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【DEEP JEWELS】佐藤絵実が原点である剣道の稽古でアムへのリベンジ誓う、中高生時代は県大会で優勝の腕前

2020/02/10 11:02
【DEEP JEWELS】佐藤絵実が原点である剣道の稽古でアムへのリベンジ誓う、中高生時代は県大会で優勝の腕前

かつては山口県大会で優勝した腕前の剣道に原点回帰、打倒アムを目指す佐藤

2020年2月24日(月・祝)東京・浜松町のニューピアホールにて開催される女子総合格闘技『DEEP JEWELS 28』で、「DEEP JEWELSミクロ級初代王座決定トーナメント」に出場する佐藤絵実(毛利道場)。


 佐藤は小学生の頃に剣道を始め、中、高校時代には山口県大会で優勝を果たすなど県内の有力選手として活躍。大学卒業後に剣道を辞めると共に結婚して二児の母となるが、総合格闘技を始めて1年半で韓国のROAD FCにてプロデビュー。当時人気を誇ったソン・ガヨンと対戦した。プロ2戦目にしてDEEP女子フライ級の絶対女王しなしさとこと対戦して連敗を喫したが、2017年6月にプロ初勝利を飾ると青野ひかる、古瀬美月ら若手ホープから一本勝ちを奪って4連勝。

 しかし、2019年3月のDEEP JEWELS後楽園ホール大会でアム・ザ・ロケット(タイ/Tarnthong Gym)に1Rわずか34秒で敗れ、10月もパク・ジョンウンに1RでTKO負けを喫して世界の強豪を相手に連敗中。そんな中、今回のトーナメント1回戦では抽選によりアム・ザ・ロケットとの再戦を迎えることになった。


 佐藤は「アムやパクと対戦して、プロとしての心構えや精神面での差を感じました。彼女たちは勝つか負けるかの真剣勝負の世界で生きているんだなと。自分にもそんな強い覚悟のようなものが欲しくて、最近は武道を始めた頃の初心に戻り剣道の稽古にも励んでいます」と、原点である剣道の稽古を取り入れて精神面を鍛えてきたという。

 2020年初戦を迎えるにあたり、「昨年は海外の強豪選手たちとの実力差を思い知らされる内容だったので、今年はその壁を越えて行きたいです。その最初のチャンスがこのミクロ級トーナメントだと思っています」と、外国人選手に勝つことが課題だとし、アムとの再戦でさっそく自分を試すつもり。


「アムの実力は一度対戦したので重々分かっています。毛利道場のみんなからも対策のアドバイスをもらい、勝機も必ずあると思っています。アムを倒してこのトーナメントで番狂わせを起こします!」と、RIZINにも参戦して浜崎朱加、山本美憂と対戦したアムを相手に番狂わせを起こすと意気込んだ。


 そんな佐藤にコスチュームや練習着のこだわりを聞くと「試合用コスチュームには自分が好きな色のエメラルドグリーンを取り入れています。練習着は動きやすさを重視しています」と答えた。

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