シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】王者・佐藤執斗「パワーアップした姿を見せたいし、さらに尖ったスタイルになる」vs.挑戦者・片山魁「海人選手の位置まで必ず僕が行きたい」

2026/06/19 21:06

スピード面、テクニック面も僕が絶対に上回っている


 王者・佐藤と対戦する17歳の挑戦者・片山魁。18歳2カ月で王者になった日下部竜也を抜いて史上最年少記録でSB王者なるか。

――タイに行かれていたそうですね。

「6月2日から4日までの短期間になりますが、練習は2日間のみでバンコクのロンポージムに行きました。本当は4日間行く予定だったのですが、日付を間違えてしまったんです(苦笑)。タイに行く前に気づいて、行く前にいろいろと予定変更が多かったこともあって間違えてしまったのかなと」

――次の佐藤選手はムエタイスタイルではないですが、なぜタイに行こうと思ったんですか?

「もちろん練習メインで行くのですが、息抜きというか、ちょっと違う空気を吸いに行った感じですね」

――タイでの練習ではどういったところを意識しながらやっていたんですか。

「特にはないんですけど、ムエタイは蹴り主体の競技なので、蹴りも強化してきました」

――佐藤選手も蹴りの得意の選手ですけど、蹴りでも対抗すると?

「そうですね。蹴りでも上回りたいかなという感じです」

――ムエタイジムのトレーナーからの評価はどうでした?

「僕はタイ語が分からないんですけど、そこはいいんじゃないですかね(笑)。マススパーリングでタイ人選手とやらせていただきました」

――タイ人は片山選手のスタイルはやりづらそうでした?

「ムエタイの選手は待ちの姿勢で蹴り主体の攻めじゃないですか。僕は結構スピードで入るので結構やりづらいだろうなと思いながらやりましたね」

――改めて念願のタイトルマッチが決まって心境はどうですか?

「いつも通りの試合に臨む心境かなと。今回は5Rあるので、そこをしっかり徹底して作戦を考えようかなと思ってます」

――初の5Rで不安はないですか?

「全然不安はないですね。プロデビューする前にスック・ワンチャイという名古屋で開催されたムエタイ興行のセミプロルールで2分5Rを経験していて、その時は3RにKO勝ちしているので5Rまでいってないんですけど、いつも通りでやっていれば全然大丈夫かなと思います。だから1Rから飛ばしてもいけると思います」

――では短期決着も狙って?

「どのラウンドで倒せるかは分からないですけど、チャンスがあったらどのラウンドでも仕留めに行ってもいいかなという感じです」

――先日の記者会見で佐藤選手と向き合ってどうでした? 

「筋肉があるので、やっぱり体はデカいですね。身長は僕の方が少し高いと思うんですけど、佐藤選手の方がリーチは長いので、そこは警戒しようかなと思っています」

――大人ならではのフィジカルの強さもあるかと思いますが、そこはどう感じていますか。

「正直なところ、僕はフィジカルの差はあまりないと思っています。フィジカル差があったとしても、スピード面、テクニック面も僕が絶対に上回っているのであしらえると思いますし。組みも全然負ける気はしてなく、変な攻撃をもらわなければ全然勝てる相手かなと」

――佐藤選手のサイドキックとか変則的な蹴りは結構やりづらそうですけど、そこに関しての対策はどう考えてますか?

「最初はやりづらかったんですけど、今は結構対策していて、すごいハマってきているので今は全然警戒していないですね」

――会見では佐藤選手から経験の差があると言われていましたが、そこに関してはどういうふうに受け止めました?

「僕は普通に経験差はないのかなと思っています。アマチュア時代にセミプロルールで何試合もやっていますし」

――イメージとしては何Rの決着になりそうですか?

「前半のラウンドで倒せるかもしれないですけど、後半のラウンドに畳みかけて決着できるのかなと思います」

――ベルトを巻いた時のイメージもすでに出来てますか?

「それはバッチリです。ベルトを獲ること以外は考えられないので、ここで獲らないと次にも進めないので絶対に獲ります」

――事前の勝敗予想ではどちらが有利だと感じてますか?

「佐藤選手が勝つとみんなは思ってるんじゃないですかね。自分が勝つと思っていたら勝てるので、僕はあまり他人の声は気にしていません」

――勝ったらその先はどういったものが見えてくるんでしょうか。

「まずはベルトを獲って、この階級の他団体の強いと言われている選手を倒していき、日本で僕が一番強いことを証明します。僕は他団体に出ることに興味はないので、最終的には僕の階級でS-cup世界トーナメントを開催してもらえるぐらいまで行きたいですね」

――そこで優勝すれば、まさにSBの象徴的な選手になりますね。SBの上の階級には笠原兄弟、山田ツインスと看板選手がそろってますけど、選手として意識はしてますか?

「今はSBの代表的な選手は誰? みたいな感じになってると思うので、海人選手の位置まで必ず僕が行きたいですね。そういうことは試合内容や勝敗でどんどん決まっていくと思うので、そこは意識して結果を残したいと思います。今回、SBのタイトルマッチは3試合ありますが、僕が必ず一番盛り上げたうえで倒してチャンピオンになるので期待しててください」

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