修斗修斗
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【UFC】DDPデュ・プレシウスマンがウスマンに左ハイ効かせて判定勝ち再起、ダンカンがキャノニア下し5連勝、体重超過のフーパーが一本勝ち、投げるクラインがヒッチに判定勝ちで4連勝、マクミレンがモンテスTKOでMMA11勝無敗に、フライ級コリアがニコルに判定勝ち

2026/07/19 11:07
 2026年7月18日(日本時間19日)『UFC Fight Night: Du Plessis vs. Usman』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が、米国オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターにて開催された。 ▼ミドル級 5分5R〇ドリカス・デュ・プレシ(南アフリカ)24勝3敗(UFC 10勝1敗)[判定3-0] ※50-45、49-46、49-46×カマル・ウスマン(ナイジェリア)21勝5敗(UFC 16勝4敗)  ミドル級5分5R。デュ・プレシ2位、ウスマンはウェルター級の9位。METAランキングではデュ・プレシ2位、ウスマンはウェルター級10位。  南アフリカのデュ・プレシは32歳。UFC9勝1敗(4KO、2一本勝ち)。キャリアでは23勝3敗(9KO、11一本勝ち)。バックボーンは柔道・レスリング・キック。フィジカルと、けっして綺麗ではないが独特なリズムの打撃が武器。ミドル級前王者。UFC無敗で王座を戴冠したが、昨年8月の防衛戦でハムザト・チマエフに25分間テイクダウンからコントロールされる展開で完封負け。リベンジしたいところだったが、チマエフは今年5月にショーン・ストリックランドに敗れてベルトを失っている。現王者ストリックランドには2度勝利しているものの、チマエフ戦があまりに一方的すぎたために、次期挑戦者としての期待感は高まっていない。チマエフと同じレスラーのウスマン相手にレベルが上がったところを見せられるか。  ナイジェリアのウスマンは39歳。UFC16勝3敗(4KO、1一本勝ち)。キャリアでは21勝4敗(9KO、1一本勝ち)。元ウェルター級王者。王座陥落した試合から3連敗していたが、UFCでの敗戦はそれがすべて。1度目のレオン・エドワーズ戦は優勢に試合を進めていたうえで、残り1分を切ってからハイキックで逆転KO負けした試合で、ダイレクトリマッチは2-0の僅差判定負け。3連敗目のチマエフ戦も、試合10日前に急遽階級上での試合が決まったもので、にもかかわらず判定2-0と健闘した。1年半のブランク明けとなった前戦のホアキン・バックリー戦はテイクダウンするとコントロールして逃さない展開で判定勝ち。今回は再びミドル級だが、ウェルター級の体格のままで、どちらの階級でも戦えるようにするとのこと。  オッズはデュ・プレシ1.44倍、ウスマン2.90倍。アンダードッグではあるが、39歳で実質階級を上げての初戦で前王者と対戦するということを考えると、十分に競ったオッズと言える。  1R、両者オーソドックス。ジャブ、ミドルで牽制するデュ・プレシ。カーフキック。ウスマンはジャブで距離を測る。慎重な立ち上がり。右オーバーハンドを入れたウスマン。ウスマンのジャブに左ハイを返すデュ・プレシ。詰めて右を打ち込んだデュ・プレシ。デュ・プレシの右の打ち終わりに右を返すウスマン。ジャブから打ち下ろしの右をヒットさせたデュ・プレシ。ウスマンがカーフキックから左右のパンチを打ち込む。シングルレッグを見せた。フェイントのみ。ジャブを突くウスマン。残り1分で四つに組んでいくウスマンだが、ヒザがローブローとなりタイムストップ。離れた状態で再開。右を突いたウスマン。デュ・プレシは左フックをかぶせる。お互い左ミドルを入れたところで1R終了。  2R、デュ・プレシの左ハイを腕でブロックしたウスマン。さらに左のヒザ。アゴにヒットしぐらついたウスマン。詰めて右オーバーハンドを打ち込んだデュ・プレシ。左ハイ。ガードの上だがバランスを崩しているウスマン。ウスマンのタックルにカウンターのヒザを合わせるデュ・プレシ。そのまま組みに行ったウスマンだが切られた。デュ・プレシが強烈な右オーバーハンドを連打。詰めて右オーバーハンドから左のヒザを入れたデュ・プレシ。左右のパンチをヒット。スイッチして右ストレートをヒットさせたデュ・プレシ。パンチで出たウスマンにデュ・プレシの右がヒット。顔を歪めたウスマンはアイポークをアピール。しかしリプレイで見ると拳を握っているデュ・プレシ。再開。デュ・プレシのウラケンでバランスを崩したウスマン。組んでいくが、デュ・プレシはすぐに離れる。左右のパンチをヒットさせて出る。デュ・プレシが首相撲からヒザ。さらに左ハイ。右を打ち込むデュ・プレシ。2R終了。パンチをもらった左目が腫れているウスマン。  3R、デュ・プレシの左ミドルが腹にヒット。パンチの連打で出るデュ・プレシ。右ストレートを打ち込むウスマンにデュ・プレシはヒザを合わせようとする。デュ・プレシの左ハイ。左ミドル。後手に回っているウスマン。タックルのフェイントに反応したデュ・プレシ。また左ミドルが腹にヒット。詰めて右オーバーハンドを入れたデュ・プレシ。ウスマンがついにタックルに入る。ダブルレッグでテイクダウンしたが、押さえ込めずに立たれた。すぐに離れるデュ・プレシ。3R終了。  4R、シングルレッグを狙ったウスマンだが、足をつかむことができず切られた。デュ・プレシの左ハイがガードの上からヒット。ぐらついたウスマン。パンチで出るデュ・プレシ。また左ハイ。効いていないと余裕の表情を見せるウスマン。ウスマンのタックルにヒザを合わせたデュ・プレシ。そのまましがみついてテイクダウンを狙ったウスマンだが、足を引き抜いて離れたデュ・プレシ。デュ・プレシの右オーバーハンドにウスマンもパンチを返す。ウスマンの右がクリーンヒットしたが、下がらないデュ・プレシ。4R終了。    5R、判定になると厳しいと予想されるウスマン。スタミナにはまだ余力があるが、デュ・プレシの動きも落ちていない。デュ・プレシが左ミドルからワンツー。ウスマンも右オーバーハンドを返す。左ミドルを出したデュ・プレシだが、ウスマンがローブローをアピール。デュ・プレシは両手を広げて抗議するが、タイムストップ。再開。左ハイ。