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【修斗】加藤ケンジが齊藤曜に逆転KO勝ち、飯野タテオが牧ヶ谷篤を完封、「格闘代理戦争」木下タケアキが鮮烈KO勝利、野尻定由が新人王に

2019/12/22 17:12

▼第10試合 バンタム級 5分2R
〇一條貴洋(ブレイブハート)61.2kg
[1R 0分18秒 KO]
×水島 宏(roots)61.0kg

[レフェリー]豊永 稔

一條は2019年7月に田丸匠に腕十字で一本負け後、10月に榎本明に判定負けで、現在修斗で6連敗中。対する水島は2016年のプロ修斗デビューから1勝2敗1分。前戦は2019年10月に岩鬼に判定0-1のドローとなっている。

1R、オーソドックス構えの一條はサウスポー構えの水島に右ストレート! 後方に倒れた水島を見てレフェリーが試合を止めた。

勝ち名乗りを受けた一條は、「2016年に新人王を獲ってから崖っぷちならぬ崖の下にいたんですけどみんなが支えてくれて、全日本獲ったことを……喜んでくれた兄が今年亡くなって(言葉に詰まる)勝ったことを報告できることが嬉しいです。戦ってくれた水島選手、試合を組んでくれた方々ありがとうございました」と涙を流しながら語った。

▼第9試合 フライ級 5分2R
〇鎌田悠介(ピロクテテス新潟)56.4kg
[1R 2分33秒 三角絞め]
×代輔(秋本道場JungleJunction)56.7kg

[レフェリー]片岡誠人

ピロクテテス新潟から誕生したもう1人の新人王(2016年フライ級)の鎌田が充電期間を経て約二年振りの戦線復帰を果たす。秋本道場のレスリングマスター・代輔と対戦する。

1R、代輔がダブルレッグテイクダウン。しかし鎌田は下から三角絞めへ。ヒジを固めてから内側に流し極めた。

復帰戦で勝利した鎌田は「約2年ぶりの試合でした。豪州を自転車で一周してきました。豪州のジムでも出稽古して強くなった実感があります。また修斗に来たいと思っています。外は寒いですけどFACEは熱いのでこの後も応援よろしくお願いします」と挨拶した。

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