トーナメント決勝で対戦するエドポロキング(左)とスダリオ(C)RIZIN FF
2026年8月11日(火・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて『RIZIN.54』が開催された。
「RIZIN JAPAN GPヘビー級トーナメント」の1回戦で、上田幹雄(BRAVE)をTKOしたエドポロキング(ROOTS GYM)と、酒井リョウ(RANGER GYM)をTKOしたスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)がインタビューに答えた。
11月の決勝へ向けて、両者とも強気な言葉が飛び出した。
エドポロキング「スーパースターになるべくしてなるんで」
「最高でーす」
――その最高ですというのは思い通りの試合ができたというところで最高なんでしょうか。
「そうですね。チームと話し合って1R見て2 R、3Rで勝負かけようっていう作戦やったんで、それを遂行できたのがすごい嬉しいです」
――今回対戦した上田選手ですが実際に手を合わせてどんなファイターだったか教えてください。
「僕は試合が決まってからずっと上田選手 のことを凄い大きく見てて。それこそ極真の世界チャンピオンやし、蹴りも一流やし。それを僕が試合までの間すごい大きく見た結果、試合をしてみて『あんまりやな』って思え て余裕ができたんですごい良かったですね」

――今後の目標は次のヘビー級トーナメント決勝だと思うんですが、そちらに対しての意気込みを教えてください。
「次も簡単にクリアして、対世界というか世界で戦っていきたいなと思ってます。押忍」
――フィニッシュした後、アレックス・ペレイラ選手と同じポーズでした。これは意識していた?
「試合する前からフィニッシュしたら絶対やったろうと思ってたんで、すっごい気持ちいいです。押忍、シャマ」

――1Rは見て、2・3Rで勝負をかけるっていう風に言ってましたけれど、それはどういう理由から?
「1Rは練習の時から、カーフを絶対狙ってくるなっていうのはもう誰でも分かってることなのでカットの練習とかもして。何度かカットして相手の方が絶対痛かったと思うし、そこからまた2Rも蹴れないようになってくるっていうのは分かってたので、そこで勝負かけれて決めきれてよかったです」
――関節蹴りも上田選手は出してきてましたけれど。
「何してんねやろうと思ったです(笑)。何も効かなかったんで。どないしたんかな、みたいな感じやったっすね」
――フィニッシュはヒザでした。
「そのヒザの前にジャブ、フック、ストレートの時に当たって相手の顔がちょっと効いてた顔したので、ここ絶対行けるっていう野生の勘が働いて畳みかけたっていう感じです」

――決勝戦の相手はスダリオ選手になりました。いかがでしょうか。
「無問題。ノープロブレムです。押忍」
――同じようにフィニッシュで?
「そうですね。まあ、遅くても2RにはKO出来るんじゃないですか。10回やったら10回勝てるんで。押忍」
――オープニングセレモニーや試合直前もリラックスしている表情を拝見しまして、久しぶりのRIZINの試合でしたけれど緊張感はなかったんですか?
「僕は緊張というより、RIZINの僕の試合の日って自分自身祭りやと思ってるんで。エドポロ劇場を見せたるわみたいな感じで、すっごい興奮してましたね」
「やっぱり、スーパースターになるべくしてなるんで僕は。押忍。気持ちいいーっ」
――試合間隔としては3カ月後、11月にスダリオ選手との試合ということになりますけれど、そこまでの準備はどのようにされる予定ですか。
「来週もしくは2週間後、もしくは9月に入ってからアメリカに行って、またアレックス・ペレイラ選手とかと練習させてもらえうようにします」
――11月やって、最後今年の大晦日はどう考えてらっしゃいますか?
「先のことは考えてなくて、まず11月クリアしないと次は分からないんで。11月に向けてまた一から作り上げていきたいなっていうのは思ってます」
――ヒザでのフィニッシュは最初からプランとしてあったんですか、それとも突作的に出たんですか。
「咄嗟で出ましたね。首相撲をクラッチできた時に、これヒザを上げたら顔に当たるわと思ったんで上げたっていう感じです。ヒザは普段から自分の武器として凄い練習してるんで、それが上手いことハマってよかったです。シャマ」

