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【UFC】どうなる? ホワイトハウス屋外での5R戦。正規王者トプリア「ジャスティンが前に出てくるなら最初の2分間で眠らせる」×暫定王者ゲイジー「イリアは自分自身で窮地に追い込んでしまった」=6月15日(月)朝『UFC Freedom 250』

2026/06/11 12:06
 2026年6月14日(日本時間15日朝8時30分から配信)、米国ワシントンD.C.のホワイトハウス敷地内で開催される『UFC Freedom 250: Topuria vs. Gaethje』(U-NEXT/UFC Fight Pass)に向けて、メディアデーが11日、同地にて行われた。  同大会のメインイベントは「UFC世界ライト級王座統一戦」(5分5R)で、イリア・トプリア(ジョージア/スペイン)とジャスティン・ゲイジー(米国)が対戦する。  トプリアは、UFC史上10人目の二階級制覇王者(現ライト級&元Uフェザー級王者)。8歳でグレコローマンレスリングを始め、2015年に18歳でプロMMAデビュー。18年5月、ジョージア人として初めてブラジリアン柔術の黒帯を取得した。その後、卓越したボクシング技術にも磨きをかけて、2020年10月にUFC初出場。2024年2月にフェザー級王者・アレクサンダー・ヴォルカノフスキーに挑戦し、2R 右フックでKO勝ち。MMA15連勝・UFC7連勝で、ジョージア人およびスペイン人史上初となるUFC世界王座獲得に成功。  2024年10月にマックス・ホロウェイを3R KOに下すと、25年2月にフェザー級王座を返上。25年6月「UFC世界ライト級王座決定戦」でチャールズ・オリベイラと対戦。右ストレートから左フックのコンビネーションでダウンを奪いパウンドで1R KO勝ち。UFC史上初のキャリア無敗での二階級制覇を達成した。  その後、元パートナーとの法廷闘争によりファイト活動を休止。26年2月、トプリアに対する訴訟がすべて取り下げられて合意書に署名、法廷闘争は終了。今回、1年ぶりの復帰戦となる。  対するゲイジーは、4歳からレスリングを始め、高校時代にアリゾナ州王者に2度。北コロラド大学ではNCAAディビジョン1でオールアメリカンに選出された。卒業後の2011年にプロMMAデビュー。2014年1月にWSOF世界ライト級王座を獲得すると、5度目の王座防衛を経て、2017年7月にUFCデビュー。2019年9月にトニー・ファーガソンとの「UFC世界ライト級暫定王座決定戦」で5R TKO勝ちで戴冠。翌年にハビブ・ヌルマゴメドフとの王座統一戦で一本負けで暫定王座を失うと、マイケル・チャンドラー戦の勝利を経て、オリベイラのライト級王座に挑戦も一本負け。  23年3月にラファエル・フィジエフに判定勝ち後、同年7月にダスティン・ポイエーを右ハイキックでKO勝ち。BMF王座を獲得。24年4月にホロウェイに5R 4分59秒 中央での打ち合いに応じて右フックでKO負けでBMF王座を手放した。25年3月にフィジエフとの再戦で判定勝ちすると、26年1月にパディ・ピンブレットと「UFC世界ライト級暫定王座決定戦」と5R戦い、判定勝ち、暫定王座についている。  11日の会見で、正規王者トプリアは「ゲイジーが前に出てくるなら最初の2分間で眠らせる」とKO予告。対するゲイジーは、その発言に対し、「彼は自分を窮地に追い込んでしまった」と語り、25分間の死闘に引きずり込むとした。 「ストライカー同士の戦い」と見られているが、互いにレスリングベース。トプリアは94%のテイクダウンディフェンスを誇り、そこにサブミッショングラップリングの極めの強さ・受けの強さも兼ね備える。ゲイジーにはカレッジレスリングベースの前進力、テイクダウンディフェンス(74%)、立ち力がある。その組みの強さがスタンドにどう影響するか。トプリアは会見で「ジャスティンはレスリングを仕掛けてくるだろう。そして左右のレッグキックにハイキックも」と予測している。  ともにオーソドックス構え。トプリアの鋭いジャブ、強烈な左ボディから右ストレートのコンビネーションに対し、ゲイジーは腹は空けるものの高いガードで左右フック、さらに強烈なカーフキックも武器とする。ともにどんな間合いで戦い、武器を当てるか。  王座戦の25分間。ゲイジーは5カ月前にピンブレットと5Rを戦っており、スタミナ、試合勘ともに十分。