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【RISE】那須川天心戦を経た志朗「負けて得るものも多かった。期待してもらって構いません」

2020/01/11 18:01
【RISE】那須川天心戦を経た志朗「負けて得るものも多かった。期待してもらって構いません」

本来の階級である55kg級、そしてRISEルールにさらに適応したニュー志朗を見せるという

2019年1月13日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE 136』の第6試合で、京谷祐希(山口道場)とバンタム級(-55kg)3分3Rで対戦する、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。新日本キックボクシング協会で活躍し、2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得し、2度の防衛に成功している。2018年11月からは「打倒・那須川天心」を掲げてRISEに参戦。9月の「RISE WORLD SERIES」-58kg級決勝戦でついに実現したが、判定3-0(30-28×3)で敗れた。今回はそれ以来の再起戦となる。

■アジアトーメナントのことを意識できるまで弱い相手ではない

──いい新年を迎えることができました?

「自分的には今度の試合に勝って、新年を迎えたいというところです。クリスマスも年末年始もずっと練習をやってきたので、年が明けたからといってその実感はないですね」
 
──元旦も?

「いつもの平日と同じように過ごしていました。ニックさんのジムがやっていたので、普通に練習していました(苦笑)。お正月だからといって、お雑煮も食べなかったですね」
 


──志朗選手といえば、昨年9月に実現した那須川天心選手との世界トーナメント決勝を振り返らないわけにはいきません。あの一戦から4カ月、気持ち的には吹っ切れた?

「できているし、天心君と闘うことで新たな目標ができました。やっぱりRISEルールでの天心君はとても強い。彼に負けたことで、いろいろなことを学びました。もっというと、負けて得るものも多かったです」
 
──一番学んだことは?

「自分に足りているものと足りないものがハッキリわかったということです。RISEルールで勝つためには、どういう練習をしたらいいのか? どこを伸ばしたらいいのか? 試行錯誤しながら、結構いろいろなことを試しました。また天心君とやることになったとしても、RISEルールですからね。このルールで勝たないと意味がないです」
 
──今後の練習の拠点は今まで通りタイ? それとも日本?

「日本になると思います。練習相手としてタイ人を日本に呼びたいという気持ちはあるけど、自分からタイに行ってという気持ちはないです。ムエタイの練習を続けていると、近い距離やクリンチがクセになってしまうので」
 
──ところで、今回の京谷祐希戦は4月の大阪大会から開幕するアジアトーナメントの前哨戦の意味合いが強いです。

「そんな先のことまではまだ(苦笑)。しかもいまから(すでに出場が決まっている)アジアトーメナントのことを意識できるまで弱い相手ではない。いまは1月13日の試合に集中しています。京谷選手は14勝(10KO)というレコードを持っているので、パンチ力もあると思います。油断できない。ニックさんともいろいろ相談しています」
 
──どんなところに注目してほしい?

「今まではローキックなどの蹴りが期待されていたと思うけど、RISEルールだとそれだけでは通用しないです。本来ならば4月のアジアトーナメント一回戦まで待っても良かったけど、今大会への出場を希望したのは試したいことがあったからです」
 
──新しい志朗スタイルには、どの程度アジャストできている?

「練習ではできています。あとは実戦でどれくらいできるかになってくるけど、期待してもらって構いません。天心君との一戦が終わってから、ずっと試したいことにトライし続けているので」
 
──この試合のポイントは昨年の世界トーナメント参戦時の契約体重は-58㎏級でした。しかし今回は55㎏級。志朗選手にとってはベストの階級での一戦となります。

「ハイ。おかげで体重面でのストレスはなくなりました。58kg級で闘っている時には、相手が大きい分、結構ストレスを感じていたので」
 


──大晦日のvs江幡塁戦で那須川選手も56kg級で闘いましたけど、58kgで闘っている時より動きがシャープでスピードもありました。

「そういうことが僕にもあるんじゃないですか(微笑)。最後の減量時には少しの水抜きが必要ですし。そうすることでスイッチが入ります。2~3kgの水抜きだったら、体調面でも問題はないですね」
 
──その那須川vs江幡戦はご覧になりました?

「ハイ、自宅で見ました。ある専門誌でも僕は『早く終わるんじゃないか』と予想したけど、その通りになりました」
 
──志朗選手はあのふたりと闘った数少ない選手です。

「どちらとも闘ったのは僕と宮元選手だけですかね。江幡選手の長所は一発の強さだと思うけど、今までの試合を見てみるとKO勝ちは4~5Rが多い。相手が疲れガードが下がったところを当てるというパターン。でも天心君が3Rまでにスタミナが切れるということは難しいと考えたので、すぐ終わるかなと。なので、あの結果に自分はあまり驚かなかったですね」
 
──逆にスイッチが入った?

「そうですね。やる気がさらに出たというか。やっぱり同じ階級ですからね」
 
──すでに出場が決定しているアジアトーナメントは6月が決勝戦。そこまで他のスケジュールは入れない?

「入れたくないですね。RISEに参戦して良かったと思うのはモチベーションが高い試合が続いているということ。選手にとっては、それが一番いい。勝ったら勝った分だけ有名になれます」
 
──最後に今年の目標を数文字の言葉で表現するとしたら?

「去年は2位だったので、1位じゃないですか。ニックさんに『あっ、あの人、世界の2位の人だよ』と突っこまれる(苦笑)。今年は1位にならないとダメだと思います」

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