2026年8月18日(日本時間19日)米国ネヴァダ州ラスベガスの Meta APEXにて、UFCとの契約を賭けた『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 2』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。「Week1」では4選手が契約。2週目は5選手がDWCS再挑戦のなか、ブリトー、ミラー、ペレス、ロレンツ、プーガ&敗れたトランブリーの6選手がUFCとの契約を獲得した。
ダナ・ホワイト代表「第1試合後『この2人を今すぐ病院に連れて行け』と言ったんだ。ショーンは『2人ともほしい』と」
「(フェザー級 ローマン・プーガvs.ターナー・トランブリー)
素晴らしい試合には両者の力が必要で、今回の試合は本当に信じられないほど素晴らしかった。そして、これほど素晴らしい試合だったからこそ、両選手からバランスの取れた実力とタフさを存分に感じることができた。だから当然のことながら、試合が終わるやいなや、私は『この2人を今すぐ病院に連れて行け』と言ったんだ。2人とも大丈夫かどうか、しっかり確認しよう。だから、ブーガについては、迷う余地はない。俺は間違いなく彼をチームに迎え入れるつもりだ。そして、ここへ歩いてくる途中、ショーン・シェルビーが俺を捕まえてこう言ったんだ。『2人、欲しい』って。だから、『この2人とも、UFCと契約できるようにしてくれ』と。まあ、2人ともおめでとう。そう。病院こそが、今の2人にとってふさわしい場所だ。
(ライトヘビー級 アリク・ロレンツvs.マハメド・アリー)
俺はあのストップには賛成できなかった。少し早すぎたと思った。でも、ロレンツは彼を徹底的に叩きのめしていた。大物たちを相手に戦っていた。そして、この試合が始まった頃には、彼は4対1のアンダードッグだった。だから、4対1のアンダードッグとしてリングに上がって、今夜のような戦いを見せたなら……ロレンツ、こっちへ来い。おめでとう。
ロレンツ 本当に現実離れした気分だよ。まだその実感が湧いていないし、彼と握手して『ありがとう、ボス』と言うことさえ……何て言えばいいか分からない。言葉にできないよ。すごくワクワクしている。
(ライト級のクリスチャン・ペレスvs.ローガン・パクストン)
信じられないほどの試合だった。繰り返すが、2人とも非常にタフで粘り強い選手だ。そして、クリスチャン・ペレスは、今夜ほど見事なパフォーマンスを見せられたことはない。そして、実は、私がぜひやりたいのは……彼がUFCで戦いたいと思ってくれることを願っている。冗談抜きで、彼を『UFCノーチェ』に放り込みたいくらいだ。とにかく、おめでとう、クリス。
ペレス(ダナはすぐにでも次の試合に向けて準備を整えてほしいと望んでいる)UFCのダナからそう言ってもらえてとても嬉しく、感謝しているよ。僕に望むのは戦うことだけだ。戦う準備はできている。試合を組んでくれさえすれば、いつでも準備はできている。
※「UFCはアリゾナ州グレンデールで開催される(9.12『UFC Fight Night: Rodriguez vs. Silva』)。クリスチャン・ペレスがそこでUFCデビューを果たすことになりそうだ」とアナウンス。
(ミドル級 トレント・ミラーvs.ダグラス・ホドリゲス)
トレント・ミラー。残念ながら、俺はすごく……容赦なく正直な男なんだ。言っておくけどロドリゲスは断然、いい試合だった。俺の意見だけどね。彼は5対1の圧倒的フェイバリットだった。でも、君は『クソくらえ』って言ったんだ。いいか? 君は第1ラウンドを勝ち取っただけじゃなかった。君は第2ラウンドで彼を打ち負かしたんだ。信じられないヴォンフルーチョークのおかげでな。こっちへ来いよ。君はUFCに入ったんだぜ、兄弟。
ミラー 最高だよ。あなたが言った通り、オッズがどうなっていようが、アンチが何を言おうが気にしない。リングに上がって、心と魂をすべて賭けて戦うつもりだ。そして毎回、1時間、全力を尽くす。