さらにホワイトハウスの敷地内という「屋外」での試合に向け、過去50年間のデータから「湿度70~80%」になることを見越し、サウナを活用して意図的に体温を限界まで引き上げるトレーニングで環境に適応するようにしてきている。  対するトプリアも、主なキャンプ地を高温・多湿のフロリダ州マイアミに設定。屋外での爆発的なスプリントトレーニング、ハードなスパーリングを重ねることで身体を屋外仕様に適応させてきた。フィニッシャーであるがゆえに、5Rまで戦ったのは2023年6月のフェザー級でのジョシュ・エメット戦のみとなるが、手数を出し続け、後半になってもステップのキレやハンドスピードが落ちない無尽蔵のスタミナを証明している。しかし、1年ぶりの実戦でライト級での試合勘はどうか。  日本時間15日の月曜日・朝8時30分から配信開始となる『UFC Freedom 250』に向けた、メディアデーでの一問一答全文は以下の通りだ。 [nextpage] トプリア「人々は私の自信を傲慢さと勘違いしている。すべてがハードワークと規律、犠牲から来ていることを見ていない」 ──イリア、あなたの試合の多くは、そこに至るまでの過程で少しトゲトゲしくなっているように感じる。マックス・ホロウェイとの間でもやり取りがあったし、ヴォルカノフスキーとの間でも少しあった。でも、ジャスティン・ゲイジーがここまで個人的な問題にしてきたことには驚いたかい?(※ゲイジーがトプリアに対して「(奥さんのように)君のことも置いていくよ」と投稿) 「私も少し驚いたよ。彼がこういうことをしてくるとは予想していなかった。でも、起きてしまったことは仕方がない。私たちはあらゆる状況、どんな状況に対しても準備ができている」 ──ゲイジーはさっきここに来て、「ただの冗談だった」と言っていたんだ。「ちょっと文脈を無視して受け止められてしまった」と。君はあの言葉を冗談として受け止めたのか、それとも冗談にしていいようなことではないと感じているのか。 「私がそれを冗談として受け止めたかって? どういう意味だい?」 ──彼は冗談のつもりで言ったと言っていたんだ。「君のことも(奥さんのように)置いていくよ」というような、あの発言全般について、そう言ったときは冗談だったと。 「うーん、彼が言ったことの後には、本当にたくさんのことがあった。まず第一に、彼は『離婚のことを意味していたわけではない』と言った。それから『冗談だった』と言った。誰であれ、私は正直気にしていない。あのバカの言うことをいちいち真に受けるわけにはいかない。彼はバカだ。私の父親は、私の父親だ。それだけだ。ビデオを見たよ」 ──私たちは過去に、ゲイジーの異なるスタイルを見てきた。フィジエフ戦では、彼はもっとテクニカルだった。パディ戦では、もっと無謀だった。試合当日はどちらの彼を予想している? 今やそれが彼の姿、つまりパディ戦で見たバージョンが彼なのだと思うかい? 「私たちは、以前見ていたのとは完全に異なるジャスティンを見ることになると思う。彼は全く違うスタイルで現れるだろう。彼はレスリングを仕掛けようとするだろう。彼はインサイドローキック、アウトサイドへのハードな蹴り、そしてハイキックを繰り出そうとするだろう。後半のラウンドまで持ち込ませて、相手のスタミナが落ちてきたところでパンチを仕掛けるという戦略だ。だから、私たちが予想しているのは、以前見ていたのとは完全に異なるジャスティンを見ることだ」 ──彼は、君の他の対戦相手とは違って、前に出たいと言っている。それはデータ上では、少し悪いアイデアのようにも思える。彼はただ“目くらまし”で君を混乱させようとしているだけで、実際にはそれが彼の戦略ではないと思うかい? 「聞いてくれ。もし彼が前に出ようとするなら、何が起こるかはみんな分かっているはずだ。私は最初の2分間で彼を眠らせてみせる。でも、彼の言っていることのどれだけが真実なのかは分からない。しかし、どうであれ、“彼は私の戦略に対処しなければならない”。私が彼の戦略に対処する必要はないんだ」 ──今回の試合は「屋外」で戦うことになるが、屋外でトレーニングしているのを見たら慣れてきているね。屋外で戦うことで直面するかもしれない、最も奇妙なことは何だと思う? 虫か雨か、対処するのが最も奇妙に思えることは何だろう? 「良い質問だね。実際、屋外で戦うのは今回が初めてだから、屋外で戦うことでどんなことに直面するのかは分からない。分からないんだ。でも、先ほど言ったように、私たちはあらゆることに備えて準備をしてきた。私は対戦相手と同じ環境で戦わなければならない。