▼第3試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
[3R 2分23秒 TKO] ※パンチ連打→レフェリーストップ
×ルートチャイ・オーセンスック(タイ/MAX MUAYTHAI-58kg王者)
笠原は6月大会では、国内トップの小笠原瑛作を3RにヒジによるカットでTKO勝ちの大金星を上げ、続く9月大会ではムエタイと初対戦。ポンチャン・ブレイブジムに大差を付けて判定勝ちし、現在3連勝中。ルートチャイは87戦の戦績を持ち、9月にはタイのビッグマッチ「MAX MUAYTHAI」の-58kgタイトルマッチで勝利し、チャンピオンになったばかり。
1R、サウスポーの笠原はリーチの長さを活かして距離を保ち、左右のボディブローを狙い撃ち。左右フックでも攻め立て、パンチの連打でルートチャイがバランスを崩して尻もちをついたところでダウンとなる。
2R、1Rはほとんど手を出さなかったルートチャイだがこのラウンドは右ミドルを多用。笠原は蹴りを受けながらも左ストレートを叩き込む。さらに左ボディストレートから右フックと攻め込んでいくが、ルートチャイはパンチをもらって仰け反るも右ミドルを蹴ってくる。
3R、ルートチャイは右ハイを連発し、笠原を近寄らせまいとするが、笠原はパンチを出しながら前進。左フックを皮切りに左右の連打が次々とルートチャイの顔面を捉え、左ストレートが入ったところでダウンが宣告された。続いての連打でもルートチャイを圧倒し、レフェリーが試合を止めた。
▼第2試合 49.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇女神(TIA辻道場/SB日本女子ミニマム級王者)
[2R 1分57秒 TKO] ※左ボディブロー→レフェリーストップ
×ゲーオジャイ・ポームアンペット(タイ)
女神は関西ジュニアキック界で活躍し、7月に開催された女子格闘技の祭典『Girls S-cup 2019』での「SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント」で16歳でプロデビュー。1回戦でNJKFミネルヴァ・ピン級王者MARIに判定勝ち、決勝でSB日本女子ミニマム級1位MISAKIにTKO勝ちして、わずか2戦目でSB日本女子ミニマム級王者となった。
その後、8月の大阪大会では韓国の“モンスタートラック”キム・ヘミンから右ストレートのカウンターでダウンを奪って大差の判定勝ち。9月の後楽園ホール大会でも韓国のイム・へヒャンを圧倒してTKO勝ちと、無傷の4連勝。今回の対戦相手ゲーオジャイは20勝7敗の戦績を持つ20歳。女子ムエタイ界では広く名前が知られている存在だという。
1R、序盤はゲーオジャイの首相撲にペースを握られた女神だが、前蹴りと右ストレートで徐々に攻撃を開始。終盤には顔面をガードさせての左ボディブローはら左ハイをヒットさせた。
2R、女神は前蹴りで突き放しながら左ボディを狙い撃ち。コーナーに詰めてのパンチ連打でスタンディングダウンを奪うと、再びパンチと前蹴りの連打で詰めていく女神の左ボディにゲーオジャイが倒れ掛かったところでレフェリーがストップ。女神がデビュー以来の5連勝を飾り、2019年を無敗で終えた。
▼第1試合 CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇竹野元稀(風吹ジム/SB日本スーパーバンタム級4位)
[2R 2分15秒 TKO] ※ヒザ蹴り→レフェリーストップ
×大桑宏章(シーザージム渋谷/SB日本スーパーバンタム級4位)
1R、サウスポーの大桑にいきなりワンツーからの右ローで襲い掛かる竹野。得意の投げを狙う大桑だが、竹野は防ぐ。竹野は飛びヒザ蹴りからパンチの連打、そして顔面とボディへのヒザで大桑を追いかける。
2Rも竹野が前へ出て右ストレート、ボディと顔面へのヒザ蹴り、左ボディとほぼ一方的に攻める。大桑は打ち返すが竹野の手数には全く及ばず。ロープを背にしたところで竹野のヒザがアゴに打ち込まれ、大桑がダウン。立ち上がったところでレフェリーが試合をストップした。
▼オープニングファイト 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇YUSHI(TEAM FOREST/SB日本スーパーライト級8位)※GSB豊橋から所属名変更
[2R 2分04秒 TKO] ※ヒザ蹴り→レフェリーストップ
×佐達 淳(シーザージム新小岩/SB日本スーパーライト級)