K-1王者になるため盟友・武尊との対決も辞さない大岩
2019年12月28日(土)愛知ドルフィンズ・アリーナ(愛知県体育館)で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』の一夜明け会見が、29日(日)名古屋市内で行われた。
第10試合でスタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ)を判定3-0(29-28、30-29、29-28)に破った大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がインタビューに答えた。
「スタウロス選手はめちゃくちゃパワーあって、2R目に初めてめちゃくちゃ効いてやばかった。何とかそこで立て直して、最後倒すとこまではいけなかったけど自分の戦いが出来た」と試合を振り返る大岩。
昨日の試合後には盟友・武尊への挑戦権をかけたトーナメントの開催を提案し「他にも強い選手たくさんいるし、武尊と試合をしたいって選手もたくさんいる。そういう選手がみんな集まって武尊への挑戦者決定戦みたいなのを出来たら面白いんじゃないかな」とその意図を明かすと、武尊との対戦を熱望しているKrush王者レオナ・ペタスとの対戦にも「レオナ選手も本当に強い選手ですし、Krushのベルトを持ってるんで。やれるんであればやりたいですね」と意欲的な姿勢を見せた。
■レオナ選手とやれるんであればやりたい
「スタウロス選手は本当めちゃくちゃパワーあって、僕が初めて2R目にめちゃくちゃ効いてやばかったです。何とかそこで立て直して自分の戦いが出来て、最後倒すとこまではいけなかったですけど。かなりタフな相手でなかなか倒れなくて……また頑張ります」
――皇治戦からの4カ月で成長は感じた?
「そうですね。皇治戦が終わってから本当に悔しくて、また1つ違う環境、トレーニングを取り入れて今まで以上にめちゃくちゃきつい練習も乗り越えてきたんで」
――いつも失速する3Rを乗り越えられたのもアメリカ修行の成果が出た?
「まあそうですね。アメリカ修行も出たし、普段からの行いや意識、あとは走り込みもかなり増やしたんで。まあそういうのが自然と出たんじゃないかなって思ってます。僕、多分何か自分で言うのあれなんですけどスタミナがないわけじゃなくて、スタミナ配分が下手くそなんですよね。走りこみとかのスタミナはジムの中でもけっこうある方なんですけど、そのスタミナが100%だとしたら1Rに100%使ってしまうっていうのがあるんですよ。そういうペース配分がめちゃくちゃ下手なんで。そのペース配分をもっと出来るようになればもっときれいな戦い方が出来るのかなって思ってますけど、僕の戦い方は気持ちで戦うやり方なんできれいに戦おうとは思ってなくて、前に行くぞって気持ちで戦っています。だから体力がないわけじゃないです」
――昨日のバックステージでは武尊選手への挑戦権をかけたトーナメントを提案していたが?
「元々は階級を先に上げたのは僕だったんですけど、武尊が60kgに上げてきて『マジかっ!?』って思いました。自分もやっぱり一番を目指しているし、K-1のベルトも目指してます。ただ他にも強い選手はたくさんいるし、武尊と試合をしたいって選手もたくさんいると思うんで。そういう選手がみんな集まって武尊への挑戦者決定戦みたいなのを出来たら面白いんじゃないかなって思って昨日は発言しました」
――Krush王者のレオナ・ペタス選手は武尊選手との対戦を熱望しているが、その前に自分とやれという気持ちもある?
「そうっすね。レオナ選手も本当に強い選手ですし、Krushのベルトを持ってるんで。やれるんであればやりたいですね。(来年の目標は?)来年はベルトを巻くんで、皆さん注目と応援よろしくお願いします」