2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』の前日計量&記者会見が、23日(土)都内にて13:00より行われた。
第16試合のスーパーファイトK-1ウェルター級3分3R・延長1Rで対戦する、木村“フィリップ”ミノル(K-1ジム五反田チームキングス/第6代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者)は67.4kg、ジョーダン・バルディノッチ(イタリア)はリミットちょうどの67.5kgでそれぞれ計量をパス。
計量後の会見でジョーダンは「ここにいることを誇りに思います。素晴らしい選手と戦えることを嬉しく思います。自分の力を出したい」と紳士的な態度で挨拶。
一方の木村は「順調に仕上がって、明日のリングでは漫画や映画で見るような迫力あるKOが見られると思います。風圧で倒せるくらいのパワーを身に着けてきたので楽しみにしていてください」と不敵な笑みを浮かべる。
それを聞いたジョーダンは「木村のパンチの強さは知っているが、それに負けないくらいの試合になる。対抗していきたい。激しい試合になる。それをぜひ見てください」と、木村の強打に対抗すると話す。その手段については「明日の試合を見てください」とした。
また、木村はテレビ番組の企画で亀田3兄弟を育てた亀田史郎氏からパンチを教わったというエピソードについて聞かれ「練習を見てもらって楽しかったし、いい感覚を教えてもらいました。前にパンチングマシーンで測った時は300kgだったけど、3150kgって数字が出て」と、3000kgを超えるパンチ力が付いたと笑う。
続けて「一番は、明日の試合はイタリア人選手との試合で、僕もブラジルとイタリアの血が入っていて、育ちは違うけれど血は似たような伝統を感じるので、彼の国でもブラジルでも話題になる試合をしたい。それがやりたいことです」と、両国に自分の活躍を届けたいと語った。