試合が決まっていない期間、必殺技の開発に励む那須川天心
RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)が、自身のSNSにて「必殺技開発中」として技の練習をしている動画をアップした。
昨年大晦日のRIZINで、江幡塁を相手にミドルキックを空振りしてそのまま回転、同じ足で今度はハイキックを蹴るという“アクセルキック”を必殺技として披露した那須川。「まだ見せていない必殺技がある」と常々口にしているが、今回動画で披露したのはローキックをフェイントして飛び上がりながら回転し、後ろ蹴りを蹴るというもの。
大晦日の江幡塁戦で見せた2回転蹴りのアクセルキック
ミットで受けた相手がかなり後ずさりしていることから、威力があることがうかがえる。那須川は2016年12月に現役ルンピニー王者ワンチャローン・PK・センチャイムエタイジムをジャンピングバックスピンキック一発でKOしたことがあるが、今回の技はその進化系で前へ飛ぶようにして後ろ蹴りを入れるというもの。
2016年12月、ジャンピングバックスピンキックで現役ムエタイ王者をKOした
ファンからは「ローリングソバットだ」との声が多く見られた。ローリングソバットとは、初代タイガーマスク(佐山サトル)の代名詞的な技だ。また、「見せちゃうということは別の技も考えているってことだね」と深読みするファンも。
「必殺技を考えるのが楽しい」という那須川。今年もアッと驚くような技を繰り出してのKO劇を魅せるのか。なお、例年は1~3月に最初の試合を行っている那須川だが、今年の初戦はまだ発表されていない。
必 殺 技 開 発 中 🔥 pic.twitter.com/recLdBSAd5
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) January 28, 2020
GLORY王者からBellator参戦中のレイモンド・ダニエルズのアクセルパンチKO。