撮影/安村発
RISE WORLD SERIES 2026
2026年9月19日(土)東京・EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)
※ABEMA PPVにてLIVE配信
▼メインイベント(第9試合)RISE世界スーパーフライ級(53kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R
×大﨑一貴(OISHI GYM/王者)
延長R 判定1-2 ※10-9、9-10×2
〇那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級王者/挑戦者)
※那須川が新王座に就く。本戦の判定は48-49、49-48、48-48。

大﨑は2020年2月からRISEに参戦し、9月に田丸辰を破ってスーパーフライ級王座を奪取。2022年10月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者・風音に判定勝ちして53kg最強を証明した。2023年4月、ISKA世界王座決定戦でKO勝ちし、念願の世界王者となったが、2023年7月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝で田丸辰に判定2-0で敗れ、19連勝がストップ。

2024年3月にはジラリー・キャルービーを破り、ISKAオリエンタルルール世界フライ級王座の初防衛に成功。6月には政所仁の挑戦を退けてRISE王座2度目の防衛に成功し、世界王座へ向けてタイトル返上。2025年5月、初代RISE世界スーパーフライ級王座決定戦でコーリー・ニコルソンを5RでKOし、念願の世界王座に就いた。7連勝で12月にラジャダムナン王座に挑んだが、ジャルンスックに判定負け。戦績は50勝(25KO)7敗2分1無効試合。

那須川はアマチュア大会で数々の優勝を経て、2022年4月のRISEでプロデビュー。2戦目で6月の『THE MATCH 2022』でK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星を喫したが、フライ級に階級を下げると3連勝。2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に判定で敗れるも、その後は6連勝。2024年6月には塚本へのリベンジを果たした。また、2023年大晦日の『RIZIN』でMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ち。

2024年11月、数島大陸を初回KOで破り、RISEフライ級王座を奪取。2025年3月にクマンドーイをも2RでKOし、6月にはハマダ・アズマニに圧勝してISKA K-1ルール世界ストロー級(-51.5)王座に就き階級を上げることを宣言。8月にスーパーフライ級で1位の政所仁を破り、10月には『GOAT』でチャラームダムを1RでKOした。2026年3月、長谷川海翔をKOしてRISEスーパーフライ級王座を獲得し2階級制覇。大﨑との試合を経て7月にはONE FFでトンプーンをKO。戦績は19勝(10KO)3敗。

両者は2026年6月に55kg契約で対戦し、延長Rで大﨑が勝利したが、本戦の判定で物議を醸した。今回は両者適正体重の53kgでダイレクトリマッチが行われる。

1R、序盤から大﨑が前に出てきて距離を詰め、右ローとワンツー。那須川はブロックの上からワンツーを叩き、アッパーも突き上げる。大﨑は左インカーフ、右ローを蹴ってパンチにつなげてくる。那須川は下がりながらもジャブを当て、右アッパーを突き上げる。大﨑も右フック。

那須川はロープやコーナーを背にして戦う時間が長く、大﨑の圧がかかっている様子。那須川はフックを打ってアッパーを突き上げる。大﨑も右ストレートが当たると一気にパンチをまとめる。オープンスコアは10-9で大﨑に1名、2名は10-10。

2Rも前へ出る大﨑。ローとカーフで崩しにくる。那須川はジャブ、左フック。那須川をロープに詰める大﨑だが、那須川は回り込んでヒザを突き刺す。大﨑が近寄って来るところにジャブを突く那須川。大﨑の右ストレートはかわしていく。オープンスコアは10-9×2が那須川、10-9が大﨑。

3R、前に出る大﨑をジャブで迎え撃つ那須川。大﨑は顔面前蹴りの奇襲。2Rとは違いワンツーだけでなく左ボディも打って行く。ジャブを打つ那須川に大﨑は左右ボディ、接近戦でクリンチが多くなる。距離を詰める大﨑が右ストレートを当てるも、那須川も右アッパーを返す。さらに右ボディ。どんどん距離を詰める大﨑だが、先に当てるのは那須川で、その後にクリンチに持ち込む。

4Rも大﨑が詰めていくとクリンチが多くなってしまい、バッティングも。大﨑は左目上をカットする。ドクターチェックとインターバル後に再開。またも距離を詰めていく大﨑に那須川が後ろ蹴り。大﨑が入ってくるところにパンチをまとめ、詰まったところで那須川はクリンチに持ち込む。

ならばと大﨑はボディへの連打。那須川も体を入れ替えて同じボディ連打。大﨑はワンキャッチからのヒザ、那須川もヒザを返す。両者身体で押し合う。那須川のテンカオには大﨑が右フック。

5R、前に出る大﨑を距離が詰まるとクリンチに持ち込む。那須川はジャブ、飛びヒザ。大﨑もボディへヒザ。押し合いとなり、至近距離でもパンチを出す両者。那須川もヒザを突き上げる。那須川の左フックに大﨑も左フック。距離を詰める大﨑へ先に手を出す那須川。大﨑が左右ボディからワンキャッチのヒザ。那須川も左右フックを返す。

判定はドロー、延長戦へ。変わらず圧をかけて前へ出ていく大﨑に、那須川は左フックで迎え撃つ。那須川のクリンチには大﨑が左右のボディ。那須川が右アッパー、大﨑が左ボディ。左右フックの打ち合いとボディの打ち合い。大﨑のボディ連打にヒザ、後ろ蹴りで対抗する那須川。試合終了。

判定は2-1と割れ、両者ともその場に崩れ落ちる。那須川天心がリングに駆け上がり、弟の王座奪取を祝福。大﨑はしばらく顔を伏せたままだった。

「やったぞーっ! ここまでつないでくれた方々、本当にありがとうございます。大﨑選手とのリベンジマッチ、また延長で、ここまで自分を強くしてくれたり気持ちを強くしてくれたのは大﨑選手です。本当にヤバい、めっちゃ言いたいことあったけど忘れちゃった。

そうだ、今、みんな一人で抱え込んだり、自分で自分の首絞めたり、そういう人がたくさんいると思います。そういう時こそ家族だったり、友だちだったり、周りのみんなに相談したり自分の弱さを打ち明けて見たりするのも強さだと思います。自分はこうやって着々と強くなってきました。周りのみんなに恵まれてここまで強くなってきました。だからこそ、自分で抱え込んでしまっている人は、周りのみんなに相談してみたり、弱さを打ち明けてみてください。

そして自分、リベンジマッチ、世界のタイトルマッチで勝ちました。この1週間後、自分の兄の天心が世界タイトルマッチでリベンジマッチです。俺が勝ったということは、絶対に天心も勝ってくれます。みんな、しっかり天心のこと応援してやってください。絶対に天心ベルト獲ると思います。この9月は兄弟でリベンジマッチの時にします。ボクシングは天心に、キックボクシングはこの俺、那須川龍心に任せてください。RISE最高ッ!」とアピールした。