またもガードの上だが、ぐらついたウスマン。さらに右オーバーハンドが入りふらついた。残り2分でデュ・プレシがタックルに。切ったウスマンがギロチンを狙ったが、すぐに立って離れるデュ・プレシ。間合いを詰めたウスマン。右ストレートがヒット。距離を取るデュ・プレシ。右を打ち込んだウスマン。デュ・プレシは逃げ切りを狙って距離を取る。最後にパンチを連打して出たウスマン。ケージに詰めて左右の連打を打ち込んだが、デュ・プレシも右を返してタイムアップ。  ジャッジは50-45、49-46、49-46の3-0でデュ・プレシが判定勝ち。再起に成功。勝ったデュ・プレシは、試合後のインタビューで「メインイベントはこういうフィニッシュを狙っていく戦いをするべきなんだ。ウスマン、対戦してくれてありがとう。この勢いで、ベルトを取り返す。左ハイは作戦だった。どうやったらあれを止められないか研究していた。チームメイトには感謝している。過去最高の仕上がりだった。タイトルに挑戦させてくれ」と王座奪還をアピール。  敗れたウスマンは「デュ・プレシがタフなのは知っていた。できることはやった。蹴りは効いたな。年齢のことは気にしていない。まだまだできることはある。またジムに戻ってトレーニングするよ。どんな相手とも試合をするよ。ありがとう」とコメントした。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇クリスチャン・リロイ・ダンカン(英国)15勝2敗(UFC 8勝2敗)※UFC5連勝[判定3-0] ※30-27、30-27、29-28×ジャレッド・キャノニア(米国)18勝10敗(UFC 11勝10敗)  ミドル級。キャノニア10位、ダンカン12位。METAランキングではキャノニア11位、ダンカン12位。  米国のキャノニアは42歳。UFC11勝9敗(7KO勝ち)。キャリアでは18勝9敗(10KO、3一本勝ち)。ミドル級最年長。UFCでは当初ヘビー級で、2階級落としてミドル級に。ヘビー級時代から重いパンチを武器としている。2022年にはアデサニヤのタイトルにも挑戦した。しかしここ4戦では1勝3敗。昨年2月に組まれた、ランク外のグレゴリー・ロドリゲスとの対戦では、力の差を見せて3年ぶりにKO勝ちしたが、前戦は階級下のマイケル・ペイジ相手に1Rにパンチでダウンを奪われ、2R以降盛り返すも及ばず判定負け。ここから先の敗戦は進退にも関わってくる。  英国のダンカンは30歳。UFC7勝2敗(5KO勝ち)。キャリアでは14勝2敗(10KO、1一本勝ち)。長いリーチ(201cm)を活かしたパンチが武器。UFCでの2敗はいずれも打撃戦で押されての判定負けで、キャノニアが勝ったグレゴリー・ロドリゲスにも敗れている。しかしそこから4連勝中。今年3月の前戦でロマン・ドリッゼを打撃で圧倒して判定勝ちし、ランキング入りを果たした。  オッズはキャノニア3.95倍、ダンカン1.27倍。キャノニアは6戦連続のアンダードッグ。6戦中、一番の大差となっている。  1R、オーソドックスのキャノニアにスイッチを繰り返すダンカン。関節蹴りを入れるダンカン。前蹴りを顔面に入れる。ダンカンの蹴りをキャッチしたキャノニア。ダンカンは片足でこらえながら飛びヒザを入れる。四つに組んでケージに押し込むキャノニア。入れ替えたダンカンがヒジを入れたが、離さず組みに行くキャノニア。引き剥がしたダンカン。バックヒジを狙ったダンカンだが、その瞬間に組んでボディロックに捕らえたキャノニア。入れ替えたダンカンが逆にダブルレッグでテイクダウン。すぐに立ち上がるキャノニアからスタンドバックの体勢に。バックからヒジ・パンチを入れるダンカン。残り1分。正対した瞬間にダンカンがパンチのラッシュ!背中を向け、走って距離を取るキャノニアを追っていくダンカン。バックヒジを入れたが、自らバランスを崩してスリップダウンしたダンカン。立ち上がったがキャノニアが組みに行くと簡単にテイクダウンを許す。バックに回ったキャノニア。しかし前に落としてダンカンが上を取る。1R終了。  2R、バックスピンキックを放つダンカン。左を入れるとスピンキック。スリップダウンしたキャノニア。ダンカンがそこに飛びヒザ!膝をついたグラウンド状態で頭部に足が当たったが、レフェリーのハーブ・ディーンは流す。タックルに入るキャノニア。ケージに押し込んでテイクダウンを狙う。こらえるダンカン。入れ替えて離れた。ダンカンが左右のパンチで詰めるが、キャノニアも右オーバーハンドをヒットさせる。パンチからヒザ。ダンカンのバックヒジがヒット。組んできたキャノニアを小手投げで振ってケージに押し込む。入れ替えてヒジを打ち込んだキャノニア。ダンカンは離れた。四つに組んだキャノニアに肩パンチを入れたダンカンだが、キャノニアはケージまで押し込むと足を掛けてテイクダウン。ダンカンは背中をマットにつけている。残り1分。パウンドを入れるキャノニアだが、ダンカンが脇をくぐってバックを取り返すとバックからパウンドを入れる。2R終了。  3R、セコンドの指示で距離を取るダンカン。ステップしながら左ストレート、関節蹴りをヒットさせる。キャノニアのパンチの間合い入らないダンカン。詰めてきたキャノニアにクリンチしたダンカンだが、キャノニアが四つから投げてテイクダウン。立ち上がるとクラッチを切って離れるダンカン。スイッチしながらジャブを入れる。四つに組んだキャノニア。ケージに押し込んだ。テイクダウンを狙うが、ケージでこらえるダンカン。キャノニアはスタンドバックに回った。バックから足を掛けて崩そうとするキャノニア。投げられて膝をついたダンカンだが、すぐに立ち上がった。正対して離れた。左右のパンチを打ち込むとバックスピンキック。かわされてケージを蹴った。パンチで出るダンカン。ケージに詰めて押し込んだ。残り40秒。離れ際にヒジを入れたキャノニア。時間がない。キャノニアがバックブローを狙ったところでタイムアップ。  ジャッジは30-27、30-27、29-28の判定3-0でダンカン勝利。これで5連勝。勝ったダンカンは、試合後のインタビューで「とにかく落ち着いて距離を取ることが捺せんでした。怪我を治したいので、1カ月あれば、また試合の準備ができます。誰とでもいい、試合をさせてください」とコメントした。