(2度目の挑戦で再び登場し、またも圧倒的なアンダードッグのなか栄光を掴んだ。DWCS史上2度目のヴォンフルーチョークで)すごいよ。だってヴォンフルーなんて普段あまり練習していない技なんだ。練習で何度か極まったことはあるけど、彼がギロチンチョークをかけてきた時に彼を持ち上げたら直感で“これで極めるぞ”って思ったんだ。レフェリーに引き離されるまで、そのプレッシャーをかけ続けた。実は、彼が意識を失ったことすら気づかなかったんだ。意識を失うまで絞め続けようと思っていたんだけどね。
(ウェルター級 カイキ・ブリトーvs.ナモ・ファジル)
そして、メインイベントについては、何と言えばいいんだ? つまり、その流れは信じられないほどだった。それに、ファジルにはここにいるたくさんのファンがいて狂ったように盛り上がっていたし。ブリトー、お前のスタイルが大好きだ。お前の戦い方が大好きだ。そして、一晩中、相手が至近距離で、 最高のパンチを食らいながら、それでも向かってきた。第3ラウンドには、跳びヒザ蹴りを放った。試合を終わらせようとした。そして、見事な形で決着をつけた。君がUFCで戦う姿を見るのが待ちきれないよ、友よ。こっちへ来い!」
ブリトー この機会が100%幸せだし、100%感謝している。イエス・キリストがここで勝利を収めるために、私をこの立場に置いてくれた。だからこそ、私はここにいるんだ。自分を贖う機会を得るために。私はここにいるべきだと分かっていた。自分がここにいるに相応しいと分かっていた。そして、それをショーで証明するつもりだった。ここに戻ってきて、イエス・キリストの名を賛美し『戻ってきて、これを成し遂げられるんだ』と言えるようになることを知っていた。そして、ボスにそう言ってもらい、それが実現して嬉しい。とても幸せだし、この機会に心から感謝している。試合に出たいです。
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『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 2』速報
▼ウェルター級 5分3R〇カイキ・ブリトー(ブラジル)20勝6敗(17KO/3SUB)※DWCS2023[3R 0分12秒 KO]×ナモ・ファジル(米国)10勝2敗(4KO/4SUB)
1R、ともにオーソドックス構え。ファジルは右カーフ。ブリトーも右カーフから右ハイを狙う。右カーフを当てるファジルは右アッパー。前蹴りでブリトーに尻餅を着かせる。左右フックで前に出るファジル。ブリトーも右カーフ。ファジルは左インロー、左ストレート。さらに右。
左にステップでかわすブリトーに右でケージまで詰めると、さらに右カーフ。ブリトーも右カーフから左右で押し戻すが、圧力をかけるのはファジル。
右カーフのブリトーに間合いを詰める、右カーフをこつこつ突くブリトー。左に回るとファジルは右ミドルで止める。左右の連打からバックフィストで前に出てダブルレッグテイクダウンのブリトー。
しかしすぐに立つファジル。ブリトーはバックエルボーも、ジャブで前に出るファジルは大振りにはならずにジャブ、左ハイ。
2R、笑顔で中央に出るファジル。右を突くと、ブリトーも右の打ち返し。しかし手招きして右を返すと、ケージに詰めジャブ、前蹴り。ブリトーは左を狙うが、ファジルは右オーバーハンド! さらに右カーフ。
サークリングのブリトーを追ってジャブのダブルから右。左ミドル。ブリトーも右ストレートを返すと高い右ヒザ。右アッパー。ファジルは左右蹴り。ファジルは左前手でブリトーの右をパリーして左を当てる。
左ジャブのファジルに右ミドルを当てるブリトー。しかしファジルは右! ブリトーはバックフィストもブロッキングのファジルは左ハイ、ジャブ。
下がりながら右カーフお突くブリトー。常に圧力をかけ続けるファジルは右で押し込む。ブリトーの左右は軸がブレ始める。ブリトーはダブルレッグも押さえ込めず。ファジルはすぐに立つ。
3R、いきなり跳びヒザで前に出たブリトーだが落とされて尻餅。しかしすぐに立つブリトー。左ミドルを当て左右で詰めるファジルに、大きな左フックを見せてから振り子で右をスイング! ファジルが後方に倒れて、ブリトーが逆転のKO勝ち!