私たちは二人とも同じオクタゴンの中にいて、同じものに対処することになる。私たちは同じことに対処しなければならないんだ。ただ、厳密にはまったく同じことではない。なぜならさっき言った通り、彼は私に対処しなければならず、私が彼に対処するのとは少し違う」 ──イリア。君はホワイトハウスで、国際的な舞台でジョージアを代表している。コーカサスにある小さな国、ジョージアをこのような巨大な世界的舞台で代表することについて、どう感じているかい? 「ああ、ジョージアを代表すること、そして私が育った場所であるスペインを代表することは、私にとってとても大きな意味がある。だから、両方の国が私をサポートしてくれて、歴史上最大のスポーツイベントの一つで彼らを代表できることは、本当に大きな意味があるんだ」 ──ジョージアについてもう一つ質問だ。人口300万人か400万人ほどの小さな国だが、君たちは格闘技において非常に優れている。UFC王者、レスリングの選手、格闘家たち──なぜだと思う? 「私たちはファイターの精神を持っているんだ。だからこそジョージアは、ほぼ敵の領土の真ん中に位置しながらも、立ち続けていられるんだ」 ──なるほど。ありがとう、イリア。あなたは2つの階級でベルトを獲得した、非常に特別なファイターのグループの一員だ。それはわずか11人しかいない。そのうち、最初の階級、あるいは両方の階級でベルトを防衛できたのは3人だけだ。そして、無敗のままそれを成し遂げた者は一人もいない。つまり君は、完璧な戦績で2階級のタイトルを防衛する最初の人物として、歴史を作ることができる。君がこのキャリアで最終的に築こうとしているレガシーにとって、それはどれほど重要なことかい? 「すべてのタイトル防衛、すべての試合が私にとって非常に重要だ。しかし、私はもう自分の試合をタイトルや、そういった種類のレガシーに基づいて考えてはいない。ただそこに入って、全力を尽くす、それだけだ」 ──多くの人々が、君が多大な努力と犠牲を払って築き上げてきたものについて話している。人々が今でも君について過小評価していると思う部分は何かあるかい? 「人々は混乱しているのだと思う。彼らは私の自信を傲慢さと勘違いしている。彼らはそれを理解していないんだ。そして、おそらく彼らは、すべてがハードワークと規律、犠牲から来ていることを見ていないのだろう。私が言うことはすべて事実であり、達成してきたことについてだ。それが私の見解だ」 ──ジャスティンが君よりも優れていると思う部分は何かあるかい? 「それについては考えたことがないけれど、つまり、彼は自分自身を大衆にさらけ出している。彼は私よりも自分を世間にさらけ出しているね」 ──ところでサッカーのワールドカップの決勝で、スペインがどこと対戦してほしいかい? 「相手が誰であれ、関係ない。私にとって重要なのは、スペインが勝つのを見ることだけだ」 ──先ほど、ジャスティンは最近のコメントで「一線を越えたかもしれない」と話していたね。君はオクタゴンの中ではいつも冷静で、沈着だ。このようなコメントや、それに煩わされることが、オクタゴンの中で感情的に変わらないようにするために、君はどのように計算し、評価しているんだい? 「完全に、キャリアを通じて、私はいつもそういった状況、つまり個人的なことやプロフェッショナルなことに変わる状況に直面してきた。しかし、私は常にそれらを管理し、個人的なことではあるけれど、常にプロフェッショナルであり続けることができた。私はこのような状況に対処する方法を知っていると信じているし、6月14日には、私が本来持っているプロフェッショナルな姿を見ることになるだろう。そして、それらの状況をプロフェッショナルな取り組みへと昇華させる方法を私は知っている」 ──個人的な状況や君が経験してきたすべてのことについて話してきたけれど、私たちは、さらに規律正しく、さらに計算され、さらにハードワークを重ね、まったく別のレベルに達したイリアを見る準備ができていると言えるかい? 「私が持っていたメンタル面、私が持っていたすべての自信は常に、自分がしてきたことすべてに対する信頼とマインドセットに基づいている。それが私をここまで連れてきてくれたし、今この時点に連れてくることができた。それが私のしてきたことすべてのベースになっている。これまで以上に集中し、精神的に強くなっている自分自身を見る気になるかどうかは分からないが、一つ言えることがある。それ以下になることはない。君たちが知っているイリアになるだろう」 ──そして、君のキャリアのスタートに戻ると、兄弟での戦い、君が経験してきたすべてのこと。