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【Enfusion】35戦無敗のK-1王者ティアン・ターザンの無敗記録に赤信号、元GLORY世界上位ランカーがEnfusion王座への挑戦者に決定

2026/07/30 13:07
【Enfusion】35戦無敗のK-1王者ティアン・ターザンの無敗記録に赤信号、元GLORY世界上位ランカーがEnfusion王座への挑戦者に決定

K-1王座の次はEnfusion王座の防衛戦に臨むターザンだが、かなり強敵な挑戦者が用意された

 2026年9月26日(土・現地時間)オランダ・ティルブルフで開催されるキックボクシング大会『Enfusion』に、K-1 WORLD GPクルーザー級王者ティアン・ターザン(オランダ)が出場する。

 ターザンは当初「王者vs.王者」としてSENSHI王者のロイク・ンジェヤとの対戦が決まっていたが、ンジェヤが怪我のため欠場。代わって用意されたのは、ンジェヤをはるかに上回る大物の強豪だった。


【写真】ボケメがターザンの新たな挑戦者として発表された(C)Enfusion

 その選手とはウリック・ボケメ(コンゴ)。ボケメはサッカーのスイス代表チームでプレーしていたトップアスリートだったが、怪我のため引退。リハビリで始めたキックボクシングでプロになることを決意したという。キャリア初期はスイスの大会で連勝し、『Enfusion』を主戦場にするとオランダやフランスで活躍。

『GLORY』には2019年10月に参戦し、初戦では敗れるも12月の2戦目で勝利。しかし、その後はリングを離れて2022年6月に約1年半ぶりに復帰して勝利を収めている。2023年6月にGLORY復帰戦でマイケル・ボアペアに初回TKO負けを喫したが、11月に当時2位のセルカン・オズカグライヤンを判定で破る番狂わせを起こした。2024年5月には王者ウィッセに挑戦したが、判定で敗れている。GLORYではミドル級(-85kg)世界3位が最高位。


【写真】GLORYでは世界タイトルにも挑戦したボケメ(右)

 その後、ボアペアに再び敗れてGLORYを離脱。SENSHIに戦場を移して4連勝を飾ったが、2026年7月の前戦でジョシュア・アキンバデにTKO負けを喫した。戦績は36勝(17KO)7敗。現GLORY世界ミドル級王者チコ・クワジ、同級世界1位ドノバン・ウィッセ、同級世界2位マイケル・ボアペアらに匹敵する強豪である。

 この試合はターザンが保持するEnfusionクルーザー級王座の防衛戦として行われる。あと数戦でMMAへの転向を宣言しているターザンは、強力な挑戦を相手に無敗記録を守ることが出来るか。


“四角いジャングルの王”ターザンはヨーロッパを中心に驚異のKO率(そのほとんどが1RでのKO)を誇り、まだ25歳と若く身長188cm・体重90kg。子供の頃から陸上競技をしており、オランダとゼーラントで優勝経験あり。12歳からは体操も経験。キックボクシングでプロデビューしてからはEnfusion世界ライトヘビー級&クルーザー級王座の2階級制覇、特技は「ノックアウト」。


【写真】7月20日にK-JeeをKOしてK-1王座の初防衛を果たしたばかりのターザン

 2024年7月の『LEGEND vol.1』に初来日を果たし、遊笑に初回KO勝ち。12月のK-1に再来日すると、RUIを1Rわずか27秒、左ストレートでKO。2025年2月のK-1ではカルロス・ブディオをKOしている。2025年3月、マハムード・サッタリを1RでKOして第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座に就いた。7月にK-Jeeを初回KOで破り、K-1王座の初防衛に成功。35勝(31KO)無敗の記録を更新中。

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