よーく考えてください。(伊藤は)アーセンさんに負けてるから
万全の準備で臨む防衛戦。勝利すればその先には大晦日の名古屋大会で2度目の防衛戦の可能性も見えて来る。その候補として筆頭に上がっているのは、3月大会でカルロス・モタ、8月大会でアリベク・ガジャマトフと海外の強豪を立て続けにTKOして連勝中の伊藤裕樹だ。
計量オーバーがあったとはいえ、ガジャマトフという壁をクリアした伊藤は昨年5月に神龍が破った時と比べて明らかな進化を遂げているように見える。今や新王者にとって十分な脅威となりえるのではないか、そう聞くと神龍は「いや全然まだまだですね」と一蹴。
「よーく考えてください。(伊藤は)アーセンさんに負けてますからね。やっぱグラップラーには負けるんですよ。連勝した相手もストライカーじゃないですか。やっぱりそこの、自分と相性が悪い相手からは逃げるんだと思いましたね」と、組みの面での課題を克服できていないと指摘した。
今回の防衛戦は自身が「第二の地元」という千葉県での大会。2011年の東日本大震災の後、宮城県から引っ越してきた神龍にとって、千葉県は10代のほとんどを過ごした場所。「(仙台にいた年数と)同じくらい関東にいる時間が長いんですよね。友達で言うと宮城の友達は顔もあまり覚えていないけど、こっちの友達はいまだに応援に来てくれる人もいるし、地元感はありますね」と千葉への想いを語った。
地元仙台での王座獲得に続き、第二の地元千葉県でも新王者がその強さを見せ、初防衛を果たすのか。





