2026年7月5日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナ『にゃんこ大戦争presents KNOCK OUT MX LIVE』の前日公開計量が、4日(土)都内にて正午より行われた。
2日(木)に、メインイベントで軍司泰斗(TEAM SUERTE)との対戦が決まっていた下地奏人(フリー)が左環指伸筋腱損傷と診断され今大会を欠場。代わって木村涼仁(Bellus Gym)がスクランブル出場となり、スーパーフェザー級(-60.0kg)から-63.0kgのキャッチウェイトに変更された。計量では両者ともアンダーでパスし、無事メインイベントが行われることとなった。
山口元気KNOCK OUT代表は、このメインイベント消滅の危機を乗り越えた経緯を会見で説明。
下地サイドから、怪我で試合が出来なくなったことを聞かされたのは2日の夕方だったと言い、「そこからもう必死でスタッフと僕で、いろいろなジムさん、選手に電話して。結構夜中までやり取りしてたんですけれど、タイ人選手がやるって言ってダメだったり、一人やりそうだって言って軍司くん側に連絡した後に断られたりとかして。最後の一人が『明日の朝返事します』って言ったので夜中の三時ぐらいに寝たんですけれど、朝八時半になっても連絡がなく。これはいよいよもう無理かもなと思いました」と、一時は覚悟したという。
しかし、その中でスタッフの一人から「木村選手はどうですかね」との案が出た。
「僕は階級が上の選手は全く探してなかったんです。スーパーバンタム級とかフェザー級の選手が60とか62kgぐらいでやってくれるっていう考えしかなかったので。体重を落とせるかなって思ったんですけれど、木村選手は元々体重が軽いっていう話を聞いてたスタッフが電話してみたら、その場で即決だったんですね。軍司選手にもなかなか言いづらかったんですけれど、(契約体重変更で)受けてくれるか聞いてみたら、軍司選手も即決で受けてくれました」と、両選手とも即決断してくれたと話す。
「本当に2人の気持ちで成立した試合で。僕ももう胃が痛くなっちゃって、胃薬を4錠ぐらい飲んだりとかして(苦笑)。第1回のテレビマッチだったので、もうどうしようかと頭が痛かったんですが、本当に2人に助けられました。2人とも本当ありがとうございます」と、両選手にお礼を述べた。
「明日は本当にどっちもリスクがあって。軍司くんはいきなり階級上の選手で若手でリスクがあるし、木村くんも全く試合を考えていなかった中での試合なので、どちらもリスクはある。もっと言うと、明日はオープンフィンガーのREDルールっていうものの良さを知らない人たちと、あとキックファンの人たちに魅せるような試合ができると思うので、本当に僕も楽しみにしています。8時から9時という時間帯は、多分流し見する人たちが多いと思うんですよね。その中で激しい試合をやっていると手が止まると思うので、そういう意味でKNOCK OUTとして本当にこの試合に期待しています」と、両選手の漢気で決まった試合に期待していると締めくくった。