「AbemaTV」は2月2日(土)、那須川天心の冠番組『VS那須川天心』において、3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開幕する『RISE WORLD SERIES 2019』を日本国内独占生中継することを発表した。同局でのRISEの生中継はこれが初。『RISE WORLD SERIES 2019』は決勝戦まで継続して同局で放映される。
那須川の本拠地「TEPPEN GYM」から生中継された『VS那須川天心』には、那須川本人が登場。2018年の大晦日RIZINにて行われた、プロボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jrとの戦い以来、初めての生中継メディア登場となった那須川は、メイウェザー戦について「そこまで大ごとには捉えていない。良い経験ができました。リアクションは大きくて、いろんな人から声をかけられたり、メッセージが来ました」と振り返ると、「今は3月の試合に向けて頑張りたい」と、『RISE WORLD SERIES 2019』1回戦でのフェデリコ・ローマ戦に集中していることを語った。
また、『RISE WORLD SERIES 2019』が「AbemaTV」で放送されることについては、「メチャメチャ嬉しいです。いろんなジャンルの人に試合を見てもらえますし、手軽に見られるので。ぜひ、見てもらいたいです」とPRした。今回の『VS那須川天心』および6月の『Cygames presents RISE125』は現在、「Abemaビデオ」で無料で視聴が可能となっている。
先般のプレスリリースでは、2019年と2020年に開催されるK-1 JAPAN GROUPの「K-1」「Krush」「KHAOS」の各大会を格闘チャンネルで生中継することも発表している「AbemaTV」。3月10日の「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~」も同局で放送予定で、無料インターネットテレビ局として、文字通りの全方位外交を続け、格闘技界に大きな存在感を示している。
ライブ放送に大きな魅力を持つスポーツ、コンテンツとしての格闘技の放送は、海外も含め、日々刻々と状況が変化しているのが現状だ。その試合を創り出している各プロモーションも、様々な媒体に露出を図っている。今後もあらたな試みにトライしていくという「AbemaTV」の動向に注目だ。