試合後、パトリック(左)は細川に語りかけていた(C)BreakingDown
2026年6月14日(日)福岡・マリンメッセ福岡A館『BreakingDown 20』にて行われた「RIZIN×BreakingDown対抗戦」は、RIZINが2勝1敗で勝利した。
BreakingDown公式YouTubeチャンネルで、試合後の選手インタビューが公開され、宇佐美正パトリック(Battle-Box)、鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)アラン・ヒロ・ヤマニハ(ボンサイ柔術)が試合を振り返った。

先鋒戦で虎之介をわずか1R13秒でヒザ十字に極めたヤマニハは「私の予定では10秒以内に極める予定でした。でも、作戦通りにできて嬉しいです」と、本当は10秒以内でのフィニッシュを狙っていたという。
「作戦と練習通りです。もしあれで極められなくても次のパターンがいっぱいありました。まず相手はパンチが強いし、スタンスが広くて前足が前に出ているからかわすのが遅い。だから前足を狙いました」と、虎之介が前足重心でバックステップなどかわす動作が遅いことを研究しての作戦だったと明かした。

虎之介の印象を聞かれると「虎之介選手はまだ若いね。本当に闘志がある。僕が始めたのは19歳だったし、彼がもし真面目にやるならば素晴らしい選手になると思いますね。まだ時間はあります。テクニックの取得にはまだ時間がかかりますね。今日は白帯が黒帯と戦ったようなものだから。ただ時間をかけて真面目に練習をやれば素晴らしい選手になる。でも今は難しい。レベルが違うから」と評した。
BreakingDownについては「初めてでしたが、めちゃ素晴らしいし私も嬉しいですね。僕の目標はRIZINですが、本当に今日はマジ気持ちよかったです。もしRIZINから言われたらBreakingDownにも出ます。僕の目標はRIZINですけれども素晴らしいオファーがあればBreakingDownにも出ますよ」と、機会があればまた出場したいと話した。

次鋒戦で延長戦の末に判定5-0で敗れた鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)は、「負けました。もう何も言うことはないです。正直しょうがない。まともには食らってはないけれど、なんだろう…印象の取り方なのかなって。まあ、しょうがない。それはもうね、こういうところに来てるので言うことはないです」と、言い訳はしないとする。
対抗戦については「それは本当にマジで落としちゃいかんかったなっていう。でも、しょうがない。これが勝負なので。どんな理由であれ負けは負け。 だから井原選手、おめでとうございます」と、落としてはいけない試合だったと悔しさを滲ませた。
またRIZINとの対抗戦が実現した場合、オファーを受けてくれるかと聞かれると「受けますね。もうこれとやかく言ってる場合じゃない。負けた人間にね、とやかく言う資格なんかないのでね、来た話を受けるだけです」と、負けた以上は受けると答えた。

大将戦で細川一颯に判定4-0で勝利した宇佐美正パトリック(Battle-Box)は、「1年半前に比べるとめちゃくちゃ強くなってると思います。お互いに譲らん気持ちもあったんですけれど、自分の武器のボディがいい感じに入って効いてくれて、そのおかげでイメージも印象がよく取れて判定勝ちに続いたんかなと思います」と、細川は以前に『雷神番外地』で対戦した時よりも格段に強くなっていたと評した。
「ところどころクリンチとかあったんですけれど、頭の持っていき方とかMMAを凄くやってるような感じの身体の強さもあって、やりにくい部分もありましたね」と、しっかり練習していることが感じられたという。

リング上で細川に何を語りかけていたのか、と聞かれると「正直なこと言うと、記者会見から盛り上げるために思ってないことも言ったりとかいっぱいしたので、一切俺はそんなこと思ってないし、今日改めてやって一颯の強さを感じたし、RIZINって名前を出してた通り、これで諦めずに頑張ってほしいからお互い頑張ろうっていう話をさせていただきました」と、本音を伝えて一緒に頑張ろうと激励したと明かした。
もしまたBreakingDownとの対抗戦があるとしたら、誰と戦いたいかと問われると「特にいないですけれど、一応相手がライト級のチャンピオンなので別に今どうこうはないです。僕はまたこっちに来てやる必要はないと思うし、もしやりたいんやったらこっち側に来て出来たらいいんじゃないかなと思います」と、BreakingDownで証明は出来たので次からはRIZINでやりましょう、と答えた。