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇チェイス・フーパー(米国)16勝5敗1分(UFC 8勝5敗)※体重超過[1R 2分15秒 リアネイキドチョーク]×ミッチ・ラミレス(米国)8勝3敗(UFC 0勝2敗)※フーパーは規定体重をオーバー。対戦相手のラミレスに報奨金の20%を支払い実施  ライト級だったが、フーパーが計量で1.5ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。Tapologyのランキングは91人中フーパー41位、ラミレス89位。  米国のフーパーは26歳。UFC8勝5敗(2KO、4一本勝ち)。キャリアでは16勝5敗1分(4KO、8一本勝ち)。下攻めが得意な柔術家だったが、打撃とレスリングに穴があり、なかなか勝ち星が上がらず。それが、ライト級に上げてからは打撃も向上し、パンチでダウンを奪って上からも攻められるようになったことで5連勝。ランキングも目前まで上がってきたが、ここ2戦はアレクサンダー・ヘルナンデスとランス・ギブソンにいずれも1Rに打撃を効かされ、2連続KO負け中。今回は階級を上げて初めて計量失敗してしまった。  米国のラミレスは33歳。UFC0勝2敗。キャリアでは8勝3敗(5KO、2一本勝ち)。バックボーンはレスリング・ボクシング。DWCSではカルロス・プラテスに2RKO負け。代役でのUFCデビューの初戦はATTのティアゴ・モイゼスにカーフキックで足を壊されてKO負け。昨年7月の前戦は、UFC4勝2敗のマイク・デイヴィスと対戦し、1Rのバックマウントのピンチを乗り越えると、デイヴィスがガス欠に。しかし飛びヒザをもらって効かされ、追い打ちのパンチでKO負けし、逆転はならず。格闘家になる前は薬物依存で、まともな職についたことはなかったが更正した。初戦は代役だから仕方ないにしても、その後も勝てないにも関わらず相手が中堅クラスのままで、毎回大差のアンダードッグとなっている。  オッズはフーパー1.29倍、ラミレス3.85倍。  1R、オーソドックスのラミレスにサウスポーのフーパー。間合いを詰めるラミレスにフーパーが左オーバーハンドを入れる。シングルレッグで飛び込んだフーパー。すぐにバックに回る。   おたつロックに捕らえた。リアネイキドチョーク。フーパーの右腕を掴んでディフェンスするラミレスだが、フーパーは左腕一本で絞めている。さらに右腕を使ってマタレオンで絞めるとラミレスがタップ!  1R2分15秒、リアネイキドチョークでフーパー一本勝ち。  体重超過も勝ったフーパーは「妻に必ず勝つと約束したんです。チョークは絶対に取れると思っていました。今月、娘が生まれるので、勝てて嬉しいです」とコメントした。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇ファティマ・クライン(米国)10勝1敗(UFC 4勝1敗)※UFC4連勝[判定3-0] ※30-27×3×タバサ・リッチ(ブラジル)12勝5敗(UFC 7勝5敗)  女子ストロー級。ランキングはリッチー8位、クライン11位。METAランキングではリッチー7位、クライン14位。  ブラジルのリッチーは31歳。UFC7勝4敗(1KO、1一本勝ち)。キャリアでは12勝4敗(2KO、3一本勝ち)。柔道・柔術・ムエタイがバックボーン。日本の格闘イベントSEI☆ZAに参戦し、その間は日本に住んで生活していた。フライ級でのUFCデビュー戦は、その後タイトルにも挑戦したマノン・フィオロに2RKO負けしたが、本来の階級に戻してからは7勝3敗。敗れた相手はルピータ・ゴディネス、ヤン・シャオナン、ヴィルナ・ジャンジロバ。来月マッケンジー・ダーンのタイトルに挑戦するジリアン・ロバートソンには3年前に判定勝ちしているが、リッチーはその後3勝3敗で、ロバートソンは5連勝している。今回はアマンダ・ヒバスの欠場に伴って代役としての出場となる。恋人はズッファボクシングと契約したボクサーのカラム・ウォルシュで、前回に続いて今回も会場に来ている。  米国のクラインは26歳。UFC3勝1敗(2KO勝ち)。キャリアでは9勝1敗(4KO、1一本勝ち)。グラップリングマッチへの出場経験も多いグラップラーで、女子フライ級トップランカーのエリン・ブランチフィールドのスパーリングパートナー。リッチー同様、直前代役のUFCデビュー戦は階級上のフライで、当時すでにランカーだったジャスミン・ジャスダビジアスに判定負け。その後は本来の階級に戻して3連勝中。昨年12月の前戦で、ランキング15位のアンジェラ・ヒルに判定勝ちしてランキング入りしている。しかし試合ではセコンドと意見が合わず、今回はアミール・アルバジのコーチであるアザマット・ドグルブゴフとタッグを組んでの初戦となる。  オッズはリッチー4.75倍、クライン1.20倍。  1R、両者オーソドックス。すぐに間合いを詰めてパンチを打ち込むリッチー。クラインはパンチから左ハイを放つ。左ミドル。キャッチしたリッチーだが引き剥がしたクライン。左右の連打で出て組みついたリッチーだが、クラインは引き剥がして離れた。前蹴りをヒット。右オーバーハンドから左ハイを打ち込むクライン。リッチーがタックルに入ったが、受け止めて切ったクライン。四つに組んだリッチーが首投げで倒したが、倒された勢いで上を取り返したクライン。バックを狙う。立ち上がったリッチーだが、クラインはボディロックからすぐにテイクダウン。ケージ際でまた立ち上がったリッチー。正対するとパンチを入れて離れるクライン。残り1分でクラインがダブルレッグで飛び込みテイクダウン。背中を向けたリッチーのバックに回る。パウンドで削るクライン。リッチーが立ち上がると、ヒザを入れて離れた。詰めてパンチを入れたクラインにリッチーも打ち返して1R終了。  2R、距離を詰めるリッチーだが、クラインがそこに左のヒジをヒットさせる。クラインのハイキックをかいくぐってタックルに入ったリッチー。テイクダウンしたが、股下から抜けて立ち上がったクライン。クラインのローに合わせてタックルに入るリッチー。スプロールしてバックに回ったクライン。シングルバック。リッチーの立ち際にヒザを入れて離れた。またリッチーのタックルを切ったクライン。三日月蹴りをヒット。左ハイ。四つに組んだクラインに、リッチーが首投げを狙ったが、こらえたクラインが逆にボディロックからテイクダウン。シングルバックから残り5秒でリアネイキドチョーク!腕が喉元に食い込むが、2R終了のホーンに救われたリッチー。  