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【KNOCK OUT】栗秋祥梧「ヒジありなら」安本晴翔「いつでも出られる準備をしてやりたい」とトーナメントに意欲

2020/02/14 16:02
2020年2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館で開催された『「テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』の一夜明け会見が12日(水)都内で行われた。  第12試合で元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位ダウサイアム・ノーナクシン(タイ)を降した三冠王・安本晴翔(橋本道場)と、第8試合でBigbangスーパーフェザー級王者・駿太(谷山ジム)を2R2分11秒、TKOに破った栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が出席。前夜の試合を振り返った。  栗秋は「昨日は無事に勝ててよかったと思います。試合前に言っていた2Rでヒジで切ることができて有言実行できてよかったと思います」、安本は「昨日は勝つことは出来ましたが、自分的にはもっと頑張れたかな。もっといい試合できたと思うので、次はもっと面白い試合をしたいと思います」と、それぞれ試合後の感想。  山口元気KNOCK OUTプロデューサーから「2Rに息が切れて動きが落ちるのではないかと予測していて、これからだというところだった、と谷山ジム陣営から聞いています」と言われた栗秋は「UMA選手と夜に走っていたので5Rまで戦えるつもりだったし、1、2Rで僕も本調子は出てないなって感じはしました。3~5Rならそこで戦ってやろうと思っていたので問題ないです」と、長期戦になっても問題なかったと答える。  大田区総合体育館という大きな会場での試合は初めてで「前から立ってみたかった。後楽園ホールとは違う、いい緊張感を持てましたね。兄がセコンドについてくれたんですが、緊張していたのが目に見えて分かったと言われました」と、緊張していたという。  2試合連続でヒジによるカットで勝ったことについては「普通にパンチを打っていて、疲れたなと思ったらヒジでいいやって(笑)。切れることには前回から確信しています。一発で切れる確信があるんですよ。昨日は足が前に出なくて、身体が前に行きすぎて踏み込めなかった。一発もらった時に頭が揺れていて、相手もヒジを打ってきたので自分が切られたらまずいなと思いました」と、疲れたらヒジで終わらせる作戦だったとする。 「でも飛びヒザ蹴りでKOしたかったです。当たった時に感触はありました。倒れなかったですけれど。会長から東京へ来た時に教えてくれて、寮に住んでいるメンバーはみんな飛びヒザを練習しているんですよ。みんなで飛びヒザを極めようとしていて。自分は人とは変わった飛びヒザを入れたいですね。もうちょっとインパクトを残して試合していきたいので、もっと技を増やしていきたい」と、地方組全員で飛びヒザ蹴りを磨いているそうだ。  安本は「3Rということもあって三日月蹴りで倒しきれなかったですし、相手も三日月や掛け蹴りを出してきてやりにくかったです」とし、「デカい舞台なのでちょっと緊張していましたね。ちゃんとKOできたらよかったんですが」と緊張もあったとする。 「今までで一番強かったです。蹴りの一発目が来た時に強いなと思って。入りづらかったですね。自分のペースでできていなかった。パンチを当てていたけれど倒れなくて。蹴りも打ち分けられなかったのでもっと打ち分けられていたら」と反省しきりの安本だったが、「タイ人は怖いし、やるとビビるけれどタイ人が向こうのペースにもっていけないくらい自分のペースに持っていきたい」と、今後もタイ人の強豪と戦いたいとした。  また、両者は階級も近いためトーナメントの開催を希望するかとの問いには、栗秋が「ヒジありだったらしてみたい。僕が切って駆け上がりたいですね。打ち合いも盛り上がると思いますが、打ち合ってしっかりダウン取って最後は切って終わらせるのが見ていてわかりやすい」と言えば、安本も「お話が来たら僕はいつでも出られる準備をしてやりたいです。トーナメント優勝賞金は欲しい。200万で車を買いたいです。昨日も(ベストバウト賞の)50万をとってやろうと思っていたんですが、そんなに甘くなかった」と、両者とも意欲を示した。
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