2026年11月8日(日)カンボジアにて開催される『GANZBERG KUN KHMER KNOCK OUT』に、KNOCK OUTファイターの出場が決定した。
カンボジアの伝統格闘技「クン・クメール」とKNOCK OUTによる対抗戦は、2025年4月にKNOCK OUTが5戦全敗、2025年11月の日本大会では2勝2敗1無効試合の引き分け、2026年9月の3対3対抗戦ではKNOCK OUT勢が2勝1敗で初の勝ち越しを果たした。
再びカンボジアの地に乗り込むKNOCK OUTファイターたちが、現地の強豪を相手にどのような戦いを見せるのか。
対戦カードは以下の通り。今回はクン・クメールルールが3試合、キックボクシングルールが2試合での5vs.5となった。
▼クン・クメール 60kg契約PICH SAMBATH(カンボジア)下地奏人(フリー)
ピッチは圧倒的なスタミナと、前進し続けるアグレッシブなファイトスタイルから「ワイルド・バッファロー(野生の水牛)」の異名を持つ。2026年の「World Kun Khmer 8-man トーナメント」での優勝をはじめ、これまでに多数のチャンピオンベルトや国内王座を獲得。2024年4月、カンボジアで久井大夢と対戦し、判定勝ちしている。
下地は2024年8月に髙橋亨汰を延長戦で破る番狂わせ、11月にカンボジアで行われたクンクメールとの対抗戦でも初回KO勝利を収めると、12月には「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で、久井大夢を破ったロムイーサンに1Rで右ハイキックによるKO勝ちの番狂わせも、決勝では久井に判定負けで王座獲得はならず。
2025年8月の網膜裂孔からの復帰戦ではゴンナパーに挑むもKO負け、11月も成尾拓輝にTKO負けを喫したが、2026年4月の沖縄大会でYUZUKI BRAVELYにKO勝ちして再起したのも束の間、7月の軍司泰斗戦を前に左環指伸筋腱損傷で欠場。戦績は13勝(5KO)4敗。
▼クン・クメール 67kg契約SOTH VEASNA KUN KHMER(カンボジア)久井大夢(TEAM TAIMU)
ソースは「黄金の刃の槍」や「小さな騎士」の異名を持ち、2025年4月の対抗戦ではマサ佐藤の側頭部を左ヒジで切り裂き、右ハイでダウンを奪うとドクターストップによる初回TKO勝ちを奪った。
久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。
6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功するとライト級に転向。12月にゴンナパーに判定勝ちでKNOCK OUT-REDライト級王座を奪取し、2月のダイレクトリマッチではドローで初防衛に成功した。しかし、4月の『ONE SAMURAI』で秋元皓貴に判定2-1で惜敗。スーパーライト級に上げての6月21日のデンサヤーム戦はドロー。8月にモー・アブドゥラマンをKOして再起すると、9月には階級が上のシッティチャイを2RでKOしてみせた。戦績は21勝(8KO)6敗2分。
▼クン・クメール 57kg契約HIM KIMREANG(カンボジア)透士(TRASH)
ヒムは激しいヒジ打ちや蹴りを武器に、カンボジア国内で人気を博している若手・中堅ファイター。カンボジアの主要テレビ局(BAYON TVやTOWN TV)が主催する大会や『WURKZ』などの主要興行に定期的に出場している。2025年3月にはシンイチ・ウォーワンチャイと対戦し、判定勝ちしている。
透士はまだ15歳で、2025年KNOCK OUTアマチュア-57.5kg王者、WBCムエタイ世界大会金メダル、アマチュアムエタイ世界大会金メダルを含むアマチュア36冠王。7月にKNOCK OUTでプロデビューしてKO勝ち。10月の2戦目もTKO勝ちした期待のホープだ。
▼キックボクシング 56.5kg契約PHANITH KUN KHMER(カンボジア)乙津 陸(NOCK OUT クロスポイント大泉)
パナットは2025年11月にKNOCK OUTに来日。川野龍輝と対戦し、ワンツーでどんどん前へ出て2Rに右ストレートでダウンを奪うと、最後は右ストレートからの右フックで2RにKO勝ちした。
乙津は2021年10月にプロデビュー。2022年12月に第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦に臨んだが、心直に判定で敗れてプロ初黒星。バンタム級に階級を上げて2023年8月のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦では心直にリベンジして初戴冠を果たした。2024年2月、Krushに乗り込んで齊藤龍之介に延長Rで勝利もアゴを骨折して長期休養に。
2025年4月の復帰戦では森岡悠樹に初回KO負けを喫したが、6月に石川直樹をKOして再起。12月に星拓海との王者対決で判定負け。2026年5月、K-1で璃明武に判定負け、8月に壱・センチャイジムにWBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチで判定2-1の惜敗と3連敗を喫したが、10月にゴンサヤームを1Rわずか56秒、左フックでKOして再起を果たした。戦績は12勝(6KO)6敗。
▼キックボクシング 57.5kg契約PICH SOPHEAK(カンボジア)戦闘員1号(EXARES)
ピッチはカンボジア国内のテレビ局(Town Full HDTVやWurkz Kun Khmer Warriors)が主催する大規模な大会で活躍している。
戦闘員1号は2025年9月の『DEEP☆KICK』でDEEP☆KICK-57.5kg王座決定トーナメントの決勝をTKOで制し、王座に就いた異色キャラクター。試合の時以外はマスクを被り、あの人気ヒーロー番組に登場する戦闘員同様「イーッ!」が決め台詞だ。11月にKNOCK OUT初参戦で茂木豪汰を判定で破り、2026年3月にはUNLIMITEDルールに初挑戦して西村虎次郎をKOした。6月7日のDEEP☆KICKで堀井海飛に判定で敗れ王座を失った。21日のKNOCK OUTにスクランブル参戦し、チュームーシーフーとUNLIMITEDルールで対戦も初回TKO負け。
この対抗戦は、KNOCK OUT公式YouTubeチャンネルにてLIVE配信され、日本でも見られることも決まった。