25勝25敗6分という公式記録以上に総合格闘技の黎明期から試合を行ってきた桜井隆多が3月10日(日)、大田区産業プラザPIOで開催される「BRAVE FIGHT 18×GRACHAN 39」に初参戦。ウェルター級に落として、マルスジムの間宮晃仁と対戦する。
桜井はDEEPを主戦場に海外ではKSW、Abu Dhabi Warriorsにも出場。2017年8月にはPANCRASEで佐藤光留にTKO勝利したものの、2018年12月DEEPでの水野竜也戦では2Rにリアネイキドチョークで敗れている。
しかし、1Rは水野を牛殺しでテイクダウン。その圧力で一時は水野に下を選択させたほど47歳にしてパワフルなフィジカルを保つ桜井は、今回77kgでどんな動きを見せるか。内容次第では、GRANDウェルター級王者ルクク・ダリが持つ王座挑戦も見えてくる。
対する間宮晃仁はGRACHANを主戦場とする36歳。プロ8勝3敗ながらアマチュアキャリアも豊富で、2017年10月の「GRACHAN 31」でダリを相手に判定0-2で惜敗。18年7月には実力者・小谷直之にパウンドアウトされたものの、前戦2018年12月の試合では西川大和を相手に判定3-0で勝利し、復活を遂げている。
The Outsiderからキャリアを積んだ間宮は、ビッグネームである“ミスターDEEP”桜井を撃破し、再びトップ戦線に名乗りを挙げられるか。桜井にとっては、ダリと判定に持ち込んでいる間宮との対戦で王座挑戦の道を拓きたいところだ。