試合後、ブリトーは「私が言いたかったのは、私がここにいる理由はイエス・キリストだということだ。彼が私をここに導いてくれた。彼が私を力づけてくれた。彼が私に、立ち直り、より強く戻ってくる力を与えてくれた。そして、これがその結果だ。
僕たちはここに来て、フィニッシュを決めるためのショーを披露するために来たんだ。それが私がここに来た目的であり、皆のためにショーを披露することだった。そして、それが私の出番だったんだ。
(前後に動きながら角度をうまく切り崩していたね。左フックを外した後、こちらへ切り込んできた。これは今夜の試合のハイライトの一部に過ぎない。でも、すぐにそのオーバーハンドが見られるはずだ。片方の手で大きく振りかぶって、そして相手を釘付けにするんだ。角度を切りながら動くこと、それが試合前のゲームプランだったのですか?)
頭をセンターラインから外すこと。信じてよ、僕はいくつか手札を温存してたんだ。最後にはそれが必要になるって分かってたから。そしたら、ちょうどそこにダナがいて、僕は“ボスの目の前でこれをやって、反応を見てやろう”って思ったんだ。そして、その場で彼をまっすぐ見つめた。まるで、“ああ、彼に見られるな”って感じだった。そして、ただ、ボスがいつも言うあのターンスタイルの技を繰り出したんだ。ジムでいつも教えてくれるやつさ。あの動きを振りかぶって、見事に決めたんだ。そしてこの契約を勝ち取れたこと、神様がこの契約を授けてくれた。最高になるよ。人生が変わるし、俺は準備万端だ。できるだけ早く戦いたい」と、契約発表前から語った。
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▼ミドル級 5分3R〇トレント・ミラー(米国)10勝3敗(7KO/2SUB)※DWCS2025[1R 1分04秒 ヴォンフルーチョーク]×ダグラス・ホドリゲス(ブラジル)6勝2敗(4KO/1SUB)
1R、ともにオーソドックス構え。ホドリゲスは左インローを当てると左ミドルも。右で猛突進するミラーにサークリング。右前蹴りを腹に当てたホドリゲスは右をヒット!
崩れたミラーに左右を連打もミラーは立ち上がり。そこにホドリゲスは左インローもローブローとなる。中断。
再開。左右の蹴りのホドリゲスをパンチで詰めるミラー。右ハイをダックでかわす。右前蹴りのホドリゲス。さらに右ローもその蹴り足を掴んだミラーがテイクダウン。フルガードのホドリゲスは下からヒジ。頭をアゴ下につけるトップのミラーは左右の細かいパウンド。クローズドガードのホドリゲスにヒジも。
エビでケージまで動くホドリゲスが片足を抜き上体を立てると、横に寝かせるミラーがハーフから右のパウンド、鉄槌。亀になるホドリゲスにサイドバックからパウンド。ホドリゲスが立ったところでブザー。
2R、詰めるミラーは左。ダブルレッグもかわしたホドリゲスがギロチン。その足を掴んでボディロックで小外がけテイクダウンのミラー! しかし首を放さないホドリゲスに上のミラーは対角に出てヴォンフルーチョーク! タップを奪った。
「最高だよ。彼のパンチは強烈だった。ストライキングも良かった。確かにその衝撃は感じているよ。唇も少し切れてしまった。でも、勝利のためなら何だってするさ。最初に彼の上に乗れた瞬間、自分が主導権を握っていると感じたんだ。それがプランだった。第2ラウンドで再び上に乗る。そのチャンスは確かにあった。飛びかかってきた時、俺は“これで勝つぞ”と思った。実は、これまで一度もあの技を極めたことはなかった。一度だけ、あと少しで極まりそうになったことはあったけど。でも、実際に相手をその技で持ち上げることができたのは初めてで、最高だった」
(彼が滑り出し始めたのを感じましたか? 彼が意識を失いつつあると分かりましたか?)
「そうですね、100%確信はしていませんでした。みんなが彼は気絶した、と言っているのが聞こえました。それで、なんとなく分かったんです。レフェリーが僕を引き離すまで待って、その時までプレッシャーをかけ続けました」
(トレント、君がオッズをどれくらい気にしてるかは分からないし、アンダードッグかどうかは分からないけど、君はこのカードで最大のアンダードッグだった。だから、ここに来て、勝利を掴んだってことは……つまり、そのおかげで勝利の喜びはさらに大きくなったってこと?)