そして今、歴史上最も重要なイベントのメインイベントにいる。このUFCのトップに立つことは、どのような気分だい? 「これらすべての一部であり、そのすべてを理解することは非常に感情的でエキサイティングだ。私はいつもこう言ってきた。『自分がどこから来たのかを知り、どこへ向かっているのかを知っていれば、素晴らしいことを成し遂げることができる』と。そして実際にこれを実行し、私が持っているすべての成果を手にし、このイベントに立ち、これのヘッドラインを飾り、これを私の兄弟、家族、チーム全体と始めたということは、ハードワークの成果だ。それは私をさらに幸せにし、より感謝の気持ちを抱かせる。これは私たちが一緒に成し遂げたことだ。チーム全体がここにいてくれることは、さらにやりがいがある。言っておくが、私たちがしてきたことすべては6月14日に最高潮に達する。そして6月14日の後、これはみんなにとっての祝福となるだろう。確実に勝利を祝うことになる」 ──そして、君が息子に教える最も価値のある教え、みんなに聞いてほしいと思う教えは何だい? 「私がいつも言っていたことだ。『規律、ハードワーク、謙虚さを通じて、この人生で何でも達成することができる』『人生は夢だ。だから夢が叶うまで夢を見続けなさい』」 ──この試合に至るまでのいくつかのインタビューで、「今回の試合はお金が問題ではない」と言っていたね。マービン・ハグラーの言葉から少し好奇心があるんだ。彼は「シルクのシーツで眠っているときに、朝早く起きるのはどんどん難しくなる」と言った。この時点までにこれほど多くのことを成し遂げたことを知りながら、どのようにしてその冷静さを保ち、早起きしてハードワークを続けているんだい? 「うーん、とても良い質問だ。もともと誰がこれを言ったのかは正確には知らないけれど、『シルクのシーツで眠っていると早起きするのが難しくなる』というのは、とても良いコメントだね。それは私がこれを愛しているという事実を物語っていると思う。そして、それは私が自分自身に設定した目標と、これをやっている理由についてだと思う。なぜなら、もし君が自分の目標や目的を物質的な所有物に基づいて設定するなら、それは空虚なものになってしまうからだ。しかし、もし君が自分のしていることを本当に愛しているなら、それは自分のしていることを愛していることの成果だと私に教えてくれる。私はいつも自分自身に目標を設定してきた。この試合は、そこで最高になるための自分自身との戦いだ。そして、それは私が自分のしていることを愛しており、喜びのためにそれをやっているということを示している」 ──地に足がついたチームについて少し話そう。ハビ、アレクサンドル、そしていつも君の周りにいるみんなについてだ。彼らは、こちらでよく言うように、君が地に足をつけて常に冷静さを保ち、常に物事に集中し、外からのノイズに邪魔されないようにするのを、どのように助けてくれているんだい? 「このチーム全体、私たちはみんな多くの試練や苦難を経験してきた。今日私たちが持っているものすべてを持っていなかった多くの状況を経験してきた。だから、私たちはみんな仕事の価値を正確に理解している。そして、物事を成し遂げるための規律とハードワークを持っている。しかし、私の個人的な人生でもプロフェッショナルな人生でも、私はいつも地に足をつけ、頭は星の中にある(夢を見ている)人間だったということをみんなが知っている。だから私はいつも夢を見続けてきたんだ」 ──土曜日のジャスティン・ゲイジー戦での勝利に対する君の自信は非常に明確だ。では、次のステップについて、何が次に待ち受けているかについて考えたことはあるかい? このような勝利の後、階級を上げてイスラム・マハチェフと対戦することや、あるいはコナー・マクレガーが戻ってきた今、彼がもうすぐ試合をすることを知っているから、彼と戦いたいと思うかなど。次は何が来るか、これについて考えたことはあるかい? 「あるよ。それについては考えていないと言ったが、繰り返しになるけれど、私は長い間、人々のドアを叩いてチャンスを得なければならないコンテンダー(挑戦者)の立場にいた。そして今、私は人々が欲しがるものを持っている人間の立場を勝ち取ったと思う。もしあなたがこれ(ベルト)を少しでも欲しいのなら、どうぞドアを叩いてくれ。私たちは君を待っている」 ──君の以前の試合、特に前回の試合では、視聴率を見ると非常に重要なサッカーの試合と比較されるほどだった。