デビュー戦で勝利したリオンが、アマチュアで実力を発揮してきた川西と対戦
2020年2月24日(月・祝)東京・浜松町のニューピアホールで開催される女子総合格闘技『DEEP JEWELS 28』の対戦カードが発表された。2020年最初の大会はニューピアホールに初進出し、リングではなくケージで行われる。
アトム級5分2Rでリオン(KRAZY BEE) vs川西まゆ(総合格闘技道場BURST)が決定。
リオンは2019年6月9日に行われた『第2回DEEP JEWELSアマチュア大会』に出場し、2試合行って綱島裕美には1R28秒でチョークによる一本勝ち、モモには判定勝ちを収めている。2019年9月にプロデビュー戦で永尾音波と16歳対決、パンチを出しながら前へ出てテイクダウン&下からの腕十字&三角絞めと攻め、判定2-1の僅差で勝利を飾った。柔術経験8年の得意の寝技に加えて、打撃も進化中。
川西は2019年9月の新宿FACE大会にアマチュアルールで出場し、伸びのあるワンツーとテイクダウンで圧倒して判定勝ち、12月の大阪大会でもアマチュアルールで出場し、1Rわずか47秒でリアネイキドチョークによる一本勝ちを収めている。この2試合での評価が高く、今回プロデビュー戦を迎えることに。師匠は女子MMAのレジェンド・藤井惠だ。
両者ともしっかりとした土台があるだけに、今後上を狙っていける存在。どちらが先に頭角を現すかの一戦となった。リオンは「今回の試合に向けてMMAの練習を全て全体的にやってきました。KRAZY BEEのコーチ陣に打撃・寝技・レスリングをバランス良く強化してもらいました。試合は思い切りぶつかるだけだと思っています!2020年、最初の試合を勝利でスタート切ります」と意気込む。
ストロー級5分2Rでは井上智子(ストライプル茨城)と和田千聖(毛利道場)が対戦。
井上は走り高跳びでインターハイに出場、七種競技で茨城県2位という運動神経を持ち、柔術ではアジアオープン無差別級、Ricaldo De Riva CUPフェザー級を始め数々の大会で優勝。キックボクシングでプロ数戦を行った後、アマチュアMMAを経験。2019年9月のDEEP JEWELS新宿FACE大会では、藤田翔子(リバーサルジム新宿ME.WE)とプロ昇格を懸けたアマチュア戦を行い、グラウンドでは下からの腕十字を仕掛け、スタンドでも空手出身の藤田にパンチと蹴りを浴びせて判定勝ちしている。
和田は12月の大阪大会に初参戦し、第1試合で栗山葵(SMOKER GYM)と対戦。判定で敗れはしたものの、最後まで激しい打ち合いを繰り広げて会場を沸かせている。
井上は「念願のヘッドギア無し、パウンド有りの試合なので凄く楽しみです。和田選手は打撃が強いイメージの相手なので私は柔術家として寝技で極めたいです」と一本勝ちを狙うという。対する和田は「今回の相手(井上選手)
そして、「初代DEEP JEWELSミクロ級(-44.0kg)王座決定トーナメント」のリザーブマッチ5分2Rで國保小枝(和術慧舟會船橋道場)と佐々木萌(総合格闘技道場BURST)が対戦する。
國保はソフトボールと吹奏楽部を経て、大学に入ってから和術慧舟會船橋道場に通い始め、慧舟會の「Grappler's Game」等で柔術スキルを磨いてきた。2018年9月DEEP JEWELSアマチュア大会でトライフォース赤坂のAIKOに2R腕十字で一本勝ち後、12月のDEEP JEWELS 22ではANJUとドロー。2019年3月はあいにTKO負け、6月は永尾音波に判定負け、12月はさくらに一本負けと連敗中で勝ち星が欲しいところ。
対する佐々木はアマチュア修斗を経験し、12月のDEEP JEWELS大阪大会にアマチュアルールで出場すると判定3-0で勝利を収めている。動きの良さが高評価を得て、今回プロデビュー戦にしてリザーブマッチに抜擢。川西と同じく師匠は藤井惠だ。
國保は「階級(前回までは49.0kg以下)を落とそうと思っていたところのオファーだったので、
なお、今大会の前売り券は1月11日(土)より発売される。