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インタビュー

【K-1】初代女子フライ級・KANA、計7Rに及ぶ激闘を勝ち抜きトーナメント制覇を語る「絶対王者として引っ張っていける存在に」

2019/12/30 12:12
2019年12月29日(日)愛知・名古屋ガーデンパレスにて、“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会の一夜明け会見が行われた。 準決勝でスペインのクリスティーナ・モラレスを下し、決勝では過去に1勝1敗のヨセフィン・ノットソンとの延長戦に及ぶ接戦を制してK-1初の女子王者のベルトを巻いたKANA。会見では「自分以外の3人のおかげで本当に価値のあるトーナメントになった」とベルト争った対戦相手に尊敬の念を払うと「このベルトを獲れて本当に凄いほっとしてます」とプレッシャーを跳ね除け優勝を成し遂げたことに安堵の表情を見せた。 K-1女子のパイオニアとして、今後は「世界中からこのベルトを奪いに来る選手がいるだろうし、日本人の女子の選手もこの舞台を目指してやってきてほしい。その先頭を切って自分が絶対王者として引っ張っていける存在になりたい」と抱負を語った。 KANA「ライバル同士でこれからもストーリーが続く」 ──試合から一夜明けた感想をお願いします。 「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。トーナメントは自分以外の3人のおかげで本当に価値のあるトーナメントになったし、ライバル同士でこれからもストーリーが続くのかなと思いました。初めて1日に2試合やって、けっこう身体は疲れましたね。でもこのベルトを獲れて本当に凄いほっとしてます。  トーナメントは準決勝も決勝も作戦通り動けて、本当に練習は裏切らないなっていうのを凄い感じました。この階級の世界のトップ選手が集まったトーナメントになったと思うんで、トーナメントに出た全選手のおかげで盛り上がったし、自分がこのベルトを獲らないとこの先がないと思ってました。とにかく獲ることを目標にして、しっかりこのベルトを巻いてリングを降りられたことは良かったです」 ──2019年は3月の敗北から始まり、今回の試合で締めました。 「ヨセフィン選手に負けてから、この世界トーナメントまで少し遠回りしていまったんですけど。でもそのおかげでトーナメントも開催出来たと思うし、たくさんの人が応援してくれてるおかげで、このトーナメントが実現して形としてチャンピオンになれたので良かったです」 ──K-1女子のパイオニアとしてどういった存在になっていきたいですか。 「K-1に女子の階級が出来たことで、世界中からこのベルトを奪いに来る選手がいるだろうし、日本人の女子の選手もこの舞台を目指してやってきてほしい。その先頭を切って自分が絶対王者として引っ張っていける存在になりたいです」 ──ファンにメッセージを。 「本当に昨日は会場でたくさんの応援ありがとうございました。そして生中継で応援してくれた人も本当にありがとうございました。ベルトを獲って、会わなきゃいけない人がたくさんいたんで。これからたくさんの人に会って『ありがとう』って言いたいです。本当にありがとうございました」 【関連記事】安保瑠輝也がまたも延長戦でゲーオを振り切る、KANAが延長戦を制して女子初代王者に、武居由樹は3度のダウンを奪いタフな相手を退ける、木村“フィリップ”ミノルが6連続KO達成
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