MMA
インタビュー

【Bellator】マイケル・ペイジ「ポケモンを見ながら育った。アニメファンにとって日本は天国だ! さいたまで最高のファンの前で戦えてエキサイトしている」

2019/12/27 17:12
2019年12月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて、昼12時から開催される『Bellator Japan: Fedor vs. Rampage』の出場全選手個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。 メインカードの第4試合では、173ポンド(78.5kg)契約で、“MVP”ことマイケル・“ヴェノム”・ペイジ(英国)が、元UFCの安西信昌(TEAM CLIMB)と対戦する。 マイケル・“ヴェノム”・ペイジはBellatorを代表する選手の一人。Michael Venom Pageの頭文字から「MVP」と呼ばれ、その長い手足から繰り出される打撃と寝技で数々のKO・一本勝ちを記録してきた。セミコンタクトのWAKOルールで習得した独特の打撃は、絶妙な距離感とタイミングの良さを誇り、インパクトの残る勝利を挙げている。 MMAは16勝1敗。2019年5月のウェルター級ワールドGP準決勝でドウグラス・リマ(ブラジル)の右アッパー&鉄槌に2R KO負けを喫したが、9月「Bellator 227」アイルランド大会でリチャード・キエリーに1R 跳びヒザ蹴りでKO勝ち。 11月23日の地元・英国ロンドン大会では、デレック・アンダーソンの欠場によりイタリアのミリッロとの対戦。1R、ミリッロの右ローに右オーバーハンドを合わてKO勝利。2連続KOで完全復活を遂げている。 ベンソン・ヘンダーソンの欠場に伴うカードの変更で安西と急遽、対戦することになったペイジは、個別取材で「僕からコーカーに『何とか日本で試合をしたい』と言ったんだ」と、オファーを受けての参戦ではなく、来日を熱望しての出場決定となった経緯を語った。そこには、ペイジの日本カルチャーへの溢れんばかりの愛があった。 ──試合を2日後に控えた心境を教えてください。 「日本で戦うことは運命だと思っていた。こうして日本のファンの前で戦うことができて凄く嬉しいよ。さいたまスーパーアリーナは最高の場所で、日本の最高のファンの前で戦えてとてもエキサイトしている」 ──日本のMMAで印象に残っている試合、ファイターは? 「チャック・リデルが好きなんだ。チャックも日本で試合をしてるよね(2001年5月「PRIDE.14」でガイ・メッツァーと対戦。2003年8月の「PRIDE GP」でアリスター・オーフレイム、11月にクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンと対戦)」 ──急遽、参戦となりましたが、安西選手の対策は? 「あまりビデオはチェックしていなくてリラックスして臨むよ。コーチがビデオをチェックしているから、コーチを信じて戦うだけさ」 ──初めてマイケル・ペイジ選手の試合を観るファンにどこを注目してほしいですか。 「僕の動きを見逃さないでほしい。ユニークな打撃スタイルを日本のファンに見せたいね。ちょっと決めたい蹴りがあるんだ。楽しみにしていてほしい」 ──11月のジャンニ・ミリッロ戦から1カ月ですが、オファーを受けた時はどのような気持ちでしたか。 「11月の試合が終わって、何とか日本で試合をしたいと、僕からコーカーに言ったんだ。急だから相手が見つかればということだったけど、戦えなくても日本で観戦したいと言っていた。そうしたら日本で戦うことが決まって、本当に喜んだよ」 ──現在ウェルター級王者はドゥグラス・リマです。5月に敗れて、今後の展望をどのように考えていますか。 「ウェルター級GPで負けてから、また一から始めようととてもアクティブにやってきた。リマッチに向けてリクエストもしているし、たぶん実現するだろう」 ──ポケモンの生まれた国で試合をすることに感慨深いことはありますか。 「僕はポケモンを観ながら育ったんだ。カードにもゲームにも夢中になった。ポケモン・ゴーもね。ほんと日本はアニメファンとして天国だし、信じられないくらい楽しいよ! 試合で来たことを忘れてしまいそうなくらい(笑)」 ──何か特別なパフォーマンスも考えていますか。 「ファンが喜んでくれる入場パフォーマンスはいつも意識しているよ。何かやると思うけど、何をするかはまだ言えないけどね(笑)」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント