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【Bellator】ハリトーノフvsミトリオン、堀口が参戦するバンタム級でダンタスがミセッチと対戦=2.15『Bellator 215』

2019/02/15 22:02
【Bellator】ハリトーノフvsミトリオン、堀口が参戦するバンタム級でダンタスがミセッチと対戦=2.15『Bellator 215』

(C)Bellator

 2月15日(金・現地時間)米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで「Bellator 215」が開催される。

 14日の前日計量では、ヘビー級でメインイベントを務めるセルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)とマット・ミトリオン(米国)がともに計量をパス。リミットいっぱいの265ポンド(120.2kg)のハリトーノフに対し、ミトリオンは258.25ポンド(117.14キロ)の引き締まった身体で計量を終えた。

 PRIDE等、日本マットでも活躍したハリトーノフは38歳。2016年からBellatorに参戦し、初戦こそハビー・アヤラの右フックに16秒で敗れたものの、以降は5勝1ノーコンテストと好調を保っている。2018年10月の前戦では、元UFCのロイ・ネルソンを1R終了間際に右アッパーの3連打でマットに沈めるなど、精緻かつ強打のパンチで白星を積み上げている。

 40歳のミトリオンは元NFL選手。UFCで9勝5敗の戦績をマークし、 2016年にBellatorに移籍した。2017年6月にはエメリヤーエンコ・ヒョードルを1R1分14秒、TKOに降し、2018年2月にはロイ・ネルソンに判定で競り勝っている。しかし、前戦2018年10月のヘビー級王座決定トーナメント準決勝では、トーナメント覇者となるライアン・ベイダーに判定負け。Bellator移籍後、初黒星を喫している。

 テイクダウン耐性が高く、オーソから左ジャブ、右ストレート、左ボディの対角の攻撃に加え、首相撲ヒザも強烈なハリトーノフに対し、ミトリオンはサウスポー構えからの右アッパー、左ローと上下に散らす攻撃がスピーディ。しかしネルソン戦では後半に連続でテイクダウンを許し、前戦でもオールアメリカンレスラーのベイダーのレスリングに苦しめられたミトリオンにとって、グラウンドは鬼門となりそうだ。

 また、バンタム級では30歳になったばかりのエドゥアルド・ダンタスが登場、「Dana White's Tuesday Night Contender Series - Season 2, Episode 4」でリッキー・パラシコスに敗れながらも、12月の前戦でエドワード・トームスに3R TKO勝ちしたトビー・ミセッチと対戦する。

 前バンタム級王者のダンタスは2017年10月にダリオン・コールドウェルに判定負けで王座陥落。2018年7月にはマイケル・マクドナルドに58秒KO負けを喫しているだけに、同じく30歳ながらキャリアでは劣るミセッチを相手に復活の白星を掴みたい。

 セミではミネソタ大レスリング部出身でオールアメリカンレスラーのローガン・ストーレーが登場。ウェルター級でルーマニアのイオン・パスクと対戦する。パスクはBellatorハンガリー大会でレスリングエリートのエド・ルースに判定負け。2018年10月にはロレンツ・ラーキンにも判定で敗れており、9戦無敗・26歳のストーレーとしては、無傷のまま上位戦線に名乗りを挙げたいところだ。

 なお、大会の模様は、日本ではDAZNで2月16日(土)11時から配信(解説:水垣偉弥、実況:市川勝也)予定だ。

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