PANCRASEは、2019年7月21日の「PANCRASE 307」新木場大会から、米国の「Sports Medicine Research&Testing Laboratory」(SMRTL)にてタイトルマッチ出場選手のドラッグテストを実施。下記5試合の10選手が全員、「禁止物質、またそれらの代謝物は認められない」として、クリアした(陰性)ことを発表した。
12月8日の「PANCRASE 311」でも、女子ストロー級暫定王者決定戦・藤野恵実(FIGHT FARM/1位)vsチャン・ヒョンジ(韓国/THE SSEJIN)の両者にドラッグテストが行われる。
PANCRASEは、WADA(世界ドーピング防止機構)基準のドーピングチェックが可能なSMRTLで、まずは試合後の尿チェックから行っている。PANCRASEは王座戦の試合後、監視のもとで接種した選手の尿を同機関に送っていた。
本格的なドーピングチェックには、多額の費用がかかることになるが、PANCRASEの坂本靖広報は、「外国人選手の筋肉増強剤の使用を疑う声が選手・関係者などから上がるようになり、ドラッグテストを導入することにしました。現時点では試合前チェックや全試合チェックは行えませんが、まずはタイトルマッチと次期挑戦者決定戦に置いて、試合後に尿チェックを義務付けることにしました」と説明している。
◆2019年10月20日(日)「PANCRASE 309」新木場スタジオコースト
▼第7試合 パンクラス・フェザー級タイトルマッチ 5分5R
○ISAO(NEVER QUIT/王者)
[判定2-1]
×カイル・アグオン(米国/SPIKE 22/1位)
※ISAOが2度目の防衛
◆2019年9月29日(日)「PANCRASE 308」新木場スタジオコースト
▼第10試合 メインイベント パンクラス・ライト級暫定王座決定戦 5分5R
○サドゥロエフ・ソリホン(タジキスタン/ロシアパンクラチオン・ハバロフスク/2位)
[2R 0分37秒 TKO]
×粕谷優介(総合格闘技道場CROWN/6位)
※サドゥロエフが暫定王者に認定
◆2019年7月21日(日) 「PANCRASE307」新木場スタジオコースト
▼第12試合 メインイベント パンクラス・ストロー級タイトルマッチ 5分5R
×砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/王者)※3度目の防衛戦
[5R 0分38秒 TKO]
○北方大地(パンクラス大阪稲垣組/1位)
※北方が王者に認定
▼第11試合 セミファイナル パンクラス・バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○ハファエル・シウバ(ブラジル/アストラ・ファイト・チーム/王者)
[2R 1分54秒 TKO]
×金太郎(パンクラス大阪稲垣組/1位)
※シウバが2度目の防衛
▼第10試合 パンクラス・フライ級暫定王座決定戦 5分5R
○翔兵(升水組/1位)
[2R 4分50秒 TKO]
×上田将竜(緒方道場/3位)
※翔兵が暫定王者に認定