――上田選手が大したことないなと感じたのはどこで一番そう感じた?
「もっと蹴りが走ってるんかなと。もう見えへんのかなと思ってたんですけど、全部カット出来たのですっごい練習してきてよかったなって心から思います」
――決勝ですけどスタリオ選手も2Rで終わらせると。その根拠はどの辺にあるんですか。
「なんすか、あの試合って感じですよ。マジで(笑)。マジで11月見てもらったら分かります」
――エドポロ選手とも戦った酒井選手は、予想としてはスタリオ選手を推されてたんですけどね。
「負けたヤツには言わしとけって感じすよ。それだけの話です。負けたのに何言ってんのって話なんで、僕からしたら。どこまで行っても酒井リョウに勝ったスダリオ剛に勝った上田幹雄に勝ったエドポロキングなので。それだけの話です」
――弟さんがジュニアオールスターでMVPを取ったり活躍しているのが刺激とか、何かこ与えてくれてるものはありますか?
「すっごい力をもらってますし、切磋琢磨して朝倉兄弟じゃないですけれどエドポロ兄弟っていうのを日本中に轟かせていきたいですね。押忍」
――今のところはどちらが?
「まだ俺が勝ってますよ。弟にはもっと頑張ってもらわなあかん。ケツ叩きますわ。あとで電話し、俺勝ったぞって言ってやります」

――1年5カ月ぶりの試合でしたけども、ご自身ではこの間にどんなところが一番成長したって感じましたか。
「カーフの対処であったりとか、ハンドスピードもそうやし、試合運びもそうやし。ファイトIQが上がったかなって自分自身思います。ケチつけるヤツはケチつけるし、勝っても文句言うヤツは文句言うんで。例えば1R目手数が少ないだのどうのこうの、言わしとけばいいんですよ。僕は僕なりに作戦を遂行しただけなのでって感じです。押忍」
――成長した一番の要因っていうのはアメリカ遠征が大きそうですね。
「すっごい大きいですね。アメリカで手を合わせた選手、アレックス・ペレイラ選手もそうですけど、例えば名前出していくとショーン・ストリックランド選手とかにもスパーリングさせてもらって。やっぱり絶対にアメリカでスパーリングしてる時の方がしんどいし、それこそアレックス・ペレイラ選手とスパーリングする前のワセリン塗る時っていうのは、今日の試合の時よりも凄い緊張したし、それは自分にとっていい経験やし。ペレイラ選手がホワイトハウス大会に向かうまでの日々ファイトキャンプ一緒に過ごさせてもらって、凄いインスピレーションを与えてもらったんで、次は俺の番やなっていうのはありましたね。勝ってよかったです。シャマ」
――そのインスピレーションを与えてもらうために、またアメリカ行くって感じですか。
「そうですね」
――日本での練習環境についてお聞きしたいんですけど、最近デビューしたアルブリー・ンジャイというROOTS GYMの選手が凄いフィジカルなので、彼との練習がメインなのかと思うぐらい凄ましい体躯をしていたのでどういう印象を持ってるのかとかお聞かせください。
「アルブリーはすぐ表舞台に出てくると思うんですけど。アルブリーと一緒に組んだりとかっていう練習をすることによって、今日の試合でもそうやし、組みに対しては恐怖心とかもなくなったっすね。例えば今日の試合でも、倒されても絶対立てる自信もあったし、アルブリーと練習することによってあの子も125kgか130kgあるんですけど、普段から重たい体重とやることによって試合に対しては余裕を持って出来るので凄くいい練習パートナーですね」
――アルブリー選手はいつ頃、大舞台に上がってくると思いますか?
「今年の秋ぐらいには皆さんのまた耳に入ると思います」
――これでインタビュー終了となります。
「ありがとうございました。最高。アイム・ハッピー・サンキュー」









