が高い相手と戦いたいですね。20歳までに(現在19歳)ベルトを巻きたいので今年がチャンスなので狙っています。西京佑馬選手とか大岩龍矢選手とかは兄ちゃん(横山巧)が敗れているので、負けないぞって常に意識しています。全然やりたい」と、兄のリベンジも兼ねて上位陣と戦っていきたいと話した。

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