「ああ、100%そうだよ。去年の『コンテンダーシリーズ』の後、俺の人生で最悪のパフォーマンスを披露してしまったんだ。そして、俺を疑う人や嫌う人がたくさん現れた。そんな連中を、あのように黙らせることができたのは、本当に素晴らしいことだよ。
(特にあのような試合を終えた後では、UFCファイターと呼ばれることがあなたにとってどのような意味を持つのでしょうか?)
「私にとってはこの上ない喜びです。今年、あと数カ月で父親になります。そして、娘のために家族を養っていきたいと思っています。ですから、UFCファイターになれることは、私にとってこの上ない喜びなのです」
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▼ライト級 5分3R〇クリスチャン・ペレス(メキシコ)15勝2敗(6KO/6SUB)※DWCS2025[1R 1分06秒 TKO] ※左フック→鉄槌×ローガン・パクストン(米国)10勝2敗(7KO/2SUB)
1R、ともにオーソドックス構え。右ローから入るパクストン。ペレスのジャブにシングルレッグから右を振る。左インローのパクストン。ペレスも左ミドルハイ。
左ジャブを突いて組んだパクストンを突き飛ばすペレスは右前蹴り。右カーフ。パクストンも左ジャブで応戦。左ハイも。組んだパクストンに右の小手投げも残すパクストン。クリンチアッパーのペレスは右前蹴りを腹に突く。
右カーフを当てるペレス。左ローを蹴るパクストンに左右で詰めると、パクストンも左右フックからレベルチェンジでダブルレッグテイクダウン。すぐに立つペレスにバッククリンチから高いヒザ!
さらに背後からパンチ。ケージ背にするペレスに左右を打ち込むが、突き放すペレスが押し戻して右。かわしてダブルレッグもすぐに立つペレスが右バックフィスト。かわしたパクストンは左サイドキック。ダブルレッグでケージまでドライブして組みつつ右を振ってブザー。
2R、右ハイさらに右で前に出るパクストンに左を当てたペレス! 一気に詰めるが、パクストンも左右で応戦。その猛攻を凌いだペレスが左フック! ダウンしたパクストンにペレスが鉄槌でレフェリーが間に入った。
昨年のDWCSマノエル・ソウザ(UFC2連勝中)戦の3R TKO負けから、同じ舞台で雪辱を果たしたペレス。試合後、ポール・フェルダーから「今回が2度目の挑戦ですが、前回はあと一歩及ばず、最初の2ラウンドは圧倒していたものの、3ラウンド目で流れを失ってしまいました。今回は判定に持ち込まれることもなくフィニッシュされることもなく圧倒的なノックアウト勝利を収められたことについて、どのような気持ちですか」と問われたペレスは以下のように語った。
「前回のコントロールの乱れについては、まず何よりも、 私の主であり救い主であるイエス・キリストに感謝したいと思います。私がここにいるのは、主が私に力を与えてくださるからです。その力のおかげで、ここに戻ってくることができたのです。
前回は明らかに非常に残念で悲しい結果でした。勝利は手の届くところにあったのに、それを自分の手で逃してしまいました。だからこそ、心の奥底まで掘り下げて向き合わなければなりませんでした。そして今回、ここに戻ってきたのは、 だからこそこれほどまでに献身的に取り組み、より強くなって戻ってきたのです。私はここにいるに値するし、ここが私の居場所だと信じているからです。UFCに居続けたいので、ボスに良い印象を与えたいと思っています。
(初めてあなたを見た時、レスリングや柔術、スクランブルを存分に披露していました。あの時点ですぐにライト級に参戦して活躍できそうに見えました。今回の試合では、忍耐力を示し、打撃面でも高度な技術と進歩が見られました 。それがバクストンに対する今回のゲームプランだったのですか?)