3R、ジャブを突くクライン。ワンツーがヒット。左ボディから右フック。さらにカーフキック、テンカオを入れるクライン。タックルに入ったクラインはバックに回るとジャーマンで投げた。舌を出して観客にアピールしたクラインが再度ジャーマンで投げる。ケージ際まで移動して立ち上がるリッチー。正対するとクラインはすぐに離れた。組みでも打撃でも突破口がないリッチー。クラインのパンチで鼻から出血している。残り1分。残り45秒でリッチーがタックル。テイクダウン。初めてトップを取ったリッチーだが、クラインはKガードから反転して立ち上がると逆にバックに回ってパウンド・ヒジを入れる。タイムアップ。  ジャッジは3者とも30-27の3-0でクラインが判定勝ち。4連勝で一桁ランカーを下した。  クラインは試合後のインタビューで「自分を信じて戦いました。まだまだ自分の技術に不安はありますが、出来る限りのことをしました。トップ5ランカーと戦いたい。ヤン・シャオナン、タチアナ・スアレス、ルーピー・ゴディネス、アマンダ・レモス、ジリアン・ロバートソン、マッケンジー・ダーン。全員やっつけててやる。すぐにでも試合ができます」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇トミー・マクミレン(米国)11勝0敗(UFC 2勝0敗)[3R 3分29秒 TKO]×アルベルト・モンテス(ベネズエラ)11勝2敗(UFC 1勝1敗)  フェザー級。Tapologyのランキングは89人中マクミレン72位、モンテス73位。  米国のマクミレンは28歳。UFC1勝0敗(1KO勝ち)。キャリアでは10勝0敗(4KO、5一本勝ち)。父のジョー・マクミレンもプロMMAで戦っている(3勝4敗)2世ファイター。ショーン・オマリーのスパーリングパートナーで、スピードがある打撃で勝負するスタイルは共通している。フェザー級で183cmの長身。リーチはさらに長い188cm。ローカル全フィニッシュ勝利でDWCSに出場し、1Rにパンチを効かされてピンチに陥るも判定勝ち。今年4月のUFCデビュー戦は、2年半のブランク明けとなるUFC0勝1敗のマノロ・ゼッキーとの対戦で、お互い雑でディフェンスが甘い打ち合いとなり、パンチをもらう場面もあったが1RKO勝ち。しかし、盛り上げはしても、今後上位に入ってくる予感は感じられなかった。  ベネズエラのモンテスは32歳。UFC1勝0敗(1一本勝ち)。キャリアでは11勝1敗(1KO、7一本勝ち)。柔術バックボーンのグラップラーで、チョーク(ダース、アナコンダなど)での勝利が多い。テコンドーベースの変則的な打撃も武器。DWCSでUFCと契約後、怪我で長期欠場していたが、今年3月にUFCデビュー。初戦がTUF29ウィナーのリッキー・トゥルシオスで、1Rに打撃で攻勢に出ると、2Rにトゥルシオスのタックルをがぶって得意のアナコンダに捕まえての一本勝ち。プロデビューは18歳で、25歳でDWCSで試合が組まれたものの欠場。結局4年近いブランクを作り、仕切り直しでDWCSに出場した時には30歳になっていた。そのため、戦績の割には若くない。  オッズはマクミレン1.67倍、モンテス2.30倍。初戦は大幅フェイバリットだったマクミレンだが、今回は僅差のオッズ。UFCデビュー戦で株を下げたか。  1R、両者オーソドックス。すぐに間合いを詰めるマクミレン。ガードを下げた構えからパンチを打ち込む。左右のボディをヒット。バックスピンキックをボディに入れる。モンテスも飛び込みに右フックを合わせていく。モンテスのハイをキャッチしたマクミレンがテイクダウン。ガードに入ったが、離れて立たせたマクミレン。立ち際に蹴りを入れた。マクミレンのカーフキックに右オーバーハンドを合わせたモンテス。マクミレンが左ボディから右オーバーハンドをヒット。休まず手を出していくマクミレン。モンテスのジャブが入ってフラッシュ気味にダウンしたマクミレンだが、すぐに立ち上がり前に出ていく。詰めて左右のパンチを打ち込むマクミレン。モンテスはかわしながら右をヒットさせる。ケージに詰めて左右のパンチからハイキック。ガードを固めたモンテスに左右のボディブローをヒット。マクミレンの右が入りモンテスがダウン!すぐ立ったが、ケージに詰めてパンチを打ち込むマクミレン。ハイペースな攻めで動きが落ちているが、マクミレンは手を出し続ける。左右のパンチの連打。モンテスの左フックが入って一瞬ヒザをついたマクミレンだが、すぐに立ち上がってパンチを打ち込んでいく。1R終了。  2R、すぐに両者が中央に出てパンチの打ち合いに。マクミレンが下がらず詰めると左ボディを入れた。モンテスもパンチ・ヒザを返していくが、もらっても前に出ていくマクミレン。モンテスもジャブを返す。ケージに詰めて連打を入れたマクミレン。右ボディから右オーバーハンドを入れる。飛びヒザを入れたマクミレン。右オーバーハンド。手数に押されているモンテス。ケージに押し込んでパンチ・ヒザの連打を打ち込むマクミレン。バックスピンキックをボディに入れたマクミレン。さらにケージに詰めて左ボディ。嫌って距離を取るモンテスだが、パンチで出ながら追っていくマクミレン。2R終了。  3R、すぐに詰めていくマクミレン。モンテスはケージを背負う。左右のパンチをもらいタックルに入ったモンテス。切ってギロチンに抱えたマクミレン。下になり外したモンテス。離れたマクミレンが立たせる。パンチの連打で出るマクミレン。手数を出し続ける。左右のボディが入り動きが止まったモンテス。右のヒジを入れたマクミレン。中指を立てながら出ていくマクミレン。パンチからヒザ。右がアゴを撃ち抜いてふらついたモンテス。距離を取るモンテスに、パンチを打ち込みながら逆コーナーまで追っていくマクミレン。モンテスがケージを背負ってサンドバッグ状態となったところでレフェリーストップ! 止められると同時に膝をついて座り込んだモンテス。  3R3分29秒、TKOでマクミレン勝利。  激闘を制したマクミレンは、試合後のインタビューで、「俺はいつも最高のパフォーマンスをするぜ。多分、モンテスの鼻を折ったと思う。いつもアリゾナで最高の仲間と練習しているから、いい動きができるんだ」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ホセ・ミゲル・デルガド(メキシコ)12勝2敗(UFC 4勝1敗)[判定3-0] ※30-27、29-28、29-28×オースティン・バシ(米国)14勝2敗(UFC 1勝2敗)  フェザー級。