ケージの中央を支配するための『パワー』。私がそこに立ち続ける
25年12月の前戦ではブランドン・ロイヴァルを相手に、サウスポー構えになって前手の右をヒットさせてダウンを奪い、パウンド連打で1RでTKO勝ちしている。UFC直近8試合で7勝1敗。
ケイプは、「もちろんあのパフォーマンスには本当に、本当に満足している。タイトルマッチを2回経験し、当時のランキングでも1位にいたような相手を、あのように仕留めて眠らせたわけだから。自分が彼らに対してどのレベルのコンペティションに位置しているかを証明できたパフォーマンスだったと思う。ブランドンは本当にタフで素晴らしいファイターだけど、あの夜は私が全く違うレベルにいることを見せつけた。私が言った通り、彼を倒したし、彼をあのような形で失神させたのは私が初めてだと思う」と、ロイバルをKOしたことで、自身がフライ級のトップ戦線の実力を持つことを証明できたという。
堀口と初めて戦ってから8年8カ月が経った。お互いに「今は違うファイターになっている」という。
「恭司との試合もロイバル戦と変わることはない。同じ展開になるだろう。彼に対しても素晴らしいゲームプランを用意しているし、今回の試合でも間違いなく私は成功を収めるだろう」と自信に揺らぎはない。
「正直に言って、彼の試合を見ていても、もちろん進化は感じられる。彼は非常に規律正しいファイターであり続け、空手ベースのスタイルを持っている。しかし、彼はもう35歳だ(ケイプは32歳)。今回の試合は『パワー』が大きく展開を左右することになるだろう。ケージの中央を支配するためのパワー。私がそこに立ち続ける。なぜなら、私が圧倒的なパワーを持っている側だから。この試合をフィニッシュするための選択肢を、私はすでにいくつも持っている。ただそこに立って、彼を仕留めるためにどの選択肢を選ぶかを決めるだけだ」と、堀口とはパワー差があると豪語する。
私は『A+』や『A』のレベルにいるが、恭司は『B』のレベルだ
「想像してみてほしい。9年前の私には、今のように戦術的な分析や対策を徹底的にこなしてくれるようなチームはいなかった。しかし今の私には、私たちが取り組んできたすべてがあり、それが確かに理にかなっている。それが私の視野を広げ、私のゲームを進化させた。相手の多くのミスや、私たちが突くことのできる多くのギャップが見えている。昔は、そういったことを教えてくれる人が誰もいなかった。それにもかかわらず、9年前の彼にとって最もタフな試合だったのは、私との試合だった。あの9年前からの進化を踏まえれば、私たちは間違いなく全く異なるファイターだと言える。私は『A+』や『A』のレベルにいるが、彼は『B』のレベルだ」と、自身の伸びしろや進化の方が大きいと、当時からの環境の変化を語る。
メインイベントの5R戦を戦い抜くためのトレーニングも積みながら、フィニッシュでの決着も想定している。
「判定をジャッジの手に委ねるつもりはない。最初からフィニッシュを狙いに行く」というケイプは、直近2試合のTKOがラスベガスのAPEX会場だったことを指摘されると、「APEXのオクタゴンが大きくても小さくてもどちらでも構わない。ファンの前で戦うことは間違いなく大好きだし、それが自分をとても興奮させてくれる。現在、APEXはさらに拡張され、より多くのゲストを収容できるようになっている。何よりも重要なのは、自分が“ホーム”で戦うということ。試合を楽しんで、じっくりと時間をかけ、そしてフィニッシュする。私が求めているのはそれだけだ。しっかりと集中して、勝利後にお祝いをする」と、日々トレーニングする場所で、家族と住むホームで戦うことが何よりの利点だとした。