そして、このような試合とこれほど重要な瞬間、しかもワールドカップの期間中という中で、今回の試合はそのレベルの視聴率に達すると思うかい?(※日本対オランダ戦が日本時間6月15日午前5時~、スペインは15日25時に初戦) 「うーん、今回は異なるレベルの視聴率に達すると思う。特に、ジョージアやスペインのすべての人々、私を愛してくれるすべての人々のサポートを頼りにしているからだ。しかし、それでも私は自分の人生をこれに基づいてはいない。私をサポートし、愛してくれるすべての人々に、心の底から感謝を言いたい。サポートをありがとう。そして、そうではない人々にも。おい、人生を楽しんでくれ。うまくいくことを願っているよ」 ──人々は時々、君の無敗の台頭とこのスポーツにおける支配力を、ハビブ・ヌルマゴメドフのキャリアと比較することがある。そのような比較は意味があると思うかい? そして、もしオクタゴンでハビブと出会っていたら、その試合はどのような展開になっていたと思う? 「あの男をそっとしておいてやってくれ。彼はすでに引退しているんだ。どう展開したかって? 私には分からない。そして、私たちは決して知ることはないだろう。彼が戻ってくることは二度とないと思う。だから私はハビブに対して敬意しか持っていない。彼はUFC、そして彼のプロキャリア全体を通じて素晴らしい走りをみせた。だから今、彼について話す価値はないと思う」 [nextpage] ゲイジー「俺がこのようなパフォーマンスを披露できるのは、非常に根源的な場所に行くからだ。そこで思考を巡らせたり選択を行ったりしているわけじゃない。俺の身体がこれらの状況に(自然に)どう反応するか」 ──ジャスティン、君はこの試合に向けて、前回ステージを共にした記者会見に基づいて、イリアは時々感情的になりすぎること、そして他の男がそうしたときに相手を支配する力を持つことについて話していたね。この試合に至るまでのいくつかのコメントで、彼を感情的にさせることができたと感じているかい? 「そうだといいね。そう願っているよ。彼が非常にアグレッシブに攻めてくることを願っている」 ──記者会見でイリアを罵倒したり、本当に彼を怒らせてゲームプランから外れさせようとしたり、完全にそっちに傾くべきだ、と感じている部分は少しでもあるかい? それとも、それは君のキャラクターではないのかな? 「そうだね、それは違う。つまり、私は自分ではないものになろうとは絶対に思わない。ほとんどの場合、私はただの面白い男だ。自分ではかなり面白い男だと思っているよ」 ──多くのことは、文章で切り出されると、(フル)動画で見るときと違って、その文脈を理解するのが非常に難しくなる。君が言った「君のことも置いていくよ」というコメントを、彼がこれほど悪く受け止めたことに驚いたかい? それとも、おそらくそうなるだろうと予想していたかい? 「いや、つまり、繰り返しになるけれど、あのやり取りの動画は誰も見たことがない。誰もだ。引き出すことはできない。世に出ていないんだ。彼らはテキストだけを出した。だから私は冗談を言っていたんだ。面白いと思ったんだけどね」 ──君はこの試合で、他の選手たちがイリアに対してあまりやらないようなことをしなければならないと言っていた。それは前に出て、非常にアグレッシブになることだ。それがゲームプランなのか、それとも私たちに少しミスディレクションを与えているのかな? この試合での君の意図は正確には何だい? 「すべてがミスディレクション(目くらまし)だよ。試合前に自分のカードを見せるつもりは絶対にない。だから、お楽しみだね」 ──イリアのレジュメを見ると、君も最高の選手たちと戦ってきたわけだけど、彼がマックスやヴォルカノフスキー、そしてチャールズ・オリベイラをあのような形で破ったことについて。私たちが偉大だと考える名前の中で、君は彼をどこにランク付けする? 「彼は上の方にいるよ。つまり、彼のここ3試合は見事だった。彼は世界最高の一人だ。彼は今、世界最高だ。パウンド・フォー・パウンドのランキングでトップ2。2位に位置していると考えられている。そして、そうだね、これは私にとって巨大な任務、巨大な挑戦だ。私は大番狂わせを狙うアンダードッグだ。そして私はその挑戦が大好きだ」 ──奇妙な質問に聞こえるかもしれないが、君は今、オッズと自分がアンダードッグである事実について言及したね。君はここで自分をアンダードッグだと考えているかい? 彼を見て「これは挑戦だ、本当にベストを尽くさなければならない」と思うかい? それとも「この人々は私をあまりにも早く見限っている、彼らは私が知っていることを知らないのだ」と思うかい? 