柔術では堅実な防御を見せたが、我々はゲームプランを貫いた。当初のゲームプランはまさに「相手をテイクダウンして、仕留める」というものだった。僕は柔術の紫帯として確かな実力があると思っているし、それが当初の計画だった。でも、ゲームプランを変更せざるを得なかった。なぜなら、ここに来る時、ダナは単に試合に勝つためだけにここに来ることを求めているわけではないからだ。彼は、ここに来てショーを盛り上げ、野獣のように荒々しい姿を見せ、自分がアニマルであることを印象づけることを求めている。彼はショーが好きなんだ。そして、 だからこそ、僕たちはここに来たんだ。試合に勝ち、みんなのためにショーを繰り広げるために」
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▼ライトヘビー級 5分3R〇アリク・ロレンツ(米国)7勝2敗(7KO/1SUB)※DWCS2025[1R 2分23秒 KO] ※右フック×マハメド・アリー(ブラジル)5勝1敗(4KO/0SUB)※DWCS2025
1R、ロレンツの左右にアリイは右の蹴りで応戦。右ローも。右ストレートで前に出るロレンツ。アリイは右カーフ。左から右アッパーのロレンツは右オーバーハンドを当てて前に。強振をかわすアリイ。
左を合わせに行くと、右を振るが、そこに右クロスを浴びてダウン! ロレンツのパウンドにレフェリーが間に入った。
アリイは立ち上がりレフェリーに抗議も、足が泳ぐ。ロレンツがTKO勝ち。
試合後、ロレンツは「最高だよ。去年は自分の実力をほとんど見せられなかった。それが僕にとって一番悔しかったことだと思う。だから、俺は……そう、自分に誓ったんだ。“リングに上がったら、持てる力をすべて出し切る”って。絶対に判定に委ねたりはしない。ただ、そうしたいだけなんだ。ただ、自分自身と、自分のパフォーマンスを誇りに思いたい。そして、今はそう思ってる。だから、君もそれを誇りに思ってくれ」と冒頭で語った。
(コンテンダー・シリーズのあの初戦から、どんな点を改善したんだ? 地域大会では、あっという間にノックアウト勝ちを収めましたね。そしてここに戻ってきて、とても大柄で恐ろしい相手をまたも瞬く間にノックアウトしました。フットワークでしたか? それともボクシングですか?)「ああ、MMAラボであらゆることを練習してるよ。世界一のジムだからね。特にこれといったものはないんだ。もちろん、足は動かさなきゃいけない。大柄な選手は動きが鈍くなりがちだから。いや、もっとフェイントを多用する必要があるけど。だから、いつもトレーニングして、そういう部分を磨いているんだ。でも、そう、一貫性を保つことだね。あの敗北に自分を左右させないってことさ。ジムに戻って、一貫性を保ち、あらゆることを磨き続ける。それが今夜、結果として表れたんだ」
(アッパーカットやオーバーハンド・ライトを何発も決め、試合の最初から最後まで相手を完全に圧倒していましたね。彼からはもう少し抵抗があると思っていたのでしょうか? しかも、あれほど柔術の実績がある相手ですから。でも、将来の彼について話した際、「リングには2人のストライカーが立つことになる」とおっしゃっていましたね。まさにこれがあなたの予想通りだったのでしょうか?)
「ええ。私も彼の試合映像をいくつか見ていました。ええ、彼は一度も……グラウンドで戦っているところを見たことがありませんでした。つまり、彼は世界クラスの柔術家なのに、それを使おうとしなかったんです。ストライカーの立場からすれば、“おい、一日中立ち技で戦ってやるぜ”って感じでした。ええ。だから、戦って楽しかったですね。それに、彼もリングに上がって素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことには、称賛を送りたいね」
(今夜ここに戻ってくることが、君にとってどんな意味を持つのか、話してくれないか? 初戦で乗り越えなければならなかった困難を経て、UFCとの契約を獲得すると告げる。それはあなたにとってどのような意味を持つのでしょうか?)
