ハマればどっちもすぐ終わる

――斎藤選手といえば令和の修斗伝承者というキャッチコピーがありますけども、今大会に元修斗チャンピオンの青木真也選手も参戦されるじゃないですか。斎藤選手にとって修斗のチャンピオンの先輩に当たる形になるんですか?
「青木選手は僕よりもずっと前というか、交わることが修斗ではなかったので、あまりそういう目で見たことがないですね。扇久保さんとかいればね、同じ時代のとかって言えると思うんですけど、どうなんですかね。不思議な感じはします」
――同じ大会に出るというのも何か不思議な。
「そうですね。このタイミングでっていうのは多分みんな思ってると思うんですけど、自分も同じですね」
――YA-MAN選手がRIZINの事前番組で、斎藤選手は短気な性格だと思う、ちょっとサイコパスっぽいというふうにおっしゃっておられたのですが、ご自身としてはいかが思われますか?
「短気というのは怒りやすいとかですか?」
――試合中、例えば牛久戦とかで煽られた時の反応だったりというところでそう思われたということですね。
「試合は多分そんな短気ではないと思います、自分は。牛久選手のアレに対してのアクションってことですよね」
――あとはその後の、斎藤選手のYouTubeで、煽られたことに対しての感想をお話しされたところを見て、というような感じでした。
「試合中は短気ではないですね。打たれてカッとなることはほぼないです。ただ、プライベートは分からないですね」
――先ほど外から見る中で、という言葉もありましたけど、実際離れて外から見て、ご自身のMMAの中ですべきことが何か明確になったこととかもありますか?
「RIZINというイベントを外から見るのと、ファイターとしての自分を俯瞰して見た時に、もうちょっとこういうのをやった方がいいんじゃないかっていうのを。フェザー級もこの1年で目まぐるしく変わっているし、海外からもどんどんいろんな選手が入ってきているという中で、なかなか現状維持だけでは難しいというところで、試合をやるんだったらこういう取り組みをしていかなきゃダメだなっていうのを薄っすら感じてるところがありますね」
――YA-MAN選手と戦うとなると、先ほどおっしゃった消耗戦は避けられない可能性があります。その部分での準備はもう十分できていると考えていいでしょうか。
「どの選手も5分3Rフルで動ける練習、準備はするとは思うんですけど、実際あのリングで起きることっていうのは当日起きないと分からない。そういうところでいろんな想定はしてきてはいるんですけども、苦しくなっても最後は自分を信じて勝つことを最優先に動けるようにやってきたつもりではあります」
――YA-MAN選手のスタイルは斎藤選手と相性がいいと考えますか?
「どうなんですかね。ハマればどっちもすぐ終わると思ってると思うんですけどね。長引かないようにっていうのはあるんですけど、相性は半々ぐらいかな」
――近い距離になる可能性もある?
「そうですね。その可能性はあると思いますね」
――先ほどYA-MAN選手は、KOするとしたら俺がKOをする、極められることはないと。斎藤選手が勝つなら判定だとおっしゃってました。先ほど斎藤選手も形は見えているということもおっしゃってましたけども、YA-MAN選手の発言を聞いて、言える範囲でどういう感情を持ちましたか?
「勝った試合はKOですよね、YA-MAN選手は。だからKOでいいと思うんですけど…あまりこれ言いすぎるとね。自分もハマる形は何個かありますね」
――沖縄で今回合宿をされたと思いますが、それが斎藤選手にとって先ほどの戦うべきスタイルも含めて何か影響があったでしょうか。
「沖縄には前回の大晦日の時も試合前に行って来たんですけど、練習環境として凄くいいなと思って今回も行って。松根(良太)さんとコミュニケーションを取ってやれたことはすごく大きいなと。平良(達郎)くんとも手を合わせる機会が1回だけあったんで良かったなと思ったんですけど。戦略的なところだったり、細かい技術的なところだったりっていうのを指導してもらったというか。僕もすごく勉強になったし、この試合にとってプラスになるなって思ってます」