「彼は私をノックアウトした2人に勝っている。まあ、チャールズは私をノックアウトはしなかったけれど、チョークで仕留める前にほとんどノックアウトされかかっていた。つまり彼はそこにいるんだ、友よ。彼はそこにいる。私にとって巨大な挑戦だ。巨大な挑戦だが、私は自分をアンダードッグだとは思っていない。私は準備ができていると感じているし、この男に勝つ能力があると思っている。当然、自分に対するその自己信頼がなければ、私はこのステージにはいないし、このレベルの試合にはいないだろう」 ──ジャスティン、君のインタビューをいくつか見たけれど、多くの質問が「ホワイトハウスで戦うことに興奮しているか」「このイベントの規模についてどう思うか」といった周囲のことについてで、君は数回「今はこれについて感情はない。ただの通常のファイトウィークとすべてだ」と答えていた。君はまた「日曜日や月曜日に生きているとは思っていない」というようなフレーズも使っていた。これは途中で学んだことなのか、それとも昔からノイズをシャットアウトしてこのような状態だったのかい? 「つまり、私は学んできたんだ。もし危険が本物であることを理解し、信じていなければ、身体は根源的な(プライマルな)動きをしない。私は明らかに危険の中にいるし、危険は本物だ。だから私は自分にそう言い聞かせ、できる限りそれを信じ込ませる。そうすることで、身体が特別な場所へ行けるようにするんだ。これらの試合で、私がこのようなパフォーマンスを披露できるのは、私が非常に根源的な場所に行くからだ。そこで思考を巡らせたり、選択を行ったりしているわけではない。これがただの私自身であり、私の身体がこれらの状況にどう反応するかということなんだ」 ──君は試合の夜の先を見るのを好まないが、自分のキャリアを振り返ることはあるかい? あの無観客のアリーナで戦ったこと、ハビブと戦うためにアブダビへ行ったこと、パラマウントでのデビュー、マディソン・スクエア・ガーデン……事後にそれらを振り返ることはあるかい? 「そう、あるよ。ある。私はそれをレッスンのため、教訓のために使っている。繰り返さないためにね。繰り返しになるけれど、チャールズ・オリベイラ戦はホームだった。アリゾナでのホームフィールドアドバンテージがあった。私はすでに一度、ベルトをかけた戦いに失敗していた。それが2度目のチャンスだった。私はそれを強く望みすぎていた。何かを強く望めば望むほど、時に悪い結果になることがある。だから、そうだね、物事を必要以上に大きく考えてはいけないんだ」 ──それから、パディ戦の前のメディアデーで君が言ったことで印象に残っていることの一つは、彼が言っていることへの返答だった。「彼はタイトルマッチへのビルドアップや、この5ラウンドの試合への準備を経験したことがないが、自分は経験してきたし、何を期待すべきか分かっている」とね。ホワイトハウスでの屋外での試合、そしてダナ・ホワイトが言ったような、このイベントのスーパーボウル並みの数字に向けて、どのように準備をしてきた? なぜなら、君がこれを経験したことがないだけでなく、誰もこんなことを経験したことがないと思うからだ。 「そうだね、つまり、目の前にそれほどの危険があるときはいつでも、そんなことはどうでもよくなる。湿度が唯一の要因になるだろうね。私たちは汗をかくか、あるいはより熱くなる。だから私は自分を暑い環境に置くようにした。ワークアウトの前にサウナに入り、体温を上げた状態でワークアウトを行うか、あるいはワークアウトの途中でサウナに入り、本当に体温をピークまで上げて、その雰囲気の中でパフォーマンスをしなければならないようにした。私にできるのは、自分が置かれるであろう雰囲気を再現しようとすることだけだ。過去50年間の暦の情報をすべて見たところ、湿度は70から80%の間だと書かれていた。しかし、私はここ3、4日間ここにいて、自分が戦うことになる時間帯に外に出てみたけれど素晴らしかったよ。本当に素晴らしかった。サウナに比べれば何でもない」 ──この対戦を君がどう見ているか知りたいんだ。イリア・トプリアは自分のレガシーやベルト、その他すべてを守らなければならないため、より大きなプレッシャーがかかっていると思うかい? それとも、ホワイトハウスというお膝元で、自分の土地を守るアメリカ人である君の方にプレッシャーがあると思うかい? 「両方少しずつあると思う。