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【RIZIN】パッチー・ミックス大いに語る「佐藤将光は自分の良さを引き出してくれるような相手」「RIZINでの新生パッチーという部分を見せたい」ダニー・サバテロには猛批判「口ばっかり動かして試合では何もやらない」

2026/08/09 17:08
 2026年8月11日(火)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『RIZIN.54』に出場する選手の個別インタビューが、9日(日)都内にて行われた。  セミファイナルのRIZINバンタム級(61kg)5分3Rで、佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)と対戦するパッチー・ミックス(米国/Xtreme Couture)がインタビューに答えた。 自分の中ではベラトールのパッチ―は求めていない ――今の心境を教えてください。 「気分はいいです。今回チームも来てますし、恋人も来ていてサポートしてもらってるので、RIZIN.54で戦えるのを楽しみにしてます。 ――前回は66kgのフェザー級でしたが、今回はバンタム級に戻したかと思います。そういったところも含めて、今の気分としてはどうでしょうか。 「バンタム級はやっぱり調子がいいなって思います。前回初めてフェザー級でやったんですけれども、体格差を感じた部分もあります。特に秋元選手は背が高かったので、そういった部分でもいろいろ感じることありました。今はバンタム級で調整して、すごく調子はいいかなと思います。バンタム級での唯一の負けはマリオ・バティスタとのショートノーティスの試合だけだったので、自分のバンタム級での実力っていう部分を見せることに対してすごくモチベーションがあります」 ――今回対戦する佐藤将光選手のファイターとしての印象を教えてください。 「彼はすごくいい選手だと思いますし、彼の試合はずっと見てきたので、彼がONEでタイトルマッチをやったのもRIZINでのタイトルマッチも見ていました。確か今回で57戦目ぐらいになると思うんですけれども、経験豊富な本当にレジェンド枠に入りそうな選手だと思ってます。RIZIN.52では一緒の大会で戦って、彼は私が負けてしまった後にすぐメッセージを送ってくれて。『一日も早い回復を願います、またRIZINで見てみたいです』というようなメッセージを本人からもらったので、その時に彼と試合するなんて全く思ってなかったんですけれども、いい人なんだなと思いますね。  このマッチアップに関してはすごい光栄ですし、本当に佐藤選手が自分の良さを引き出してくれるような相手なんじゃないかなと思ってますし、この試合の中では彼をリスペクトした上で、そういった試合を見せたいと思いますね。彼はたくさんの経験があって、素晴らしい対戦相手ともやってきてるので、そんな相手に自分の本当のポテンシャルを見せられたら最高だなと思ってます」 ――どんな試合展開になるとイメージしているか教えてください。 「この試合はすごくファンが喜ぶような試合になるんじゃないかなと思ってます。動きの多い試合になるんじゃないかなと思いますし、バンタム級に戻ってきたことによって、自分が相手よりも大きく強いという部分がありますので。打撃もやるでしょうし、佐藤選手は何でもできる選手なので、どこか一点で勝負してくるとは思わないんですよね。  おそらく彼も自分の実力を全部のところで試したいと思うので、一つのところにこだわらず全てのところで勝負してくるんじゃないかなと思います。たくさん動きのあるキックボクシングからボクシング、グラップリング、柔術まで、いろんなものが見られるような試合になると思いますし、セミとしては素晴らしい試合になるんじゃないかなと思います。  メインにはいい試合がありますので、しっかりとセミの仕事をできるように頑張りたいなと思いますし、ここで自分の印象をつけたいと思ってますし、そのためにはフィニッシュをしなければいけないと思ってます。  そんな中、いろんな人たちからベラトール時代の昔のパッチーが見たいと言われているんですけども、自分の中ではベラトールのパッチ―は求めていない。あくまでもRIZINでの新生パッチーという部分を見せたいし、それを印象づけたい思います。  特にこの階級ではダニー・サバテロが上に君臨していますし、自分はダニー・サバテロに勝っている選手に全員勝ってます。ダニー・サバテロと佐藤選手の試合を見て、佐藤選手がどれだけ上手なのか、どれだけ手強いのかっていうのも再認識しましたし、あの試合もスプリットで負けているんですけれども、佐藤選手はダニー相手にああいう試合ができるのはすごく強い選手だ思います。