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インタビュー

【Krush】スーパー・フェザー級の実力者対決!前日会見でレオナ・ペタスと朝久泰央の意地とプライドが爆発「明日は誰がチャンピオンにふさわしいかを分からせるための試合です」(レオナ)vs「誰にも真似できない、僕だけの動きで圧倒して一方的に勝つ」(朝久)=「Krush.98」2.16(土)後楽園

2019/02/16 09:02
 2月15日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.98」の前日計量・記者会見が行われた。  2月16日(土)の第8試合はレオナ・ペタスvs朝久泰央のスーパー・フェザー級屈指の実力者同士の一戦だ。会見で両者は「計量をクリアして明日試合ができると思うと、自信とやる気で漲っています」(朝久)、「9月に事故ってしまったんですが、今回は事故もなくここにやっと辿り着けたということで、凄い明日が楽しみですね」(レオナ)と試合を待ちきれない様子で意気込みを語る。  両者は2年前に対戦しており、その時は1Rにダウンを奪ったレオナが判定で勝利した。質疑応答で2年前のとの違いを問われると、朝久は「2年前はちょっと自分の頭蓋骨の硬さが足りなかったのと、マウスピースが噛み合ってなかったのかなと思って、マウスピースを新調してきました」と発言。  続けてレモンをマウスピースに見立てて咥えるという自虐的なギャクで微妙な笑いを取ると、レオナも「面白いネタもちゃんと出来るようになっている」とフォローしつつ「格闘技的に見ると、元々全体的にバランスも良いし、キッカーだったのが、最近はパンチにも対応できるようになっているんで、凄い良い選手だなと思います」と現在の実力を高く評価。その上で「僕自身はそんなに変わってないと思うんですけど、色々背負うものができたんで、それが一番でかいかなって思います」と自らのチームを立ち上げた現在の覚悟の違いを強調した。  この試合の結果が出る前にスーパー・フェザー級のタイトルマッチが決定したことについて、朝久は「タイトルマッチが発表された時は、良くも悪くもランキングがないというのはこういうことなんだなと思いました。まずは明日、強敵であるレオナ選手と戦えるということでとても気合入ってるし、3月を意識するというよりは、ここで倒さないといけない相手だと思って燃えています」と眼前のレオナ戦に集中している。  一方のレオナは「僕たちはとてもレベルの高い二人です。3月にタイトルマッチ(王者・島野浩太朗vs挑戦者・西京佑馬)も決まってますけど、それより僕たちの方が強いと思っています。凄い良い試合になると思うし、その上で勝てれば良いかなと思います」と3月に決定したタイトルマッチよりハイレベルな一戦になると断言し「次の挑戦者は僕が勝っている選手で、周りの見てる人からしたら『何でレオナじゃないんだろう?』って感じで、タイトルマッチの質を落としてると思う。なので僕か朝久選手の勝った方が次はタイトルマッチで良いと思うんで、中村プロデューサーにはこの試合の勝者が次期挑戦者だと言ってもらった方が良いと思う」と中村プロデューサーにタイトル挑戦確約を迫る。  この発言を受けた中村プロデューサーは「次期挑戦者確定というのは、今この場では内定はできません」としたうえで「チャンピオンがどのタイミングで防衛戦ができるのかというのも含めて、タイトルマッチを組んでいます。僕は3月の島野選手と西京選手の試合でタイトルマッチの価値が下がったとは思ってないし、この試合の勝者が挑戦者に一番近いというのは、誰が見てもそうだと思っています」と返答。続けて「レオナ選手も朝久選手も、実力的にいつタイトルを獲ってもいい選手だと思っているので、この試合の勝者は必ず巻くべきタイミング、挑戦するべきタイミングでタイトルマッチがあると思います」と今後の二人、そして明日の試合に期待を寄せた。  記者から「明日は共に凄い試合になるという言葉があったが、どんな試合が心に響く試合になると思う?」と質問を受けると、朝久は「誰にも真似できない、僕だけの動きで圧倒して一方的に勝ちたいと思います。明日は皆さんがビックリするような勝ち方で、僕が必ず勝ちます」と朝久流の圧勝劇を見せると宣言。対するレオナも「“Krush”としての大会も残り2回で、僕はずっとKrushでやってきたんでKrushらしい試合、倒す試合をしたいなと思ってます。判定に行くつもりもないし、判定まで行ったら自分の負けかなって思ってるんで、KOで決着つけます」と堂々とKOを予告した。  最後にファンに向けてメッセージを求められると、朝久は「会見の時点でレモン芸で一本取ったと思っているんで、明日はこの勢いのまま僕が一方的に攻めて必ず勝ちます」と勝利を約束。レオナは「明日は誰がチャンピオンにふさわしいかを分からせるための試合だと思ってるんで、それを試合で体現したいと思ってるんで、応援よろしくお願いします」と、改めてこの試合の勝者こそチャンピオンにふさわしいと強調した。  強烈な意思表示を見せたレオナがタイトルマッチを凌駕する試合を見せつけるのか? それとも勢いに乗る朝久が勝利して、次なるチャレンジャーとして名乗りを挙げるのか?
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