Tapologyのランキングは89人中バシ66位、デルガド27位。フェザー級でプロスペクトになる期待をされているもの同士の対決。  米国のバシは24歳。UFC1勝1敗(1一本勝ち)。キャリアでは14勝1敗(3KO、6一本勝ち)。バックボーンはレスリング・ムエタイ。昨年1月のUFCデビュー戦では、UFCフェザー級最年少ファイター(当時)として期待されたが、初戦でプロスペクトキラーのクリスチャン・ロドリゲス相手に打撃で押される展開でキャリア初黒星。8月の2戦目は直前でUFC契約が決まったジョン・ヤニスで、すぐにタックルでテイクダウンし、逃さずにバックからのチョークで1R一本勝ち。しかし本来階級下の相手だったため、評価できるかは微妙。11月の試合は負傷欠場し、ほぼ1年ぶりの試合となる。  メキシコ系アメリカ人のデルガドは28歳。UFC3勝1敗(2KO勝ち)。キャリアでは11勝2敗(6KO、4一本勝ち)。ベンヘンと同門のMMA Lab所属。長いリーチを武器にしたキックボクサー。UFCデビューから2連続1RKO勝ちしたが、初の国外の試合となったアブダビ大会では、体重オーバーしたうえに、1Rにダウンを奪った後に失速。ナサニエル・ウッドに判定負けしてUFC初黒星を喫した。3月の前戦はベテランでランカー手前の壁であるアンドレ・フィリと対戦。接戦の展開を制してスプリット判定勝ちした。  オッズはバシ1.97倍、デルガド1.85倍。  1R、オーソドックスのバシにデルガドはサウスポー。バシが飛び込んで左フック。ヒットしてフラッシュダウンしたデルガド。すぐに立ち上がると四つに組んだバシだが、引き剥がして離れたデルガド。デルガドのローに合わせて組みついたバシ。スタンドでバックに回る。ケージ際でテイクダウンを狙うが、正対して離れたデルガド。左フックを打ち込んだバシがタックルにつなげる。シングルレッグ。こらえたデルガドのバックに回る。投げてテイクダウンするが、デルガドはすぐに立ち上がり、振りほどいて離れた。左右のフックで詰めるバシ。デルガドは左ミドルをヒット。詰めたバシだがデルガドの左フックをもらい、膝をついてダウン!がぶってパンチを打ち込むデルガド。離れて立ったバシだがふらついている。タックルに入るバシの顔面にデルガドがヒザ!タックルを切るとバックに回った。ダメージで反応が遅れているバシ。デルガドが四の字ロックに捕らえたが時間がない。バックから殴るデルガド。1R終了。  2R、シングルレッグで飛び込んだバシ。クラッチに成功したが、引き剥がして離れるデルガド。左右のパンチで出るデルガドに、バシも強打を返す。デルガドの左ミドルがヒット。飛び込んでくるバシに右フックをかぶせるデルガド。バシがタックルに入る。切れずに背中を向けたデルガドからバッククリンチ。足のフックは防いで立ち上がったデルガド。クラッチを切って離れた。前に出るバシ。リーチで上回るデルガドは距離を取る。左ミドルを入れたが、バシがキャッチしてシングルレッグに。ケージに押し込む。ダブルレッグに切り替えると抱え上げてテイクダウン。しかし残り10秒。パウンドを入れたバシだが2R終了。  3R、バシがタックルに。胴をクラッチしたが、差し返したデルガドが外掛けテイクダウン。倒された勢いで回転し上を取り返したバシだが、デルガドはすぐに立ち上がり引き剥がす。デルガドの左ストレートがヒット。左ミドル。キャッチしてシングルレッグに入ったバシだが、切ったデルガド。お互いの右が交錯するが、デルガドは左を返す。タックルに入ったデルガド。切ったバシが逆にタックルに入る。受け止めたデルガドをケージに押し込む。入れ替えたデルガド。離れ際にヒジを入れた。オーソにスイッチを見せたデルガド。カーフを蹴る。左右のパンチを振って出る。タックルに入ったがバシがギロチン!下になりディフェンスしたデルガドだがマウントに。ギロチンを外してハーフに戻したデルガド。バシは押さえ込みながらパウンドを入れる。残り10秒でお互い足関を狙った。タイムアップ。  ジャッジは30-27、29-28、29-28の判定3-0でデルガドが勝利。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ジャン・ポール・レボスノヤニ(米国)11勝2敗(UFC 2勝0敗)[判定3-0] ※29-28×3×コ・ソクヒョン(韓国)13勝3敗(UFC 2勝1敗)  ウェルター級。Tapologyのランキングは80人中レボスノヤニ53位、ソクヒョン42位。  米国のレボスノヤニは27歳。UFC1勝0敗。キャリアでは10勝2敗(3KO、5一本勝ち)。ホイスを指導したこともある柔術家の父より物心がつく前から柔術を学び、後にホイスからも柔術を学ぶ。柔術のコンテストにも積極的に出場して、10歳の時にノーギ世界王者となる。MMAプロデビュー時には、すでに500戦以上のキャリアを積んでいた。昨年9月のDWCSで1RKO勝ちし、今年2月にUFCデビュー。UFC8戦4勝4敗のベテラン・フィル・ロウ相手にオッズでフェイバリットの評価だったが、組みは強いものの、打撃では押される展開で、僅差のスプリット判定勝ち。打撃のレベルがUFCで戦えるものかどうかは疑問が残る内容だった。  韓国のソクヒョンは32歳。UFC2勝0敗。キャリアでは13勝2敗(6KO勝ち)。ニックネームはコリアン・タイソン(顔が似ているため)。韓国人初のサンボ世界王者。UFCデビュー戦ではUFC3勝0敗のオーバン・エリオットから投げでテイクダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。前戦はこちらもフィル・ロウ戦で、元気がないロウをテイクダウンしてドミネイトする展開で2試合連続の判定勝ち。  オッズはレボスノヤニ2.70倍、ソクヒョン1.50倍。  1R、両者サウスポー。カーフキックを入れたソクヒョン。左を打ち込んでヒット。組んだレボスノヤニを小手投げで投げようとしたが、こらえたレボスノヤニがテイクダウン。立ち上がったソクヒョンにスタンディング肩固めの体勢になったが、ソクヒョンが外してヒジを打ち込み離れた。ガードを下げて構えるソクヒョン。レボスノヤニの右オーバーハンドがヒット。ジャブを打ち込むソクヒョン。左フックから返しの右フックを入れるソクヒョン。