この試合も簡単ではないと思いますし、そんなタフな相手に対して自分がどれだけやれるのかっていう挑戦に関してもすごく楽しみにしてます」 [nextpage] 朝倉海とは何年間も友人関係 【写真】ミックスにとっては悪夢となったRIZINデビュー戦の秋元戦(C)RIZIN FF――新生パッチーを見せたいとおっしゃってましたけど、RIZINルールはもう完全に理解して自分の戦いに取り入れることはできていますでしょうか。 「RIZINルールを取り込んできている部分もありますし、自分がバンタム級に戻ってきて、自分が世界に君臨していた階級で戦うのをRIZINで見せるっていう部分のコンビネーションだなと思います。RIZINルールはそもそもそんなにまだ経験したことがなくて、元谷選手との試合ではRIZINルールはあまり経験できなかったんですよね。なので秋元選手の時は自分がやられる側に実際なってみて、こういう感覚、こういうタイミングっていう部分を身をもって感じたっていうことがあります。自分で経験したことによって新しく練習を変えてみたり、練習方法を工夫するようになりました。  自分が受ける側には当然なりたくないんですけれども、これからRIZINで戦っていくと考えた中で、将来の自分の戦いの中でも役立てるような部分がたくさんできています。本当にRIZINルールは一番リアルなルールだと思ってますし、そういったルールで戦う準備はしてきています」 ――日本に来て、秋元選手とJAPAN TOP TEAMで練習はされてきたんでしょうか。RIZINルールに対する練習もそこで? 「秋元選手というよりかはJTTに凄く柔術の強いコーチがいるので、彼とたくさんやらさせてもらったっていう部分と、あとは(朝倉)海選手と久々に会って話をしたりとか、時間を過ごすためにもJTTに行きました。  海選手とはラスベガスで知り合ってからもう何年間も友人関係を築いているので、彼がティム・エリオットとやった時もたくさん練習をして、いろんな準備に付き合ったっていう部分もあるので、久々に会っていろんな話をしたくて今回JTTに行きました。  JTTに行ってる間は、今まで自分がやってきたものを確認するような練習を多くやるようにしたのと、RIZINルールでずっと戦ってきた選手たちの精神面、そこのマインドセットを学びたくて、彼らにたくさん質問をしました。彼らはずっとこのルールで試合をする経験をしてきているので、どういった心構えなのかっていう部分をたくさん質問させていただいたっていう感じになります」 ――今回かなり早めに来日されたと思うんですけど、かなり東京も暑かったと思うんですが調整とか減量を行う上で意識していたこと、気をつけたことは何かありますか。 「東京のこの気温は助かっているって思ってます。自分はラスベガスに住んでいるんですけれども、40度超えるのは当たり前なんですよね。凄く暑くて、正直こっちの方がいいんじゃないかって思います。日本は湿気はたくさんあるんですけれども、過ごしにくいっていうわけでもなくて。今朝は曇り空だったんで、朝はいい感じの気候で走って、しっかりと汗もかけたんで、いい気候だって思いました。  体重を落としたり、ウォーターローディングしたり、基本的にはしっかり汗をかけば体重を落とせると考えています。あと、自分はどっちかというと外で体重を落とすのがすごく好きなんですね。外で運動しながら汗をかくには、日本の気候は素晴らしいって思いますし、街中が綺麗なので、空気の質もいいと感じます。外で体重を落とすっていう意味では、素晴らしい環境じゃないかなって思います。体重を落としてる時は、一箇所でじっとしてないで散歩したりとかするので。  昨日も汗を出した後に、散歩をして渋谷の方に行ったんですけれども、しっかりと汗はかいていますし、移動してる間にも体重を落としてるっていうのが実感できるんで、とにかく足を動かして。あと電車移動っていうのもすごくいいなって思っています。とにかく気に入ってますし、東京が好きですし、日本がすごくいいと思います」 [nextpage] ダニー・サバテロは本当に何もしない選手 ――今回の試合を突破したら、チャンピオンのダニー・サバテロ選手の挑戦も視界に入ってくると思うんですけど、サバテロ選手にはどういう印象を持ってますか? 「自分は今、佐藤選手に集中していて特にタイトルマッチとかダニーについてはあまり考えてないです。ただ、佐藤選手とダニー選手の試合を見た時に、どっちが勝ったっていうのは明白です。ダメージを与えたのは佐藤選手だと思いますし、ダニーがダメージも与えずに死に物狂いでしがみついてただけっていう印象なので。一方的にボコられたっていう印象を持っているので、ダニーが佐藤選手に勝った試合はそんなに評価してません。  ダニーに勝った人間を自分は全員フィニッシュしてきてるし、自分がチャンピオンだった時、ダニーは確かランキングが7位だったんですけども、今も自分の中では彼はランキング7位ぐらいだと思います。