いやあ、本当に最高な気分になるだろうね。君が言ったように、去年とあの結果のせいで、今回は特別な感情がたくさん渦巻いているんだ。だから、ほんの少しだけ、いつもよりプレッシャーがあったんだ。去年は叶わなかったから、今年は絶対にリングに上がって結果を出したいと思っていたからね」
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▼フェザー級 5分3R〇ローマン・プーガ(米国)6勝1敗(4KO/1SUB)[判定3-0] ※29-28×3×ターナー・トランブリー(米国)7勝1敗(2KO/5SUB)
プーガは、2019年のプロ2戦目でBellatorでリッキー・フラーにカットによるTKO負け後、プロボクシングで4勝0敗1分。LFAで2連勝中。29歳。
トランブリーは、アマチュアMMA無敗を経て、24年にプロデビュー。LFAで6戦無敗。MMA7戦無敗で5つの一本勝ち(3RNC、2Guillotine)31歳。
1R、ともにオーソドックス構え。先にローはトランブリー。プーガもインロー。ジャブで詰めるとトランブリーが2度のシングルレッグ。クリンチボクシングで切るプーガ。
左フック、右カーフのトランブリー。圧力をかけるプーガは左右から右ボディ。シングルレッグのトランブリー。首相撲ヒジで離れる。
プーガの左右フックにダウンしたトランブリー。パウンドのプーガに下から草刈狙うトランブリーだが、トップのプーガは離れる。
吐き出したマウスピースを拾って入れるトランブリー。右アッパー。シングルレッグ。スプロールして鉄槌、右ボディのプーガ。左ジャブで前に。そこに右アッパーで入るトランブリーは右カーフを打つ。
前に出るプーガはワンツー。右アッパーから左フックのプーガに、トランブリーは右フックをヒット! しかしプーガが左右で押し返す。
2R、右から左ボディで攻めるプーガは右ローも。鼻頭から出血も打ち返すトランブリーだが、左ボディに後退。右アッパーを起点とするトランブリー。そのシングルレッグも切るプーガ。
左ジャブから歩いて詰めるプーガ。トランブリーの左右に右フックを打ち返す。右カーフ、右ハイのトランブリー。プーガはトランブリーの打ち返しをかわしてジャブを突く。
右ストレートを打ち抜いたトランブリーだが、タフなプーガは前に。そこにスーパーマンパンチを当てるトランブリー! ここは下がったプーガに左右で前に。クリンチアッパーのトランブリートに、プーガはヒザを返して再び前進。
組んだトランブリーに左右ボディ。しかしトランブリーも打ち返し、左フックから左右を当ててケージに押し返す!
3R、さらに一段ギアを上げる両者。トランブリーの左フックにプーガの足が泳ぐ! トランブリーは組んでバッククリンチから左足をかけて引き込み両足フック、ボディトライアングル。この選択はどう出るか。リアネイキドチョークを狙い、プーガの向き直りにツイスターを狙う。足がおたつでかかっていないトランブリー。下になりパウンドを被弾しながら立ち上がる。
右カーフを当てたトランブリーが前に。プーガも打ち返し、右ヒジの打ち下しも、トランブリーは右カーフ。プーガはワンツーの右をヒット。シングルレッグのトランブリーは崩して立ち際に右ハイ。ともにボディ打ちから前に出るのはトランブリー。左右ミドルから右でブザー。両者ハグをかわす。
第1週に続き、ノンストップアクションの第1試合。3者29-28でプーガが勝利。スタンディングオベーションのダナ・ホワイト代表はケージに入って両者と握手をかわした。
試合後、プーガは「感無量です。本当に感謝しています。彼をノックアウトしたかったんですが、タナーはタフな男です。素晴らしいファイターです。心から尊敬するようになりました。そして、あなたの前に立てていること、ここにいることがただただ嬉しいです。
(ボディへのパンチなど、あなたが当てたいくつかのパンチを考えると、彼がまだあなたの前に立っていたことに驚きましたか?)もちろんです。あのね、僕は彼に強烈なパンチを浴びせていて、彼にダメージを与えていると感じていました。それでも、自分にはこう言い聞かせていました。“1ラウンド目でノックアウトできるなら、思い切ってやれ。でも、できなければ、激戦に備えろ”と。そして、今夜皆さんが目にしたのはまさにそれでした。僕は激戦に備えていましたし、最終的にノックアウトを決めたのは僕でしたが、自分の実力を存分に示しました。俺はあのタフな奴で、やり遂げたんだ。
俺が望んでいるのは、今夜UFCの契約を手にこの場を去ることだ。それはまさに夢が叶う瞬間なんだ。僕は恩返しをしなきゃいけないんだ。愛する人たちや、最初から最後まで、どんな困難な時もそばにいてくれた人たちの元へ戻れるよう、この旅を続けていきたい。人生って簡単じゃないからね。でも、今こうしてここにいることを神様に感謝している。僕は強い。神様が、この扉を開くために、僕に力を与えてくれたんだ。これだ。主に感謝する」と語った。