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【ONE】高橋遼伍「弟が五輪でメダルを、自分はONEのベルトを獲る」、三浦彩佳「全勝してジンナンのベルトに挑戦へ」、健太「センマニーに噛みついて必死に抵抗したい」=1月10日(金)バンコク

2019/12/25 16:12
【ONE】高橋遼伍「弟が五輪でメダルを、自分はONEのベルトを獲る」、三浦彩佳「全勝してジンナンのベルトに挑戦へ」、健太「センマニーに噛みついて必死に抵抗したい」=1月10日(金)バンコク

(C)ONE Championship

2020年1月10日(金)タイ・バンコクのインパクトアリーナにて開催されるONE Championship「ONE: A NEW TOMORROW」に向け12月20日、同大会に出場する日本人選手および秦“アンディ”英之・日本代表取締役社長が都内で会見を行った。

ONE Championship日本支社の秦“アンディ”英之代表が、2019年のONEの総括と2020年の展望を語った後、1月のタイ大会に出場する高橋遼伍(KRAZY BEE)、三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A)、健太(E.S.G)の3選手が出席。それそれが意気込みを語った。

強豪タン・リー(ベトナム/米国) と対戦する高橋は「いつかやる相手だと思っていたので練習は取り組みやすかった。相手の対策をしてる時点で練習から負けてるので、相手に対して対策するんじゃなくて、自分の攻撃が当たり続けるっていう練習をしてる。いつも通りローを蹴って相手が足を引きずって痛がっている姿を見せたい」と、得意のカーフキックを含むローキックでの勝利を予告。

マイラ・マザールと対戦する三浦は「アメリカの散打のチャンピオンで打撃が強い選手ですが、いつも通り“相手が分かっていても決まる”首投げで勝負したい」と得意技で勝利すると自信を見せ、ONE三連勝を狙う意気込みを見せた。

センマニー・ サティアンムエタイ(タイ)と対戦する健太は「今回92戦目になると思いますが、相手は過去最強の相手。勝って過去最高の自己陶酔を味わいたい。ONEでは1勝2敗と崖っぷちですが、相手がセンマニーということでONEは崖から突き落としに来たなと。ぶっちゃけ(自分が)“噛ませ犬”だと言われてもおかしくないと思うので、それで終わるのではなく噛みついて必死に抵抗したい。ビッグサプライズをバンコクで起こしたいと思います」とタイの超強豪選手を相手に番狂わせを起こしたいとした。

また、2020年初戦をクリア後の目標について聞かれた3選手。

高橋遼伍は「弟(昭五)のオリンピック出場を懸けた試合が始まります(※12月22日の全日本選手権グレコローマンレスリング67kg級で優勝し、アジア予選代表の座を獲得)。弟に優勝してオリンピック出場の枠を獲ってメダルも獲ってもらい、自分もしっかり勝って年内にはONEのベルトを獲ることがベスト。しっかり兄弟で結果を残したい」と語る。

三浦は「全勝してション・ジンナンのベルトに挑戦したい。女子格闘技界が盛り上がっているのはすごく嬉しいことなので、私が年明け1発目に勝って、さらに盛り上げていけるように頑張りたいと思います」と2020年の女子格闘技を初っ端から牽引していくとした。また、「『あやゾンビチャンネル』というYouTubeチャンネルをやっていて、15,000人のチャンネル登録者がいるので、2020年中には10万人突破したい」と抱負を語る。

そして健太は「初戦が巨大な相手なので、勝ったら調子に乗ってタイトルマッチというのか、燃え尽きてしまうのかわららないぐらい新年一発目に集中しています」と目の前の試合に集中していることを明かした。

会見最後に、秦代表は「世界最高峰のレベルの3選手の言葉を聞くと、それぞれ個性があります。我々は、彼らを応援していく、一緒になって感動を伝えていく立場であるというのを、今日言葉を聞いて感じました。頑張っている生き様を人に伝えている、この姿を見ていて魂をいただきました。世界で戦うということは大変です。この3選手の姿をみんなに伝えて、みんなが応援する仕組みを我々が作って、いずれはベルトを持って帰ってきてもらいたい。獲ってきたぞ!という姿を見せられる機会を設けたいので悔いなくやってきてください」と熱いメッセージを送った。

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