彼が私のことについて話した方法や、私の能力を過小評価した方法によって、彼は本当に見事なパフォーマンスをしなければならないという窮地に自分を追い込んでしまった。さもなければ、たとえ彼が勝ったとしても、タフな試合になれば、彼は『自分と同じケージにいる資格がない』と言った男を相手にタフな試合をしたことになってしまう。だから、自分自身に『早く仕留めなければならない』という大きなプレッシャーをかけることになる。彼は『最初の2分間で仕留める』と言っている。でも、そうだね、大きなプレッシャーはある。この人生にはプレッシャーがつきものだ。私は、自分が皆さんの前に座って、これらすべての質問に答えなければならなくなるとは予想もしていなかった。私は自分の小さな故郷で、何もせずに、おそらく鉱山で働いているはずだったんだ。だから、この人生全体がクレイジーだし、多くのプレッシャーがあるけれど、私はプレッシャーが大好きだし、だからこそこの人生を選んだんだ」 ──色々とこじれてしまったことや、なされたコメント、そして君たちがしたフェイスオフなど、これらすべてのことが、今や単なるスポーツの対戦や、ただ戦う男たちという事実を超えてしまっていると思うかい? 日曜日までに、ホワイトハウスに着く頃には、少し個人的なものになりすぎてしまっているかもしれない、と。 「いや、つまり、君たちは私たちが互いを痛めつけ合おうとしていることを理解しなければならない。だから、それ以上に個人的なことはないんだ。言葉は何の意味も持たない。そして、なされた発言のどれも、6月14日に私がこの男とケージに入るときには、何の意味も持たなくなる」 ──『UFC Embedded』で、君がFBI本部でトレーニングしているのを見たよ。それはどんな感じだった? 「ああ、クールだったよ。今週はずっとそこでワークアウトしている。彼らはナイスで小さなジムを持っていて、完璧だ」 ──イリアが自分自身に対して超高い基準を設定しているという話に戻るけれど、彼が言っていること、例えば「最初の2分以内に君を仕留めることに疑いの余地はない」と言ったことについて。君が負けた試合でさえ、誰も君にそんなことをしたことはないし、相手にとって決して簡単な試合ではなかった。彼は、たとえ試合が彼の思い通りに進んだとしても、君がそこで見せる抵抗という要素を見落としているのではないだろうか? 誰も君にそんなことはできていないのだから。 「ああ、彼は私について何度も間違ってきた。彼が、私が パディ・ピンブレットと戦うと聞いたとき、私にはゼロのチャンスしかないと言っていたのを耳にしたけれど、私は間違いなくあの試合に勝った。そして、そうだね、彼が何を考えているのか、なぜ彼がそのように考えるのかは分からない。しかし、これはクレイジーなスポーツだ。彼が最初の2分間で私をノックアウトする可能性は間違いなくある。それは彼が私よりそれほど優れているからではなく、このスポーツがとてつもなくクレイジーで、何でも起こり得るからだ」 ──それが君たちの違いなのだろうか? 君はいつも、そこに入る前に「最悪の結果を受け入れている」と言っており、「それが自分の望むように戦うことを可能にしている」と。それは彼がまだ経験したことがなく、その方法を知らないことなのだろうか? 「つまり、彼は自分のやり方で成功を収めてきた。私たちはみんな違う。誰もこれに同じようにはアプローチしない。これはクレイジーな人生だ。そして、そうだね、繰り返しになるけれど、彼は自分を窮地に追い込んでしまった。なぜなら、私たちが2ラウンドに進んだとき、彼はどうやって自分自身にそれを言い訳するんだい? 3ラウンドに進んで、彼が血を流しているとき、彼の頭の中ではすでに終わっているはずだったのに、どうやって自分に言い訳をするんだい? 私は期待を持ってそこには入らない。私は25分間の戦争を想定しているし、深く掘り下げて多くの逆境を乗り越えなければならないと想定している。そして私はその準備ができている」 ──君が最も誇りに思っている記録の一つは、「UFCの最初の7試合で9回のボーナスを獲得したことだ」と言っていたね。今大会のカードにはジョシュ・ホキットという男がいて、3試合で4回のボーナスを獲得している。彼が君の記録を脅かすのではないかと心配しているかい? 「彼は順調だね。軌道に乗っている。3試合で4回。ああ、彼はすぐそこにいる。彼は次の4試合のうち、もう一回ダブルボーナスを必要としているね」 ──ジャスティン、君がキャリアにおける特定の試合で持っていたアドバンテージの一つは、感情を交えずに試合に臨む能力だったと思う。