2019年大晦日の『RIZIN.20』で朝倉海(トライフォース赤坂)とRIZINバンタム級(61kg)王座決定戦を争い、2R38秒、TKO勝ちで新王座に就いたマネル・ケイプ(アンゴラ)が、次の標的に朝倉海の兄・朝倉未来(トライフォース赤坂)に狙いを定めた。
ケイプは1月21日に自身のSNSに「朝倉みくると戦いたい2020」と日本語で投稿。これに未来もSNSにて「天狗になる気持ちもわかるけど2020は弟にやられないようにしっかりトレーニングしとけよ」と返信した。
しかし、海との再戦を実現させるまでストーカーのように執拗な挑発を繰り返したケイプは「RIZINで一番楽な試合はお前の弟だった。頼むから2020年に再戦とかやめてほしい。俺とやりなさい。あなた達のお尻を叩く父親になりましょう」と、日本語でさらに挑発的な文章を投稿。
未来は全く付き合う気がないらしく「兄貴が仇とらなきゃならないほどヤワな弟じゃないんでね。売名に付き合うのもここまで。それにしてもあいつ日本語うますぎ」と、ケイプの売名には付き合わない、海が必ずリベンジするとして、このやり取りの終焉を宣言した。
以後、まだケイプからの反応はないが、海戦を実現させるための執拗なアピールを続けてファンからの後押しも獲得したケイプのこと。味をしめてさらなる挑発を続けるかもしれない。なお、未来はケイプよりも一階級上のフェザー級(65.8kg)だ。<関連ニュース>朝倉未来「海はここで終わる男じゃない」「夜叉坊とは俺は全然、別にいつでもやってもいい」今年のGPは朝倉未来と渡辺華奈の階級が候補、2月以降の大会スケジュールマネル・ケイプが朝倉海に勝利した理由「敗戦から学び、受け入れることが出来た」ケイプが再戦で朝倉海をTKOし新王者に、未来はベラトールとの対抗戦に勝利