レボスノヤニが右ハイを放つと顔面をかすめた。打ってこいとアピールするソクヒョン。レボスノヤニが出たタイミングでタックルに入ったソクヒョンだが、レボスノヤニはギロチンで引き込むと、後転スイープでマウントに。ギロチンを外して抜け出したソクヒョンが立ち上がる。レボスノヤニのパンチが顔面を捕らえるが、ソクヒョンも打ち返した。お互いのジャブがヒット。1R終了。  2R、左右のパンチで出たレボスノヤニ。ソクヒョンの顔面にヒット。ソクヒョンも足を止めて打ち返す。左右のパンチがヒット。フックを振って距離を詰めたレボスノヤニ。ソクヒョンはまたタックルを合わせたが、レボスノヤニがまたギロチンで引き込んで後転し、マウントにして絞める。反転して上になったソクヒョンだが、ガードのまま絞め続けるレボスノヤニ。ソクヒョンは絞まっていないとアピール。離したレボスノヤニ。ガードから腕十字・三角を狙うレボスノヤニだが、ソクヒョンは対応してディフェンスしている。立ったレボスノヤニ。離れると再び打撃戦へ。ソクヒョンがパンチを出すが、ややスピードが落ちている。レボスノヤニがダブルレッグでテイクダウン。パスガードしたレボスノヤニ。亀になり立ち上がろうとしたソクヒョンからバックを奪う。正対してタックルに入りながら立ち上がったソクヒョン。残りわずかで離れた。ソクヒョンがパンチを振るが、疲れで体が流れている。2R終了。  3R、ジャブを突くソクヒョン。右フックで飛び込むレボスノヤニ。レボスノヤニが詰めて右のダブルをヒット。ソクヒョンもジャブを返すが単発。ミドル、インローを蹴るレボスノヤニ。飛び込んできたレボスノヤニに左右のパンチを入れたソクヒョン。さらにワンツー。前に出るソクヒョン。レボスノヤニのハイキックをかいくぐったソクヒョン。組みに来たレボスノヤニを引き剥がして離れ際に右を入れたソクヒョン。明確な差がないまま残り1分。レボスノヤニがタックルに入りテイクダウン。バックについたが、ソクヒョンはすぐに立ち上がるとケージ際で正対。押し込んでヒザを入れるレボスノヤニを小手投げで投げたが、先に起き上がったレボスノヤニが左右のパンチを打ち込む。残りわずかでパンチで出たソクヒョンに左右のボディ連打を打ち込んだレボスノヤニ。タイムアップ。  ジャッジ3者とも29-28の判定3-0でレボスノヤニ勝利。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R〇フェリペ・フランコ(ブラジル)11勝2敗(UFC 1勝1敗)[2R 1分40秒 TKO] ※マウントからのパウンド×レヴィ・ホドリゲス Jr.(ブラジル)5勝1敗(UFC 0勝1敗  ライトヘビー級。Tapologyのランキングは38人中フランコ37位。  ブラジルのホドリゲスJr.は29歳。UFCデビュー戦。キャリアでは5勝0敗(5KO勝ち)1NC。昨年10月のDWCSでフレディ・ヴィダルに1RKO勝ちし、UFCとの契約を獲得。しかしその後のドーピング検査でナンドロロンが検出され、試合結果はノーコンテストに変更された。ナンドロロンについては、DWCSの1年以上前に怪我の治療に用いていたことが認められたため、故意ではないとしてUFCも契約は取り消さず、出場停止処分も9か月と短いものだった。7月14日に処分が開けた直後に復帰できるよう、今大会で試合が組まれている。全試合KO勝ちでパワーはあるものの、スピードがなく、過去の戦績も相手は3勝以下のルーキーばかりであり、UFCで活躍できるかは未知数。  ブラジルのフランコは25歳。UFC0勝1敗。キャリアでは10勝2敗(6KO、4一本勝ち)。柔術ベースのグラップラー。昨年9月のDWCSではフレディ・ヴィダルにテイクダウンしても立たれてしまい、逆に上を取られて削られ、最後はチョークで一本負け(ヴィダルはUFCとの契約が保留され、追試として組まれたホドリゲス戦でKO負けしている)。ローカルでの連勝を経て、今年3月に直前の代役として、階級上のヘビー級でUFCデビュー。UFC2勝0敗のマリオ・ピントに判定まで持ち込んだものの、相手のピントの攻めが拙かっただけで、フランコにも特に良さが見えない内容だった。今回は本来の階級に戻している。元UFCジャイルトン・アウメイダのチームメイト。  オッズはホドリゲスJr.1.67倍、フランコ2.30倍。  1R、両者オーソドックス。前蹴りを見せたホドリゲス。ジャブを打ち込んだフランコ。ホドリゲスはワンツー。さらにカーフキックを打ち込むと、足が流れたフランコ。距離を詰めたホドリゲスがワンツーをヒット。フランコも打ち返す。タックルで飛び込んだフランコ。ドライブしてケージまで押し込んだが、ケージを背負ってこらえるホドリゲス。ケージ際から引き出してテイクダウンしたフランコ。ホドリゲスはすぐに立ち上がり離れた。圧を掛けるホドリゲス。左右のパンチを打ち込むと右がヒット。下がるフランコを追っていく。フランコはダブルレッグに入りテイクダウン。背中をつけさせて押さえ込むと顔面にヒジを入れる。ホドリゲスは下からホールドするが、フランコがハーフガードに。ホドリゲスがブリッジで返そうとしたところでマウントを奪取。マウントから顔面にヒジの連打!下から抱え込んでしのいだホドリゲス。1R終了。  2R、ジャブの刺し合い。フランコがジャブから右を打ち込んでヒット。下がったホドリゲス。ケージを背負ったホドリゲスにフランコがタックル。テイクダウンするとすぐにマウントを奪った。ホドリゲスの顔面にヒジを落とすフランコ。ヒジ・パウンドの連打。左右のパウンドをラッシュすると、逃げられずに打たれ続けるホドリゲス。レフェリーストップ!  ストップに納得がいかない様子を見せるホドリゲス。2R1分40秒、フランコがTKOでUFC初勝利。  勝ったフランコは試合後のインタビューで「チームメイトにフェザー級でラザロ・マスカレンハスという最高の選手がいるんだ。18勝3敗。一緒にUFCで戦いたい。マッチメイカーのショーン・シェルビー、注目してくれ。僕のUFCでの戦いは今日から始まるんだ」と、テンション高くコメントした。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇エズラ・エリオット(米国)8勝0敗(UFC 1勝0敗) ※体重超過[判定3-0] ※30-27、29-28、29-28×デイミエン・アンダーソン(米国)5勝1敗(UFC 0勝1敗)※エリオットは体重超過  フェザー級。