雑なテイクダウンも多いですし、自分とは最悪の相性だと思いますね。ギロチンをすぐもらっちゃうぐらい雑なテイクダウンで来るので。ダニーは自分が火曜日に負けろと思ってるんじゃないかな。実際その試合が組まれたら自分としてはイージーマネーかなと思います。  佐藤選手に集中していることは前提として、ダニーのスタイルはすごくつまらないと思いますし、前回の試合は多分ラッキーパンチだった。あれが当たらなかったら、おそらくまた判定で勝ってたんじゃないかなと思います。彼のトラッシュトークも非常に幼稚だし、彼は口ばっかり動かして試合では何もやらないっていうことはもうみんな分かってきてると思うんですよね。  彼は口を動かして試合になると掴んで押さえて時間を使うっていう、本当に何もしない選手。それは置いておいて、自分は火曜日に自分がやれることを最大限に発揮して、すごい強敵に勝って、それがタイトルマッチに繋がってくれることは光栄です。できれば9月、10月、11月、12月…とにかくたくさん試合がしたいなと思ってます。自分はリスペクトしてくれる人に対してはリスペクトで返したいって思いますし、リスペクトしない相手に対してはリスペクトしないです。ダニーが前回そんな感じですよね。自分の試合の後にダニーが言ったことは聞いてるんですけども、彼は誰に対してもそんなことを言ってるので、彼に対してのリスペクトはないですし、彼は品がないって思います。  とにかく今回試合で勝つことに対してすごくモチベーションは高いですし、タイトルマッチに繋げるためには佐藤選手をフィニッシュしないといけない。佐藤選手はここ14年くらいフィニッシュされてないですよね。最後のフィニッシュ負けが2012年だったと思うので、10年以上フィニッシュされていない人間をフィニッシュすることによって発言権を得るって思いますし、48時間後、世界がまたパッチー・ミックスというファイターを見直すことになる。世界がまた注目するようになる自信があります。  あと、ダニーが鹿志村選手をフィニッシュできるとも思ってなかった。彼に向かってカメラでファックユーと伝えたいと思います」 ――JTTで練習した選手の名前はわかりますか。 「竹浦さん。彼とは本気のグラップリングのスパーリングを何回もやりました。彼はすごく素晴らしい選手だと思ってます。確か前回の試合では、自分の対戦相手のセコンドに入っていたんですけども、そういった部分を全く感じさせないぐらいすごくいい人で。あとは凄くいいレスラーで(安楽)龍馬という選手がいるんですけども、彼もすごくいいです。  大体8人ぐらいと練習しました。海選手もいましたし、自分が連れてきたセコンドに入る選手も一緒に練習したりとかして。竹浦さんは本当に知識が豊富で、とてもリスペクトがあるのを感じて、出し惜しみをしない。いろんなものも教えてくれましたし、何時間も意見交換と技術交換をして、すごくいい時間を過ごしました」 ――佐藤選手は事前のインタビューで、ここ数試合のパッチー・ミックスでリングに上がってきたら、自分にとってつまらない試合になると言っていました。なので、最強のお前で来いと。その期待に応えられるでしょうか。 「試合に負けたからといって、その評価が下がるとは思ってないですね。例えばマリオ・バティスタとの試合もショートノーティスだったにも関わらず、打撃122発は当ててますよね。それは彼のUFCの15戦の中でもそんなに被弾したことはなく、そこで4、5針ぐらい縫わすような顔も結構痛めつけたりとか。その次の試合も7~8分コントロールしてますし、彼も顔面を切り裂いて4、5針縫わしてる。  そういった部分では、自分はそんなにつまらないとは思っていないんですよね。中身を見れば評価するべき部分はあると思います。彼が、自分がリングに上がってつまらないって感じるんだったら、それは彼がすごく大きな間違いをしていることになると思う。  火曜日にリングに上がるパッチ―は今までの中でも最高のパッチ―だと思っています。当然彼もその状態で過去最高の佐藤将光としてリングに上がってきて欲しいと思います。やっぱり強い相手に勝った時こそ、自分が今までやってきたことの全てが報われると思います。彼がベストな自分と戦いたいのと同じように、僕もベストの彼と戦いたいと思いますし、それはすごい誇りに思えることだと思います。  過去の自分を考えているのであれば、セルジオ・ペティスから一本取ったパッチ―、マゴメド・マゴメドフから一本取ったパッチ―、ラウフェオン・ストッツをKOしたパッチ―、それとは全く別のパッチ―が今回来ると思うので、全部をひっくるめた上で今出せる最高のパッチ―と彼は戦うことになると思います」
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