しかし、オーバルオフィス(大統領執務室)で準備を整え、アメリカの国旗を持ってホワイトハウスの芝生を歩いていくとき、自分自身に「この試合に向かうときの自分の感情はどうなるだろうか」と問いかける必要さえあったかい? 「いや、それほどでもない。私はコントロールできているだろう。私はその場に存在する。私はそれを気に入るだろう。そこにすべての軍関係者がいるのを見るのは素晴らしいことだろう。しかし、私は自分をひどく痛めつけようとしている男を相手にケージに入っていくんだ。だから、それらのことはどれも大して重要ではない」 ──これについてはあまり言うことがないかもしれないが、スポーツが時々このようになるのは奇妙なことだ。君は少し運命を信じ始めることはあるかい? 君は最初の試合が屋外だったと話していたね。今回の試合も屋外だ。これは君が文句なしのチャンピオンシップ(正規王座)を獲得するチャンスだ。それがホワイトハウスで起きている。一人のアメリカ人として「運命がこれに関与している」と信じ始めることはあるかい? それとも、そういうものとは一切関わらない? 「私の運命は、自分の行動を通じて人々にインスピレーションを与えることだと思う。自分が他の誰よりも何かに値するとは思っていない。自分が他の誰よりも優れているとは思っていない。神に選ばれたとも思っていない。私はこれらの機会と、この人生と、チャンスに対して常に神に感謝しているし、可能な限り最善の方法で使われることを求めている。もしそれが、負けることであり、それでも人生は続いていくこと、そしてまだ幸せになりたい、生きたいという願望を持てることを人々に示すことであるなら、それでも構わない。それを受け入れるよ。何であれね。でも私は自分が優れているとも、何かに値するとも思っていない。私は人々に、どうやって責任を持ち、プレッシャーの中で発揮するかを示すためにここに置かれたのだと思っている」 ──君はアンダードッグだと言及したね。ここ数日、インターネット上で出回っているけれど、アルマン・ツァルキヤンが君の勝利に100万ドルの賭けをしたそうだ。君に対する彼の信頼の表明について、どう思うかい? 「自分自身とこの試合以外の外部のことについては、何の考えもないよ。ありがとう。そういうことを心配するわけにはいかないんだ」 ──君はすでにレジェンドだ。殿堂入りするだろう。多くの人々がこのスポーツで決して達成できなかった多くのことを成し遂げてきた。現在このような伝説的な走りをみせており、イリアが成し遂げてきたことをしてきた人物に対する勝利は、この全体の事柄の中で、君をどこに位置づけると思うかい? 「そうだね、それは間違いなく、私が最もエキサイティングで、最も一貫性があり、かつこのケージに足を踏み入れた中で最も伝説的なファイターの一人であることを完全に固めることになると思う。私は最初からこのスポーツの大ファンだった。みんなのキャリアを見てきたし、みんなのストーリーを見てきた。そして、そうだね、私のストーリーはそのトップに位置することになると思う。これは映画にする価値があるよ」 ──ジャスティン。君が最後に強力なストライカーと戦ったのは、ラファエル・フィジエフと2回戦い、ダスティン・ポイエーと戦ったことだった。君はこれら3つの試合で非常に良い仕事をした。私の質問はシンプルだ。これは人々が思っていたよりも良いマッチアップの組み合わせだと思うかい? なぜなら、過去にこの階級でノックアウトされたり、ノックダウンされたりしたこともあるからだ。アナリストや世界の評論家たちが言っていたよりも、君にとって良いマッチアップだと思うかい? 「つまり、もし私のファイトスタイルを表現しなければならないとしたら、それはストライキングになるだろうし、今回の相手は間違いなくストライキング重視の相手だ。ハビブやチャールズ・オリベイラとは対照的にね。だから、私がチャンピオンシップマッチに臨んだ過去2回に比べれば、私にとってより良いマッチアップだと思う」 ──そして、もしマックス・ホロウェイ戦の時のように、最後の10秒間でケージ中央を指してきたら、君はどう対処する? オクタゴンの中央で彼と向き合うかい? 「私は彼の行動に基づいていかなる決定も下すつもりはない。私は自分の戦いをし、コーチのゲームプランに従う。私たちはこの12週間、警戒を怠らずにこの男とその傾向を研究してきた。私はそこに入り、完璧にやってのけるつもりだ」
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