両者UFCデビュー戦。エリオットは1.5ポンドオーバー。今週に入って急遽組まれたカード。ともに無敗のプロスペクト。  米国のエリオットは26歳。キャリアでは7勝0敗(2KO、5一本勝ち)。直前の出場で体重オーバーしてしまった。この後出てくるデルガドと同じMMA Lab所属。前戦がキャリア最長の3分41秒だったが、それ以外はすべて1Rの前半にフィニッシュしている。ダースチョークが得意で、サブミッションをアグレッシブに仕掛けるフィニッシャー。  同じく米国のアンダーソンは29歳。キャリアでは5勝0敗(1KO、4一本勝ち)。お隣のテキサス州オースティン出身。バックグラウンドは柔術で、グラップリングマッチにも出場している。ジョン・ダナハーの弟子で、柔術家ながら、テイクダウンも得意としている。本来は階級下のバンタム級。  オッズはエリオット2.35倍、アンダーソン1.65倍。  1R、お互いサウスポーに構える。圧を掛けるエリオット。シングルレッグに入ったエリオット。片足でこらえながらパンチを入れるアンダーソンだが、エリオットが尻餅をつかせて倒すとバックについた。スタンドバックから足をフックしてグラウンドに持ち込んだ。シングルバックの体勢。足のフックを解除して立ち上がったアンダーソンだが、エリオットはなおもバッククリンチしてテイクダウンを狙いに行く。ダブルレッグに切り替えてテイクダウン。背中を向けて立ち上がったアンダーソン。バックを取られた体勢からアームロックを狙う。タックルに入ったエリオット。アンダーソンがギロチンで引き込むが時間がない。1R終了。  2R、前に出てきたアンダーソン。エリオットがタックルに入るとスプロールする。立ち際にヒザを入れたが、エリオットがタックルを合わせてテイクダウン。バックについたが、アンダーソンが立ち上がりスタンドバック。再びテイクダウンしたエリオット。アンダーソンは背中を向けて立ち上がると、ケージ際で正対するが、エリオットはすぐにタックルに入りテイクダウン。立ち上がったアンダーソンがエリオットのシングルレッグにカウンターのアームロックを狙う。外して上を取ったエリオットがダースチョーク。マウントに移行して絞める。外れたがもう一度絞め直すエリオット。表情には余裕があるアンダーソンだが、エリオットが上をキープしたまま2R終了。  3R、スタンドで詰めるアンダーソンに、エリオットはサークリングで距離を取る。シングルレッグで飛び込んだエリオットがアンダーソンの右足をクラッチするとボディロックに移行。スクランブルで逃れようとしたアンダーソンだが、エリオットが上をキープして押さえ込んだ。ハーフガードで固めたエリオット。肩固めを狙いながらマウントに。背中を向けて立ち上がるアンダーソンだが、体格差もあり、消耗が見える。エリオットがスタンドバックから繰り返しテイクダウンを狙う。足を絡めて倒れ込んだエリオットだが、アンダーソンが反転して初めて上のポジションを取る。エリオットはクローズドガードで下から抱え込んでしのぐ。足で蹴り離したエリオット。最後にパウンドで飛び込んだアンダーソンだがタイムアップ。  両者とも、キャリアで初めての判定に。  ジャッジは30-27、29-28、29-28の3-0でエリオットが判定勝ち。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇アルデン・コリア(米国)13勝3敗(UFC 2勝0敗)[判定3-0] ※30-27、30-27、29-28×スチュワート・ニコル(豪州)8勝4敗(UFC 0勝4敗)  フライ級。Tapologyのランキングは45人中コリア28位、ニコル43位。  米国のコリアは28歳。UFC2勝0敗(1KO勝ち)。キャリアでは12勝3敗(5KO、4一本勝ち)。ジョシュア・ヴァンのチームメイトでスパーリングパートナー。同門のため、強みも似通っており、パンチのコンビネーションが武器。組みも決して弱くない。   代役で出場した昨年9月のノーチェUFCでのデビュー戦は、現在METAランキングで15位に入っているアレサンドロ・コスタにアクシデントによる負傷TKO勝ち。2月の前戦は、5月のマカオ大会で鶴屋怜と対戦したルイス・グルレー戦で、打撃で圧倒してフィニッシュが狙えそうな展開だったが、試合中に負傷を負ったため、無理せず判定で勝利し2連勝とした。  豪州ソロモン諸島のニコルは31歳。UFC0勝3敗。キャリアでは8勝3敗(4KO、3一本勝ち)。レスリングと寝技が武器だが、UFCレベルではここまで良いところが見せられていない。昨年2月に鶴屋戦が組まれていたが負傷欠場。今年4月の前戦は、コリアがデビュー戦で勝ったアレサンドロ・コスタ戦で、2Rに左ボディを打ち込まれてKO負け。  オッズはコリア1.09倍、ニコル8.25倍。今大会一番の大差に。  1R、両者オーソドックス。圧を掛けてジャブを入れるコリア。徐々に下がったニコル。前に出ようとしたタイミングでコリアのアッパーがヒット。圧を掛けられてケージを背負うニコル。コリアのジャブがヒット。右アッパー。ニコルがパンチで出るとバックステップしてかわす。お互いスイッチを見せる。コリアの三日月蹴りがヒット。間合いを詰めたニコルがタックルに入る。首をギロチンに抱えたコリアだがテイクダウン。うつ伏せになったコリアをがぶるニコル。しかし振りほどいて立ったコリア。スタンドでジャブを入れる。ニコルもワンツーを返す。続けてバックスピンキックをボディに入れた。ニコルがダブルレッグで飛び込んでテイクダウン。コリアがスイッチでバックを取り返したが、背中に乗ろうとしたところを前に落として離れるニコル。残り5秒でニコルがタックルに入り、再び尻餅をつかせたところで1R終了。  試合前のオッズでは大差でコリアが支持されていたが、拮抗した1Rに。  2R、コリアの前蹴りが低くローブローになり、タイムストップ。再開。カーフを蹴るニコル。左ミドル。コリアがパンチで圧を掛けてケージを背負わせる。ハイキック。タックルに入ったニコルだが、コリアが小手投げで投げる。ケージにかかったニコルをがぶるとアナコンダチョークの体勢に。しかし立ち上がったニコルがタックルに入る。担ぎ上げてオクタゴン中央まで歩くと叩きつけた。亀になったコリアに門脇チョークを狙うニコル。立ち上がったコリアが腕を抜くと逆にバックを取った。残り30秒。背中に乗ったコリアがバックからパウンドを入れる。