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インタビュー

【Krush】再戦で2階級制覇狙う佐々木大蔵「これからは地味を貫いて行こうかなって」と地味ツヨ宣言

2020/02/07 22:02
【Krush】再戦で2階級制覇狙う佐々木大蔵「これからは地味を貫いて行こうかなって」と地味ツヨ宣言

K-1で勝利した鈴木との再戦で2階級制覇を狙う佐々木 (C)M-1 Sports Media 

2020年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホール『Krush.111』で、Krushスーパー・ライト級王者・鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)に挑戦する佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者となった。2018年4月に同王座を失い、スーパー・ライト級に転向すると同年11月のK-1スーパー・ライト級王座決定戦では準優勝。6月大会では不可思をTKOで下している。今回はKrushの2階級制覇を狙う一戦に。

■こんなに早く再戦が組まれたか! と感じました

──2020年最初の試合になりますが、2019年は3試合ともすべてK-1だったんですね。

「実はそうなんです」

──佐々木選手のキャリアの中でも、すべて大会場で対戦相手もトップ選手というのはあまりなかったと思いますが、2019年はどんな1年でしたか?

「何といってもK-1の花道を歩くのが凄く気持ちよかったです。入場のセットも凄いですし、そういう舞台で試合ができることは純粋に気持ちよかったです」

──佐々木選手は大会場でも緊張はしないですか?

「しなかったですね。昔、K-1甲子園でさいたまスーパーアリーナで試合をした時はリングに近づくにつれてどんどん萎縮していくような感じだったんですけど、今はもう全然ないですね。むしろ歓声が気持ち良くて『おっしゃ! やってやろう!』という気持ちになります」


6月のK-1では不可思(右)にTKO勝ち

──1選手としてはこの1年間で伸びたところ、こういうところが良くなったなと感じた部分はどこですか?

「段々と大舞台を楽しめるようになってきましたね。最初のさいたまスーパーアリーナ、両国国技館、横浜アリーナ…と試合を重ねるごとに、どんどん試合を楽しめるようになったことが大きかったです」

──そのなかで2020年最初の試合は後楽園ホール、しかもKrushのタイトルマッチに決りました。最初にオファーを受けた時はどのように感じましたか?

「11月のK-1で鈴木勇人選手と試合をして勝ったんですけど、また鈴木選手とはやるだろうなと思っていたんです。鈴木選手が前回試合をしてどう思ったのかは本人に聞いてみないと分からないですが、僕としてはこんなに早く再戦が組まれたか! と感じました。でも鈴木選手にリベンジしたいと名前を挙げてもらったことは光栄ですし、実際に再戦できるというのは鈴木選手がチャンピオンベルトを持っているからで、縁を感じます」


11月のK-1で鈴木(左)に判定勝ち

──実際に戦ってみて鈴木選手にはどんな印象を持ちましたか?

「皆さんも知っている通り、鈴木選手は蹴りで試合を組み立ててくるファイターで、僕も試合前から自分なりに研究というか対策は立てていました。僕としてはその想定通り、蹴りで試合を組み立てる、ミドルキックが武器の選手だなと思いました」

──3カ月間という比較的短い期間での再戦というところで、ファンとしては前回と同じような展開になってしまうのか、それともどちらかが違う展開に持ち込むのか。色んな見方をされると思います。佐々木選手としては前回以上の試合やパフォーマンスを見せたいという気持ちはありますか?

「例えば前回が判定勝ちだったから次は倒さなきゃという気持ちはあまりなくて、結果的にそうなれば良いかな、と。今回は後楽園ホールという会場で、僕は試合中の雰囲気は後楽園ホールが一番好きなんですよね。歓声ももろに伝わってきますし。前回の横浜アリーナと違って、そういった雰囲気の中で試合となれば、また展開も変わってくると思います。それは当日やってみないと分からないですが、僕もそこも含めて次の試合が楽しみです」

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