17連勝で那須川天心戦へと驀進する王者・鈴木に、初対戦で苦しめた良星が挑戦
2019年1月13日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE 136』の前日計量&記者会見が、12日(日)都内にて14:00より行われた。
メインイベントのRISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者・鈴木真彦(山口道場)は54.75kg、挑戦者の同級1位・良星(=らすた/平井道場)は54.95kgで計量をクリア。
計量後の調印式、そして会見に出席した鈴木は「初防衛戦ですが意識せず、久しぶりの後楽園ホールを存分に楽しんで最後は倒して勝とうと思っています」と、落ち着き払った雰囲気でコメント。良星は「今回は必ず勝てる練習をしてきました。きっちり倒して勝ちたい」と必勝宣言。
計量時に笑顔を振りまいていた良星は「笑顔は意識してなかったです。意識せずに普段通り緊張せずに臨めたらなと思っています」とリラックスムード。一方、計量時に厳しい表情だった鈴木は「試合前は笑わないでしょう。今は集中しています」と対照的だった。
両者は2018年7月のRISEバンタム級王座決定トーナメント1回戦で初対戦し、両者ノンストップのハイスピードバトルを展開。良星が判定で敗れたものの鈴木を手こずらせた。
良星は「鈴木選手は僕とやる前から無敗記録が続いていて、終わった後も強くなっていると思う、絶対王者として君臨していますが、今回は僕が絶対に勝つ自信があります。めちゃ楽しい試合をして勝ちます」とリベンジ&鈴木の17連勝をストップするという。「(前回負けているので)僕は意識せざるを得ない。その後の試合は全部チェックしていました。穴も研究しました。向こうも体調が良さそうなので、最高の試合ができそうです」と、鈴木攻略は完璧のようだ。
対する鈴木は「一度対戦しているので、タフで頑丈な選手で気持ちも強いことは分かっている。面白い試合になると思います」とクールに答えた。