2R終了。  3R、コリアが詰めるとケージを背負うニコル。ジャブから左ハイを入れたコリア。頭を振って直撃を防いでいるニコルだが、コリアは左ボディをヒット。ニコルがダブルレッグに入りテイクダウン。背中をつけないようにこらえているコリア。ケージ際まで移動したコリアが立ち上がる。パンチを打ち込むコリア。またタックルに入ったニコルだが、コリアはがぶるとアナコンダチョーク!マウントに移行して絞めたが外れた。ニコルがシングルレッグに入ったところで逆に門脇チョークを狙うコリア。外してバックを取り返すニコル。コリアは立ち上がるとケージ際で正対する。残り1分。ギロチンに抱えたコリアが引き込んで絞める。外して再びタックルに入ったニコルだが、コリアは再びギロチン。そのままグラウンドに持ち込んで絞める。耐えたニコルだがタイムアップ。  ジャッジは30-27、30-27、29-28でいずれもコリアを支持し、判定3-0でコリア勝利。試合後のインタビューでは喜びの表情はなかったコリアだが、「これが契約最後の試合だったので、更新できるように全力で対応した」と語った。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R ※〇RJ・ハリス(米国)6勝0敗(UFC 1勝0敗)[1R 1分40秒 TKO] ※右アッパー→パウンド×アルヴィン・ハインズ(米国)7勝2敗(UFC 0勝2敗)  ヘビー級。Tapologyのランキングは77人中ハインズ35位。デビュー戦のハリスはランク外。  米国のハリスは27歳。UFCデビュー戦。キャリアでは5勝0敗(1KO、3一本勝ち)。アレン・フライJr.が先週欠場したため、代役として急遽UFCとの契約が決まった。当初は来週のLFAに出場予定だったため、試合に向けての準備はできている。リミット上限いっぱいのスーパーヘビー級の体格が武器だが、反面スピードに欠ける。格闘家になるつもりはなかったが、2022年にアマチュアボクシングルールのタフマンコンテストに出場して優勝し、その後MMAを始める。バックボーンはレスリングとアメフトで、アメフトで奨学金をもらい大学に通っていたが、教科書代を払う余裕がなく中退した。  米国のハインズは34歳。UFC0勝1敗。キャリアでは7勝1敗(3KO、3一本勝ち)。昨年6月に、ジュニア・タファの欠場によりUFCデビュー。キック世界王者のジョナタ・ジニスと対戦し、打撃では健闘したものの劣勢となり、テイクダウンも切られる展開で、ジニスのスタミナ切れに付け込むこともできず判定負け。  両者ともに、ローカルイベントでもタイトル戦線で戦ったことはなく、DWCSでテストされることもなく代役でUFCと契約したという似通った経歴を持つ。オッズはハリス2.16倍、ハインズ1.74倍。  1R、両者オーソドックス。カーフを蹴るハインズ。さらにインロー。足が流れるハリス。パンチで出るハリスだが、ハインズは距離を取ってカーフ、インカーフを繰り返す。ハリスもカーフキックを返した。ハインズのカーフキックに合わせた右がヒット。ハインズの右の打ち終わりにハリスの右アッパーがヒットし、ハインズがダウン!ハリスがバックからパウンド連打!レフェリーが試合を止めた。  1R1分40秒、ハリスがKOでUFCデビュー戦勝利。  勝ったハリスは試合後のインタビューで、「ケージに入ったらスイッチが入っていつも通り動けた。もうすぐ子どもが生まれるんだ。勝てて嬉しいよ。」とコメントした。 [nextpage] ▼女子フライ級 5分3R〇ジオニ・バルボーザ(ブラジル)10勝4敗(UFC 4勝2敗)[1R 4分04秒 リアネイキドチョーク] ※スタンド×アナ・メリサノ(米国)6勝2敗(UFC 0勝1敗)  女子フライ級。Tapologyのランキングはバルボーザ15位。デビュー戦のメリサノはランク外。  米国のメリサノは29歳。UFCデビュー戦。キャリアでは6勝1敗(2KO、1一本勝ち)。フィーダーショーのFury FC女子ストロー級王者で、バックボーンは12歳から始めたボクシング。距離を取っての打撃が武器だが、反面組みに課題が残る。試合2週間前に欠場したヴェロニカ・ハーディの代役としてUFCデビューが決まった。現在放送中のTUF34の女子ストロー級に出演し、マイケル・ビスピンのドラフト1位として指名されたものの、その第1話で組まれた試合でグラップラーのメリッサ・アマヤに1Rリアネイキドチョークで一本負け。しかし代役でUFCデビューの夢が実現した。TUFで敗れたが、その放送中にUFC本戦出場が決まったというのは、TUF24に出演したブランドン・モレノと同じパターン。モレノはその後フライ級王者となるまで成長した。  ブラジルのバルボーザは34歳。UFC3勝2敗(1一本勝ち)。キャリアでは9勝4敗(4一本勝ち)。バックボーンは柔道で、ジュニアオリンピックのブラジル代表。柔道の投げでテイクダウンを奪い、極めを狙っていくスタイル。今年4月の前戦では、同じブラジルのメリッサ・ガトと対戦し、2Rにグラウンド状態のガトの頭部に蹴りを打ち込んでしまい(本人は胸に当てたとアピールしたものの)、反則減点を取られたが判定勝ち。  オッズはメリサノ5.75倍、バルボーザ1.15倍。メリサノにとっては課題の組み技が強い相手で、相性が悪い。  1R、両者オーソドックス。胴タックルで四つに組んだバルボーザがケージに押し込むとボディロックに捕らえる。後方に投げてテイクダウン。マウントを狙ったが、メリサノが足を絡めてガードを取る。下から足をとったメリサノ。バルボーザがバックに回るが、メリサノはバックマウントを許さずに正対し、ハーフに戻す。バルボーザはパウンドを打ち込むと、背中を向けたメリサノからバックマウントを取る。バルボーザがリアネイキドチョーク。防いだメリサノがバックマウントを解除して立ち上がるが、立ち際に背中に乗ったバルボーザ。そのまま再びリアネイキドチョーク!腕が喉元に入り、メリサノが立ったままタップ!  1R4分42秒、リアネイキドチョークでバルボーザ一本勝ち。  勝ったバルボーザは試合後のインタビューで、「(急に相手が変わったが)いつでも、どこでも戦える準備をしています。自分のグラップリングはハイレベルなので、決める自信がありました」と語った。
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