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インタビュー

【KNOCK OUT】不可思、セクサンを破った強豪コリンズと対戦「ヤバいやつだなと。自分が危ないと思ったけど受けるしかないと腹を括った。今はいける自信がだいぶ出来てきました」=2月11日(月・祝)大田区

2019/02/06 19:02
【KNOCK OUT】不可思、セクサンを破った強豪コリンズと対戦「ヤバいやつだなと。自分が危ないと思ったけど受けるしかないと腹を括った。今はいける自信がだいぶ出来てきました」=2月11日(月・祝)大田区

(C)KNOCK OUT

「KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王座決定トーナメント」で健太、鈴木博昭、秀樹を破り、同王座を獲得した不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS)。

2018年は4月にSBで海人のヒジでドクターストップとなるも、初代スーパーライト級王座決定トーナメントで3連勝。12月には山口侑馬を判定で降し、5戦4勝1敗で2018年を締めた。

2019年、不可思の初戦の相手は、世界的な強豪チャド・コリンズ(豪州)。今回が初来日となるコリンズは、2017年「Krush.79」で大和哲也との対戦が発表されていたが、その発表後、梅野源治にも勝利しているセクサンとのラジャダムナンでの試合を決めたため、Krushを欠場している。

セクサン戦は、通常61.5kgで試合をしているセクサンが64.8kg契約で臨んだ試合だったが、4Rに体格差を活かして圧力をかけたコリンズが右の強打からのラッシュでセクサンをグラつかせるなど、判定3-0(49-48×3)でコリンズが勝利した。

セクサン以外にもパコーン、サックモンコンなど強豪ムエタイファイターに勝利しているコリンズ。“ムエタイの生ける伝説”ことセーンチャイとも判定に持ち込むなど、65kg近辺で世界のトップクラスといえる。

そんなコリンズとの対戦を前に不可思は、「ヤバいやつだなと。映像を見せてもらって自分が危ないと思いました」と危機感を覚えたことを正直に吐露するが、「まったくかなわない相手ではないなと、勝てる場面を探していき、今はいける自信がだいぶ出来てきました」と手応えも語ってる。

KNOCK OUTの親会社であるブシロードの新年会では、新日本プロレスの選手とも交流。ファンの人気の差が「悔しかった」と振り返る。

「新日本のプロレスラーの人気が凄くて。木谷(高明)社長が、『これが、今の差だよ。あそこまで行けるように頑張らないといけないね』と言われて、僕も新日本に負けないぐらいに盛り上げないといけないなと実感しました」という不可思。2019年初戦で、ワールドクラスの強豪との試合で、どんな試合を見せるか。

――2018年はKING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王座決定トーナメントで優勝など5戦4勝1敗でしたが、ご自身にとってどういう1年になりましたか。

「去年はトーナメントで優勝できたのは良かったのですが、最後の山口(侑馬)戦で下手な試合をしてしまったのでまだまだ強くならないといけないと感じ、気が引き締まりました」

――山口侑馬選手との試合では判定勝ちした瞬間、不可思選手に笑顔がありませんでした。

「凄くいい試合をする自信があったんです。試合で試したいことがあり、それが悪い方にはまってしまいそれでああいう試合になったので自分でもガッカリしました。試したかったことの内容を詳しくは言えませんが、まだ自分のものになっていないのにそれを本番でやろうというのが相手へのリスペクトも足りなかったのかなと反省しました」

――途中で修正しようとは?

「切り替えていつもの動きに戻せれば良かったのですが、それも出来ずに最後までずるずるといってしまったんです。この前の試合ではうまくいかなかったことで発見したこともたくさんあるのでプラスにはなっていると思います」

――2014年3月に対戦経験のある山口選手でしたが、以前とは違いました?

「戦うスタイルはそんなに変わっていないと思いますが、場数を踏んで選手として強くなっている印象はありました。僕がチャンピオンという立場でもあり、向こうは思いっきりぶつけてくる気迫を感じました」

――今回、2019年初戦から強豪チャド・コリンズとの対戦になりました。

「最初に話をもらったときはタイでセクサン、パコーン、サックモンコンといった世界トップクラスの選手に勝っていることを聞いて、ヤバいやつだなと。映像を見せてもらって自分が危ないと思いましたが、受けるしかないと腹を括りました。

世界のトップ選手とやれるチケットが来ていること自体がありがたいですし、選手をやっている以上はそういう選手とやるのを避けるというのはありえないこと。今までで一番ヤバい相手だけに燃えてますし、不可思が勝つと思われる試合よりもそういう負けるんじゃないかと思われた相手とやる方が自分的には燃えますね。勝つイメージが出来ていなかったら受けていませんが、映像を見てまったくかなわない相手ではないなと、勝てる場面を探していき、今はいける自信がだいぶ出来てきましたね」

――コリンズの映像を見てどういう印象を受けました?

「背が高くて身体が強く、手足が長くてパンチ、蹴り、首、ヒジも全部できるタイプですよね。細かいテクニックがあるというよりは、身体の強さでガンガン前に出ていて欧米人特有の思い切りの良さがあります。トレーナーがコリンズの映像をいっぱい見てくれていて、こういうことをしたらいい、などアドバイスを受けて練習しています。言えませんが勝てるポイントが二つぐらい見つかってます」

――山口戦で試したことは今回も?

「そうですね。試合で収穫があった上に今の練習でもいい感覚が掴めてきています。今回の試合で試したい動きが出来ればいいなと。去年のトーナメントでも試しながらやってきて、それがうまく行って優勝することが出来ました。山口戦の後に、自分の一つの軸となるスタイルはしっかり作ったので、ぶらさないようにその軸にいろんなものを付け合せています」

――2019年初戦をクリアーして2019年はどういう1年にしたいですか?

「これで勝てば世界的に自分の名前が売れると思うので日本だけじゃなく、世界と戦うことも視野に入れていきたいですね。日本でもまだ倒さないといけない相手がいるので、そこも借りを返さないといけません」

――先日には親会社のブシロードの新年会に参加されたそうですね。新日本プロレスの選手とも交流があったようですが。

「KNOCK OUTの選手もあいさつさせてもらいましたが、新日本のプロレスラーの人気が凄くて女性陣がキャーキャー言っていたんです。木谷社長が横に来て『これが今の差だよ。あそこまで行けるように頑張らないといけないね』と言われて、僕も新日本に負けないぐらいに盛り上げないといけないなと実感しましたね。単純に悔しかったです。新日本プロレスの選手は身体も大きくて、選手それぞれのキャラがはっきりしていて、分かりやすさが大事だなと思いました。分かりやすいからこそお客さんも盛り上がりやすいですよね」

――そういう刺激を受けて、今後お客さんにどういうものを見せたいですか?

「格闘技はスポーツであり、エンターテインメントでもあります。お客さんを楽しませる試合をするだけじゃなく、試合以外でもお客さんを楽しませられる選手になりたいですね」

――最後にファンにメッセージを。

「自分の全力をぶつける試合を見せます。KNOCK OUT代表として戦うので応援よろしくお願いします」

 

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