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【K-1】初代女子王者KANAが王者第一戦「今年は全試合KOが目標。世界最高の試合をして勝ちたい」

2020/01/26 22:01
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』の記者会見が1月26日(日)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。  K-1女子フライ級3分3R+延長1Rのスーパーファイトで、K-1 WORLD GP初代女子フライ級王者・KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs ISKA女子世界-53.5kg級王者グロリア・ペリトーレ(イタリア)が決定。  KANAはK-1&KRUSH女子部のエースとして活躍。2016年4月に紅絹との王座決定戦を制し、第2代Krush女子フライ級王者となった。同王座は2017年1月にメロニー・ヘウヘスに奪われるも、同年12月に奪回。2019年12月に行われた初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝し、初代K-1女子フライ級王座も手にした。  王者第一戦として今回対戦するグロリアは10年以上のハンドボール歴を持ち、21歳で格闘技に転向。ボクシングをベースにしたステップワークを駆使するスタイルでアメリカ、ヨーロッパ、中国と世界各国で活躍する選手。中村拓己K-1プロデューサーは「SNSなどを通じて世界各国からKANA選手と戦いたいとのアプローチが多くあり、選定した中でグロリア選手に決めました」と説明した。  KANAは「去年と違ってチャンピオンとして試合をするので、試合をしっかり見せたい。今年は全試合KOを目標に試合をしていきたいです。グロリアは経験豊富で、ベラトールでやっていたり、自分がトーナメント前に一緒に練習していたアニッサとも対戦している世界トップと試合をしている選手。世界最高の試合をして勝ちたい」と意気込みを語った。  グロリアについては「ファイトスタイルはいろいろできるタイプ。アウト、インファイト、対戦相手に応じて戦える。変則的な攻撃もあるので、どんな戦い方で来るのかと思います」と、器用なタイプだと分析。  王者初戦のプレッシャーについては「それは付き物だと思います。こうして狙われる立場になりましたが、自分はK-1女子を大きくしていくために常に挑戦していく立場だと思っています」と挑戦者としての気持ちでこれからも臨んでいくという。  全試合KOを目標に掲げたのは「去年は1試合もKOがなかったのと、チャンピオンとしてこれから内容も問われると思っているので、チャンピオンとしてKOで終わらせるのが今年の目標です」とチャンピオンとしての使命感から。  いま強化していることは何かと聞かれると「今までは50~51kgでやっていて、体格差や圧を感じなかったんですが、52kgで海外の選手と拳を合わせて見た目の大きさも感じたので、パワーだけでは勝てない部分が出てくるのでスピードとテクニックで翻弄したいと思っています」と、スピードとテクニックをさらに高めていくと話した。◆グロリアのコメント「私自身、世界各国様々な団体で試合をしてきたが、K-1に出ることはずっと夢だった。KANAは世界トップの選手だが、私も今までKANAと同レベルの選手たちと戦ってきた。世界にはこれだけ強い女子選手がいるということをK-1ファンに見せたい」
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